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kayaxxm5のレビュー・評価・感想

ONE PIECE / ワンピース
10

ONE PIECEの感想レビュー

尾田栄一郎による王道少年漫画。週刊少年ジャンプにて連載中。
世は大海賊時代。海賊王ゴールド・ロジャーが残したひとつなぎの大秘宝「ワンピース」を目指し海賊が蔓延る世界が物語の舞台である。
ゴムゴムの実を食べてゴム人間となった少年モンキー・D・ルフィも海賊王を目指す少年の一人。
憧れの海賊シャンクスから譲り受けた麦わら帽子をトレードマークに海賊王となるべく仲間を増やしながらワンピースを目指し航海をしていく。
ルフィ率いる麦わらの一味をはじめとして数々の海賊や海軍、王下七武海、四皇、革命軍、世界政府など様々な組織・立場のキャラクターが各々の信念を元にルフィの前に立ちはだかる。
味方はもちろん敵の過去なども描かれ各キャラクターの魅力を深めている。
またルフィのゴムゴムの実をはじめとした悪魔の実の能力者同士の戦闘シーンはとても迫力があり、ただの力比べや根性論のバトルではなく能力の特徴や相性などが影響するため毎回どうやって勝つのかワクワクする。
さらに何といっても世界観が壮大で設定が緻密に組まれている為、読んでいるうちに物語にどんどん引き込まれていく。
自分自身も麦わらの一味となって一緒に冒険し、ワンピースの世界の謎を明かしていく気分になれる作品です。

愛を積むひと
8

北海道の景色が素晴らしい!そして夫婦の思いやりの大切さを再認識させてくれる映画。

リタイアした夫婦が北海道へと移住してきてからの話だが、その住む家のロケーションが素晴らしいです。まわりを見渡す限り建物は無く、遠くには山々が連なり草原に囲まれた一軒家で二人は暮らしていきます。実際に暮らすのはちょっと怖いかも?と思わせるくらいの立地条件ですが、風景の素晴らしさがそれを吹き飛ばしてくれます。その家の庭に石塀を自分で作っていくことがストーリーの芯になっているので、庭も含めてその自然を楽しむことができるのがこの映画の一番の醍醐味だと思います。
そして、夫婦のお互いの思いやりについていろいろな角度から考えさせられる映画でもあります。妻が病気になって死期が近づいていることを夫に隠して、夫には心配をかけずに楽しく過ごしてもらいたいと願うのですが、本当にそのことは正しいのか。。。映画を観る人は何度も自問自答することになると思います。妻が亡くなった後も、妻の思いやりはまだまだ続きます。どこまでも強い妻の愛情に、感動です。
ただ残念だった点は脇役の演技力の差が大きかったことです。ベテラン勢の存在感はさすがと言うしかありませんでしたが、青年役の方など若手の出演者の中には演技力が残念としか言えない場面も多かったです。

男はつらいよ 私の寅さん
10

いつもと逆

いつもと逆で、とらやの面々が旅行をし、寅さんが留守番するという珍しい展開があり、とてもおもしろいです。
寅さんはいつもは家族に行き先も告げずに旅をして、心配かけているのに、自分が留守番の時は、早く連絡よこせとか、ほんと子どもっぽくて勝手な人だなあと思います。
まあ、その人間臭いところがいいところですし、みんな帰ってくるころには、飯の用意をしたり、風呂を沸かしておいてあげたり、すごく気がきいてて、いい人だなと思いました。
こういうことするから、憎めないのだと思います。
マドンナは岸恵子さんで、画家の役です。画家で、自分をもってて、おしとやかとかそういう感じの人ではないけど、華やかではっきりしていて寅さんも気に入ります。
早々とライバル登場かなと思いきや、金持ちで嫌な奴なのという岸さんはかっこよかったです。
寅さんとも仲の良い友達でしたが、恋愛感情をもたれたら困ると結構はっきりとふられてしまい、かわいそうでした。
まあ、仕方ないですけど。
寅さんは恋のことで寝込んだり、実は繊細な人だなと思いました。
寅さんの昔の友達も出てきて、昔の寅さんの話も聞けました。音楽の先生のエピソードはとてもよかったと思います。
とてもおもしろかったです。

