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hajime_kuri9のレビュー・評価・感想

シャークネード
8

恐怖のサメ映画!ハリケーンと共に “奴ら”は現れた…飛ぶ! 喰らう! そして舞い上がる! 奴らとは 凶暴な“人喰いサメ”! 巨大な竜巻と共に現れたサメが人々を喰い尽くしていく。 シャーク(鮫)とトルネード(竜巻)が合体した、前代未聞のモンスター・パニック登場!

これまで凶暴なサメが人間を襲うパニック映画は、たくさん製作されました。
海底の闇の奥から突然襲い来るサメの恐怖は、ホラー映画のように恐ろしいのです。
その恐怖の発端を担ったのは1975年公開の『JAWS/ジョーズ』で、スティーヴン・スピルバーグ監督の映画史に残るサメ映画の名作となりました。

なかなか姿を見せない人喰いサメの得体のしれない恐怖感や、“ダンダンダンダン~”と迫りくる恐怖を表現した音楽など、実にスリリングで “じょーず”な演出がなされました。

その後も恐怖のサメ映画のムーブメントは“サメ”ることなく、今日までありとあらゆる作品が世に出され2018年の『MEG ザ・モンスター』では、25メートル級のべらぼうにデカい巨大サメも登場し、人間とサメの絶望的に勝ち目のない戦いが描かれました。

その後も定期的に傑作が生まれているサメ映画ですが、本作『シャークネード』は人喰いサメが台風によって海から運ばれ空から襲ってくるという、トンデモ発想のディザスタームービーです。サメが人間を襲う時のスタイルは様々で、その超唖然!保然とする展開で注目された本作はシリーズ化され、6作品も公開された大人気映画となりました!

プレデター2 / Predator 2
8

都会での戦い

1は、ジャングルでの戦いでしたが、今回は都会です。
都会の警察?麻薬取締官らがプレデターを追うという話でした。
プレデターは戦闘民族だから、ジャングルとかに着陸した方が戦士がいそうなのに、なんで都会に降り立ったのでしょう。
そこらの説明もあったかもですが、よく覚えてません。
プレデターに狩られる人間、普段は動物を狩ってばかりの人間もびっくりでしょう。
なんか、武器は見た感じ、大したことないんですよね。作られた時代のせいでしょうか。
プレデターの星ではかっこよさは二の次、三の次だからでしょうか。
まあ、プレデターたちは狩を楽しみたいのだから、銃とかより、自らの手で感のある武器が好きなのでしょう。
今回は前回のことでプレデターを知ってるチームとかも出てきます。
それに、都会での戦いで電車とかでも戦うのでおもしろいです。
個人的には2の方が好きかなと思います。
プレデターは戦士と戦いたいというこまったさんですが、なんか戦士としての美学があってなかなかおもしろい種族だなと思います。
最後、いろいろな星の頭蓋骨コレクションとかが出てきたのには驚きました。
プレデターは地球以外も襲っていたんですね。マニアっぽい遊び心だなと思いました。

サレタガワのブルー
7

不倫を美化しないリアルな漫画

不倫を題材にした創作物はたくさんあるけれど、その中でも異色を放つ漫画。不倫を「されている側」に視点を置いているため、不倫イコール純愛といった作品とは対象的なもの。全くもって不倫を美化していない漫画である。そのような作品はなかなか見たことがなく、不倫ジャンルの中でも新鮮さが感じられる。この手の作品は、読んでる途中で気持ちが沈んでくることもあり最後まで読めないこともあるがこの漫画は違う。最悪な状況でも、くすっと笑えるようなセリフ運びが非常に上手いので、読んでで胃もたれすることがない。テンポよく話が進んでいくストーリー展開も読みやすい。された側のキャラクターたちの人間性が良く、応援したくなる気持ちを徐々に湧き、感情移入して読み進められるのもこの作品の良いところ。とことん、された側の視点を大切にする漫画であるため、不倫被害者に寄り添った漫画である。離婚まで進めるにあたって、不倫を認めさせるための情報収集の仕方や、慰謝料のとり方、相場の金額まで、この漫画一つで学べてしまうくらいリアルなやり取りが上手く描写されている。この漫画の面白いところは、不倫された側に重きを置いた漫画ではあるが、不倫した側の心情や離婚後の悲惨な生活も描写しているため、読めば読むほどにスッキリする。不倫ジャンルはドロドロして苦手、重たくて嫌という方に是非おすすめしたい漫画だ。

同居人はひざ、時々、頭のうえ。
7

とにかく猫を愛でたい!!

猫ってかわいいですよね。もふもふな子もキリッとした子もシャープなラインの子も。
そう、本作品は猫がとにかくかわいい作品です!
とは言ってもそれだけでおすすめするほど何もない作品ではありませんよ。本作品の主人公は二人います。ひとりは朏素晴(みかづき すばる)。小説家でひょんなことから野良猫を拾い、育てることになります。そしてもうひとり(1匹?)は主人公素晴くんが拾った猫、陽(はる)ちゃんです。本作品は素晴くんが主人公の人間サイドと陽ちゃんが主人公の動物サイドに分かれて展開されます。素晴くんと陽ちゃんの掛け合いを両サイドから楽しむことができます。素晴くんからすれば陽ちゃんの意味不明な行動も陽ちゃんサイドから見ることでどんな意味があるのかを理解する、基本的にはそんな感じでストーリーが展開されます。
普段猫がどんなことを考えているのかとか、人間からすれば迷惑な猫の行動ももしかしたら彼女たちが主人を思っての行動かもしれないとか。妄想全開の内容だと思われるかもしれませんが、それでもかわいいんです!猫が!それで十分なんです!
すみません、少し感情が高ぶってしまいました。確かに猫がかわいい、それだけでも十分なのですが、もちろんストーリーもきちんと作りこまれています。主人公素晴くんが陽ちゃんと過ごしていく中で成長していく様、すでに他界した両親と向き合っていく様子、そして忘れてはいけない陽ちゃんとの絆が深まっていく過程。どれも心が洗われるような素敵なお話となっています。
動物、猫が好きな方、癒しを求める方、そんな方々におすすめしたい作品となっています。