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kazu_kingdom9のレビュー・評価・感想

吉田拓郎
10

フォークに留まらない大御所

吉田拓郎は今さら説明の要らない大御所のミュージシャンです。その出発点はいわゆるフォークソングで、デビューして数年後に「結婚しようよ」が大ヒット。その頃のニックネームは「フォークの貴公子」でした。しかし、拓郎はその枠に留まらず、その数年後には演歌の若き大スターの森進一に「襟裳岬」を作曲。この曲はビッグヒットしてレコード大賞を取りました。その後も由紀さおり、キャンディーズ、太田裕美、石野真子、かまやつひろし、梓みちよ等々に曲を提供してヒットさせると同時に、自らもアルバムを次々とリリースしていきました。さらに五十代になってからはKinKi Kidsとともに「ラブラブ愛してる」という番組の司会を務め、その縁でKinKi Kidsのために「全部抱きしめて」を提供してビッグヒットとなりました。彼らにギターを教えたことにより、KinKi Kidsの2人は作曲なども行うようになり、「愛のカタマリ」をヒットさせたのも印象的でした。拓郎の魅力は、いわゆる「拓郎節」と言われる独特な旋律にあります。それは哀愁を感じさせ、彼独特のサウンドとなって多くのファンを獲得してきました。さらに、拓郎は字余りの歌詞を曲に乗せるということを初期から行い、独特な世界を作ってきたのです。これも彼の大きな特徴であり、個性だと言えるでしょう。また、いわゆるコンサートツアーを最初に行ったのが拓郎なのです。そういう意味でも彼は開拓者だったと言えます。

GRANRODEO / グランロデオ
10

夢中になれる要素

2005年11月23日発売のGo For It!でデビューしたヴォーカルのKISHOW(声優 谷山紀章)とギターのe-ZUKAの二人で構成されるユニットです。
他にサポートメンバーとして有名なのはベースの滝田イサムとドラムの長井VAL一郎(現在はSHiN)で活動しています。
もともと、KISHOWとe-ZUKAはキャラクターソングで仕事を共にしていましたが、そこからの派生でロックミュージックの楽曲をリリースしています。
代表的な楽曲は黒子のバスケ1期のOPである「Can Do」です。
キャッチーな曲調と覚えやすい曲名に、ライブでも必ずと言っていいほど歌われている曲です。
耳に残る歌詞と曲調とKISHOWの歌声がいつまでも頭の中に響いて離れない為一度聞いてしまったら何度も聞きたくなるいわゆるスルメのように何度でも味わえる曲がたくさんあります。
またライブでの振り付けやコール&レスポンスは楽曲一つ一つで違いますし、依然行われたデビュー10周年のコンサートでは水着席を作り会場を盛り上げているので観客と一体感があるユニットだと思います。
またPVがない楽曲をファン投票で人気があった曲のPVを作ったり、ニューシングルの楽曲が出たらその楽曲をフルでYouTubeにて配信したり過去にあったライブも配信したりといかにファンを楽しませるかを考えてくれている為特に夢中になれるユニットだと思います。

黒か白か
10

盛り上がる展開にドキドキ!

お互いに俳優として活躍しているシゲと慎ですが、だんだん評価を上げていく慎に対して自分から離れていってしまうかもしれないという不安に駆られてしまうシゲの不器用さが愛らしくて、愛おしいです。俳優として早い段階から世間に認められてきたシゲは、ずっと芽が出なかった慎の才能を信じて世間から認められつつある慎がとても誇らしく思うのと同時に、二人ともが有名になってしまったら交際を続けるなんて無理だというジレンマに陥ってしまいます。自分のことよりも慎のことを何より一番に考えるシゲの男らしさ、しかし慎のことになると少し女々しくなってしまうところもとてもかわいいと思います。今は3巻まで発売していますが、最初はとても仲が良くただ一緒にいられるだけで幸せそうにしていた二人でしたが、体を重ねたところからシゲの中で欲が出てきてもっと自分のモノにしたいという願望が自分の中だけで抑えきれず慎に対しても、そして慎と仲良くしている周りの人に対してもその独占欲をわかりやすく示してしまっているところがとてもかわいらしいなと思う反面、とてもぞくぞくします。BL作品ということで少し嫌悪感を持つ方もいるかもしれませんが、シゲのまっすぐな気持ちや慎の素直さは一般的な少女漫画とあまり変わらず見ていてもとてもほっこりします。