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lily1996

lily1996のレビュー・評価・感想

新聞記者
9

内閣と新聞記者

日本の政治界では、無名の中堅議員や秘書がよく捕まるニュースを頻繁に目にします。
自民党派閥の裏金問題では、自民党安部派の約90人が裏金を受けとったのにもかかわらず、いざ蓋を開けてみると逮捕されたのは全国的には無名の中堅議員だけです。検察は大物政治家を誰も逮捕・起訴せずに捜査を打ち切る可能性が高いとされています。そんな世の中だからこそこの映画を見てほしい。

本作はシム・ウンギョンさん演じるアメリカで育った東都新聞の記者・吉岡と、松坂桃李さん演じる内閣情報調査室、いわゆる内調の官僚・杉原の2人の視点をメインとして描かれています。
吉岡演じるシム・ウンギョンさんは日本語に少し初々しさを感じます。それが日本の文化に染まっていない方からみる日本の政治界のおかしさを際立たせており、私たちも考えざるをえなくなります。
吉岡は新聞記者として仕事を全うしようと、内閣による大学新設計画の真相を究明すべく調査を始めます。

杉原は自身の信念とは裏腹に、現政権に都合の悪いニュースをコントロールする現在の任務との間で葛藤しています。
杉原は外務省時代の尊敬している上司・神崎がビルの屋上から飛び降りてしまった事件を機に、杉原は吉岡と共に大学新設計画の真相を追うこととなります。
大学建設計画と表向きでは公表していましたが、裏では政府のよからぬ思惑が渦巻いていたのでした。

来る(映画) / It Comes
8

人間関係の深層心理を描いた傑作!

この映画は、ドロドロした人間関係の描写が好きな方にオススメ出来る作品です!

主人公の田原秀樹は、新婚ホヤホヤで一人娘を溺愛しています。
これからの生活に胸をふくらませていましたが、突然身の回りで怪異現象が次々と起こり始めます。不安になりながらも、友人のつてを頼りオカルトライターである野崎に相談することが出来ました。早速野崎は、日本最強の霊媒師である琴子の妹である真琴と調査を開始します。

見所ポイント

1. 人間関係の描写
この映画、ジャンルは怪異現象によるホラーとなっていますが、とにかくドロドロした人間関係の描写が凄まじいです!登場人物のほとんどがクズと言っても過言ではありません。
人間誰しも、苦手だったり嫌いな人っていると思います。ですが、その人たちに面と向かって文句や自分の意見を言う人はかなり少ないですよね。この映画は、そういった人間のエゴの部分も含めて、面と向かって言い合ったり影で第三者が罵るシーンが非常に多いです。

2. 原作と比べて進化している怪異現象
この映画は小説が原作となっています。気になる人は1度小説も読んで欲しいのですが、怪異現象の元になっている怪物の進化がとてつもないです。特に映画の終盤で行われるお祓いのシーンでは、その差が如実に現れており、周りへの被害の規模が尋常ではありません。

テニスの王子様 / テニプリ / The Prince of Tennis / 新テニスの王子様
10

テニスの王子様(アニメ)

テニスの王子様はマンガをもとに2001年10月にアニメ化しています。おもに青春学園、不動峰、聖ルドルフ、氷帝学園、六角中、立海大附属中の男子中学生たちがテニス部で活躍している、青春が詰まった物語です。主人公の越前リョーマたちの試合をはじめ、展開が熱く描かれており、視聴者を惹き付けます。また、視聴者を楽しませるためのアニメオリジナルストーリーである「ボウリングの王子様」や「ビリヤードの王子様」もありました。さらに、アメリカの少年たちと試合があったジュニア選抜大会もありました。テニスの王子様のアニメは本編とオリジナルストーリーと合わせて見出すと止まらなくなること間違いなしです。そして、再び最初から観たくなります。
青春学園テニス部の部長の手塚国光、氷帝学園テニス部の部長の跡部景吾、立海大附属中テニス部の部長の真田弦一郎の他校の生徒同士で、過去にあった話が興味を引きつけます。今記述した三人と、主人公の越前リョーマとの絡みも注目のアニメです。
テニスの王子様は、青春学園をはじめ、他校の中学男子テニス部の部員同士の友情にも目が離せなくなるアニメなのでオススメ致します。人生で行き詰まりを感じたときに観ると元気が出て来ます。