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kne0130dz5のレビュー・評価・感想

世界から猫が消えたなら / If Cats Disappeared from the World
8

人が死ぬということ。

自分の寿命と引き換えに世界から何かを消せと言われたら、私なら何を消すだろうと見ている間、考えました。「僕」は電話をまず、消していましたが、電話って結構大事じゃない?と思います。まあ、大事な何かを消せって悪魔に言われていたので、それが最初におもいうかんだのかもしれません。でも、さすが悪魔、ものを消すとそれにまつわる思い出も消えるってことを最初に教えてなくて、ずるいと思いました。それなら、最初に電話を選ばなかっただろうになと思います。
この悪魔も「僕」も、同じ佐藤健さんが演じていて、健ファンにはうれしい限りです。悪魔という人間じゃない役も佐藤さんはよく似合うなと思いました。あと、きゃべつがかわいいです。ただ、そこにいるだけでかわいいし、「僕」とのきずなを感じました。私自身は猫は飼っていないのですが、猫を飼っている友人は号泣していました。自分の命を延ばせたとしても、猫は消せない、その通りだと思います。
最後にはみんなが「僕」のことを思い出してくれていて、よかったです。若くして人が亡くなるのは悲しいことですが、人が亡くなってもその人の思い出は消えないんだなと涙が出てきました。原作小説もあるようなので、そちらも読みたいと思います。

約束のネバーランド / 約ネバ / ネバラン / The Promised Neverland
10

このハラハラにきみはもう目を離せない

この作品は、生まれてこの方親がいない孤児院というのがコンセプトとなっています。そこのママことシスタークローネの下で、たくさんの子供たちが毎日楽しく生活をしていました。そこでもとびぬけて、ほかの子供たちよりもひと際目立つ3人が物語のキーパーソンとなっています。一人目はみんなのお姉さん、主人公のエマ、2人目は、誰もが認める天才ノーマン、3人目は謎の多き少年レイです。この孤児院では一人一人、買い取り先の親が見つかるとその孤児院からでて外の世界で暮らせます。それをみんなは悲しがることなく楽しみに毎日を過ごすのでした。しかしあるとき、コニーという一人の少女の親が決まり、荷物を持ち門の外へ向かうのを見送るママと少年少女たち。その時、コニーがいつも手にしていた人形を見つけた主人公のエマ。それを届けに行こうと門の外へ向かうコニーのもとへと向かいます。すると、そこにいたのは無残にも死んでしまっているコニーの姿、そしていやな気配を感じすぐさま身を隠すエマ。なんとそこには今まで見たこともない、悪魔のような存在、”鬼”の姿がありました。何とか見つかることなく、やり過ごせたエマ。そこで気付いてしまう。この孤児院を出てしまうと全員死んでしまう。そこで、エマはこの孤児院(グレイスフィールド)からの脱獄を決意するのであった。そこで立ちはだかるは最強、最愛のママ。果たしてエマたちは、ノーマン、レイその他多くの子供たちとともに外の世界に逃げることは出来るのか。そして外の世界でエマを待ち受けるものは何なのか。ハラハラしながらも続きが気になってしまい、目が離せないとても面白い作品となっています。