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kazu-1220のレビュー・評価・感想

ジオストーム / Geostorm
7

天気を操るって

世界に終わりが来るかもって映画はよくあります。
2012とかの終末観もすごかったけど、この映画の異常気象の映像もなかなかよかったです。
環境破壊がその原因だし、結構リアリティがあることなのかもしれません。
てか、そんな世界になったら日本なんてすぐ沈没だろうなと思いました。
でも、それを解決するために取る手段が天気を操っちゃおうぜって、それはいいことですか。
今まで地球に手を出しすぎてこんなことになったのに、また科学を使って天気を操るとか、ワンピースでもアラバスタ編で天気を操ることの弊害をいっていたのに、それは常識じゃないのかなとちょっと違和感を感じました。
そして、その天気を操る衛星が暴走して、それを止めなきゃってほんとバカな話です。
予告とか見てると天災かと思ったけど人災でしたねって感じです。
でも、バカなアクション映画としておもしろいものでした。
アルマゲドンは、自己犠牲で地球を救ったけど、この映画では死なないし、見た後、嫌な気持ちにもならないです。実は、環境問題以外にも、政治とか国際協調とかいろんな話が詰め込まれている作品です。
その割には、そんなに長くないし、いろいろつっこみながら、楽しめた映画でした。

ダーウィンズゲーム
9

ダーウィンズゲームがおすすめできる理由

原作未読で、アニメ視聴のみのため、半グレのようなクランである「エイス」を打倒するまでの感想となります。
本作は、平凡な主人公が、非日常な苦境になし崩し的に巻き込まれていき、可愛い女子達に囲まれつつ難敵を打倒していくという、まさに青少年向け娯楽の王道を行く作品です。
このシチュエーション、この展開が嫌いな方もいるでしょうが、展開の速さや、作中の様々なギミックに魅了されていくと思います。また、素人目に見て、アニメの作画レベルも高いように感じました。
スマホゲームと、現実がリンクしており、各登場人物に与えられた特殊能力(シギル)を駆使して、現実世界で本当の殺し合いをしていくストーリーとなっております。また、ゲームマスター的な存在に与えられるイベントを、仲間と協力してクリアしていく事にもなります。
ある意味、ソシャゲ好きな方にとっては、本当の殺し合い以外の部分については、いつか実現してほしいゲームではないでしょうか。
そんな状況で、「平凡な」主人公であるカナメが、友人の死を乗り越え、戦いの中で得た仲間たちと共に、圧倒的な悪と対峙し、知恵と勇気を振り絞ります。
入口をスマホゲームにした事で、ひょっとしたら実現される世界なのかもという感覚もあり、物語への没入感は高いと思います。
難しいことを考えずに楽しめる作品です。

君の膵臓をたべたい / キミスイ / I Want to Eat Your Pancreas / Let Me Eat Your Pancreas
6

映画『君の膵臓を食べたい』を観ての感想

『映画 君の膵臓を食べたい』は、とても人の命について考えさせられる作品でした。人間の命は有限であることを改めて感じました。だから私もこの残りの人生をどのように日々生きるかが大事であるということを思いました。膵臓の病気で余命が少ない山内桜良とクラスで友達がいない地味な生徒である僕(志賀春樹)が共にお互いのことを次第にわかりあっていく作品でした。そしてお互いの友情が芽生えていく物語でした。それが分かるのが山内桜良が主人公である僕に対する呼び方です。はじめは、「地味なクラスメイトくん」でしたが、途中から「春樹」と名前で呼ぶことから親近感を持ち始めたことが伝わってきます。
そしてクラスで一番人気者の桜良はいつも誰かと繋がっていないと不安という弱さがあり、クラスで一番地味で根暗キャラの僕に関心を持つことになります。桜良の死後、涙を流す僕の姿からは、両者がお互いの足りない部分を認め合える関係であったことに気付かされました。他者にあまり興味がない僕が、初めて感情をあらわにしたシーンもありました。桜良は、事件にあって亡くなってしまいますが、その後の僕は国語の先生になり、図書館整理担当をしている際に桜良との出会いを現在の生徒にも語っている場面は、今でも桜良のことを思い続けているんだなと思いました。