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gpmjzmgt_jwmf3のレビュー・評価・感想

ストレイテナー / STRAIGHTENER
8

我が道を行く唯一無二のバンド「ストレイテナー」

この「ストレイテナー」というロックバンドは、ギターやドラムの音だけでなく、ピアノやシンセサイザーによる音を取り入れたりしながら(曲にもよりますが)、他のバンドには見られない独特の世界観を表現しています。
疾走感のある曲(例:「Train」「羊の群れは丘を登る」)、バラード調の曲(例;「Sad Code」)、希望の光を感じられるような曲(例:「The future is now」)等、曲のバリエーションは多岐に渡ります。ロック系のアーティストで、これだけ幅広い曲を演奏できる例が他にあるでしょうか。
2005年、当時中学生だった私は、たまたまラジオで流れていた曲 「Melodic storme」を聴いて、一気に魅了されたことを覚えています。
ストレイテナーの楽曲を全て聴いているわけではないが、どの曲からも「我が道を行く」という気持ちが伝わってきます。特に「Farewell Dear Deadman」はおすすめです。この曲は全体的に静かな曲調で、まるで世界がいま終焉を迎えようとしており、その様子を静かに見送ろうとしている。曲を通して、私はそんなイメージが浮かんできました。

これは私の偏見かもしれませんが、周りの空気を気にせず己の道を進みたいという人にとって、ストレイテナーの曲は良いのではないでしょうか。

君の名は。 / Your Name.
9

夢から現実へ

この作品は新海誠監督が制作し、2016年に公開された長編アニメーションです。
主人公は高校生で東京に住む立花瀧と田舎で暮らす宮水三葉です。
都会に憧れる三葉はある日、東京の男子学生になる夢を見ます。
もう一人の主人公、瀧も自分が女子高生になる夢を見ます。
明らかに違和感を持つ二人は「私/俺たち、入れ替わっている!?」そう確信します。
瀧は三葉に「お前は誰だ?」と書いたメモを残してから、二人の交流が始まります。
お互いの気持ちが少しずつ距離を縮めていきます。
そんなある日、二人の入れ替わりが出来なくなります。瀧は三葉のことが、大切な存在だと気付き、瀧が描いた風景画を頼りに、飛騨へ三葉に会いに行きます。
果たして二人は会うことができるのでしょうか?
この映画を見てまず思ったのは、空の色がリアルでとても綺麗でした。
青空も、夜空に光る月も、美しい。これが新海ワールドの一部分なのだと、とても感動しました。
話の内容は、一回見ただけでは、少しわかりづらいところがあります。
しかし、それを補って有り余るほどの面白さと、瀧と三葉の情熱が心を鷲掴みにして離しません。たくさんのリピーターがいるのも、わかります。
TVの小さな画面で見るよりも、映画館の大スクリーンで観覧すると迫力があり、お勧めします。

ONE PIECE / ワンピース
10

知る人ぞ知る、国民的少年漫画!

この作品は、主人公『モンキー・D・ルフィ』が、海賊王を夢見て世界中を冒険をする物語です。
ルフィは冒険をする中で、仲間を増やしていきます。
作中では登場人物の家族や仲間との絆について描かれる場面が多く、また、「意志を受け継ぐ者」の存在が所々で明らかになります。
例えば、主人公『モンキー・D・ルフィ』は海賊王『ゴール・D・ロジャー』の意志を受け継いでいるような描写があり、他にもかつて海賊王のクルーであった『光月おでん』の意志は、『ヤマト』が受け継いでいます。
誰かが死んでも、他の誰かがその人の意志を受け継いでいくのです。
また、作品中には数多くの伏線が存在し、何年も前の伏線が、ある日突然回収されることはよくあることです。
例えば、第72巻でルフィを崇拝する『バルトロメオ』というキャラが登場しますが、彼は第11巻でルフィが処刑されそうになった際の観衆の中に写っていました。
その際に、ルフィの「死を恐れない姿」に感動し、彼を崇拝するようになったそうです。
また第12巻では、50年間ある海賊の帰りを待つ『ラブーン』という大きなクジラが登場するのですが、それだけ長い間帰ってこないということはもう死んでいるだろう、と思われていました。
しかし、その海賊のメンバーの一人がのちにルフィの仲間となる『ブルック』という人物だったのです。
彼は第47巻で登場し、再びラブーンに会うためにルフィとともに冒険に出るのです。
このように、何気ないシーンや会話が重要な意味を持っていることが多いため、見落とさないように読むととても楽しいです。