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ikhr-29316のレビュー・評価・感想

チェンソーマン / Chainsaw Man
10

想像の限界を超える!

「心と感情が切り離された」。そう思った。

考察も推理も、何も要らない。なぜなら想像するだけ無駄なのだから。それが『チェンソーマン』という作品を愛す理由。
それは想像だけで臨死体験の様な気持ちを味わえるから。

まず私は、自分のことを「反芻思考の強い残念な性格にして、社会的にも“ただの肉体労働者”としか見られない程度の底辺な存在」と思っていて、大人になればなる程『ジャンプ』が嫌いになった。
「友情?クソだ。ジャンプは子供か勝ち組の大人が読めばいい」。私は29歳にしてここまで捻くれていた。

職場の後輩がTSUTAYA書店で買った『チェンソーマン』。それが私とこの作品との出会いだった。
私もなぜか読んだ。気付いたら7巻まで一気に買って読んでいた。読んだ感想は…。
「私は何を読んだんだ?あれ?」「友情?愛情?熱血?」「私が想像してたジャンプとは?」
頭がめちゃくちゃになった。
でも、ひとつだけわかった。この作品は愛に溢れたサイコパスだと。
心と感情を切り離す。泣きながら笑いつつ、殴りながら愛を歌うような、感情の支離滅裂さ。

あまりに意味不明過ぎた作品だったので、前作『ファイアパンチ』も全巻買って読んだ。
ーーうん。やっぱりイカれてる。
『ジャンプ』で、あの『ジャンプ』で、ですよ。

『ジャンプ』はここまで変化を求めていたのか。
そして、読者がここまでの変化を求めていた事に最高の拍手をしたい。

サイコパスは、芸術的なのかもしれない。そう思う作品。

黒子のバスケ / 黒バス / Kuroko's Basketball
10

黒子のバスケで人生変わりました。

黒子のバスケとは、誠凛高校バスケ部に在籍する主人公・黒子テツヤとエース火神大我が中学生時代、キセキの世代と呼ばれていた5人のメンバーに立ち向かう話である。
黒子のバスケが流行っていたのは、私が高校生の頃でした。
丁度アニメが始まった頃で、世の中の女子中高生を中心に流行っていきました。
当時、私も周りが黒子のバスケの話で盛り上がっていたためアニメを録画して見ていましたが、全く興味が沸かず流し見していました。
しかし、ある1人のキャラに一目惚れをしてしまいました。
それは、キセキの世代のエース「青峰大輝」くんです!
物語では黒子の光と呼ばれているのは火神ですが、青峰は中学生時代の黒子の光であり一番の親友でした。
しかし、現在は中学生時代のようなバスケへの情熱がなく常に練習をサボっている、いわばグレている状態でした。
何故、青峰のバスケ熱が冷めてしまったかというと、日に日にバスケの才能が開花する青峰を前に他の選手が「青峰には到底勝てない」と戦意を喪失してしまう状態になったからです。
常に自分と対等に戦える相手を求めていた青峰は、他の選手の姿を見て戦う意思が無くなり、遂には「オレに勝てるのはオレだけだ」と明言を残すまでに至りました。
しかし、どこかしら黒子を気遣う姿とかもありとにかく魅力的なキャラです。