少女☆歌劇 レヴュースタァライト
9

9人の舞台少女たちの運命がすごい

ミュージカルとアニメーションが相互にリンクし展開していく新感覚ライブエンターテイメントと銘打たれて誕生し2017年4月30日に発売された。
原作がミュージカルという新しい形が魅力であり、主要キャストたちはその他に展開しているアニメやゲーム作品でもその役を演じているため、キャラクターとキャストのシンクロ率が高い。
物語の舞台である国内有数の演劇学校聖翔学園に通うスタァを目指す9人の舞台少女たちがメインキャラクターだ。
1人ずつの夢への想いと成長が描かれておりそれぞれに魅力的だ。
この聖翔学園で行われる聖翔祭での演目こそが古くから愛される戯曲スタァライト。
3年間上演することでその演目を洗礼させていく伝統があり、2年目の準備を始めていたところから物語は始まる。
主人公愛城華恋はイギリスからの転校生である幼馴染と再会を果たし、レヴューオーディションと出会う。
そこでは選ばれた少女たちだけがキラめきをかけて壮絶な決闘を繰り広げていた。
学院内での少女らしい可愛らしさや青春の様子もあるが、舞台での夢に向かうひたむきさと一途な強い想い、たった1つのポジションゼロを目指し頂点へと上り詰めようとする姿はこれまでの日常系作品やアイドル作品とは異なる力強さがある。
その一人ずつがもつ強さがとにかく見るものを魅せつける。
それぞれのストーリーに歌、舞い、踊りとどれも素晴らしい。
舞台少女たちは何を手にし、何処に辿り着き、どんな運命と出会うのかぜひ見て欲しい。

Apex Legends / エーペックスレジェンズ
8

Apex Legends

Apex Legendsはバトルロワイアル形式のFPSゲームとなります。
国内のFPSではかなり人気の高いゲームとなっており、このゲームの最大の特徴は爽快感にあると考えております。
従来のバトルロワイアルは激しい動きをする物が無かったのですが、Apexでは激しいアクションが可能となっており、バトルの展開が速く、バトルロワイアルにありがちな慎重に行動して敵と遭遇せずに退屈してしまうような事があまりありません。
ただ、激しい操作が出来る分操作が難しく、FPS初心者の方などは一方的に撃たれてやられてしまうような場面も多いと思いますので、FPS初心者の方には少しハードルが高いかもしれないですが「バトルロワイアルは面白いと思うけどなにか物足りないなぁ」と感じる方にお勧めできる作品です。

また、バトルロワイアルでは珍しい、ストーリーが存在するゲームとなっており、操作できるキャラ一人ひとりに設定があったり、バトルマップも“氷のエリアはある事件が起こり地形が変化した”などの細かい設定が色々とあるので、世界観や設定を調べているだけでも楽しい作品なので「世界観重視のバトルロワイアルをやりたい」という方にもお勧めです。

水曜どうでしょう~大泉洋のホラ話~
8

水どうファンにはたまらない内容

人気番組、「水曜どうでしょう(以下、水どう)」で、旅の途中に大泉さんが語ったホラ話が劇画調で漫画化されています。
(ちなみに劇画調は大泉さんご本人の希望だとか!)

「水どう」中では1分たらずしか放送されていない、短いホラ話も、ちゃんと物語として構成されています。そのため、読んでいて楽しめる内容です。
「水どう」ファンの夫と一緒に読み、大泉さんのホラ話にはこんなストーリーがあったのか…!と声を出して笑いました。

この漫画では、ストーリー以外にもファンにはたまらない内容があります。それは、漫画に出てくるキャラクターの中に、ミスター、藤やん、うれしーの顔をした人達が出てくることです。また、全ての話では無いですが「TEAM NACKS」のメンバーも所々に登場しています。漫画の細部まで、何度も楽しんで探すことができます。NACKSが出てくることは想定していなかったので、初めて気が付いたときは大興奮でした!
漫画のホラ話は、「水どう」のどこに出てきた話か、しっかりと出典が明記してあります。この出典をもとに、もう一度「水どう」のホラ話部分を見返すのもおススメです。

これからも大泉さんのホラ話がどんどん増えていって欲しいな、と思わせる漫画でした。