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gorakutoc7のレビュー・評価・感想

Slay the Spire
10

一生遊べるベストゲーム、『Slay the Spire』

繰り返し遊ぶたびに発見がある。
クリアするたびに難易度を上げられる。
難易度を極めても、次は連勝記録への果てない挑戦が待っている。
本当に一生遊べるベストゲーム、それが『Slay the Spire』です。

システムはローグライク、プレイするたびにマップや敵が新しく作られるゲームです。ローグライクは遊ぶたびに状況が変わるため、長く遊べることで有名です。その代わり、繰り返すために序盤がだれやすいという欠点があります。
しかし、このゲームは違います。ひとつの選択肢が後々に大きな影響を与えるため、おろそかにしてよいものなどありません。
『Slay the Spire』はカードを主体としたデッキ構築型で、敵に勝つたびにカードを選んで手に入れることができます。
戦闘は基本的にはコマンドバトルのようなものです。コマンドの代わりにターンごとにカードが5枚配られます。
カードにはコストが設定されていて、3コストまでなら何枚でも使えます。攻撃のカードで敵のHPを減らして0にすれば勝利です。

一般的なローグライクの面倒な部分を排除して、バトルの重要な部分だけを抽出したようなゲームです。
このゲームの最も重要な部分は、敵に勝ったときの報酬の選び方です。
報酬の選び方には、2つの方針があります。ゲームのラスボスを倒すために、理想を目指して選ぶ方針。あるいは、次に勝つために目先を優先する方針。
ラスボスは非常に強いため、理想的なカードを選ばないと最後には勝てません。しかし、理想だけを目指すと次の敵に負けてしまいます。
次に戦う相手はだいたい3種類からランダムになることが多いので、勝てるかどうか予想して選びます。
複数ある理想的なデッキのどれを目指すのか迷いながら、目先の敵に対処し続けることになるでしょう。

実際にプレイすると運任せでもわりと勝てるので、最初は簡単に勝てることが多いです。しかし、難易度が上がるにつれて、選択肢の重みが増していきます。特にカードの戦力評価が正しくできるかどうかで、勝率が大きく変わります。
次に来る敵を思い浮かべながら、自分のデッキの動きを予想して、理想を目指してカードを選び続けるのです。
この駆け引きがたまらなく面白く、理想のデッキができたときには、興奮して記録に残したくなります。
ローグライクの面白さだけを集めたベストゲームと言えるでしょう。ぜひ、皆さんもこの興奮を経験してみてください。

F1 2011
8

プレステ4「F1 2011」をプレイ!

プレイした当時はまだ地上波の深夜でF1の放送をしていたのでそこからマクラーレンというチームのファンになり、毎年F1ゲームが出ていましたが初めてプレイしたのが2011です。

面白さはF1好きはもちろん、レーシングゲームが好きな方もハマる面白さです。
普通のレーシングゲームでは国産車や外車が多いですが、F1なので操作も全然違います。

もちろん最初は慣れが必要ですが、操作が難しい方は自動でトランスミッションを変えてくれる設定や初心者でも楽しめるように出来ます。
そして2011からマシンに『DRS』と『KERS』という機能が追加され、よりオーバーテイク(追い抜き)しやすくなりレースの醍醐味も味わうことが出来ます。

実際にあるコースを走るで鈴鹿サーキットを始め、モナコの街並みも高画質で再現されています。
またレース中は天候が変わるシステムもあり、晴れのときと雨のときのタイヤは違うので作戦に応じて変える必要があるため
よりリアルにレースを楽しめると思います。

自身が新人のドライバーとしてF1ドライバーの生活を疑似体験できるモードもあり、レース後のメディアの対応やピットでの作戦も体験することが出来ます。
現在のF1マシン内のエンジンはハイブリッド式ですが、まだこの頃のエンジンは100%ガソリンなのでサウンド面もとても楽しめるようになっています。

翔んで埼玉(映画) / Fly Me to the Saitama
10

埼玉県民にとって面白すぎます

やっぱり埼玉県民だったので、これは見なければ!と思い、見てみました。周りからの評判もかなり良かったのですが、みてみて期待通りの出来で大満足です。二階堂ふみがこんな演技をするのはみたことありませんでしたし新鮮でした。ガクトも映画などではあまりみたことないと思うので役者の抜擢が凄いですね。とにかく昔っから侮辱ばかりされてた埼玉が、映画を見た後誇らしくて仕方ありませんでした。映画でもとにかく序盤に埼玉を侮辱されまくっていましたね。こんなにとことん言われていたこと自体が埼玉の良さなんです。まるで、小学生の好きな子にわざといじめてしまうみたいな症状ですかね。そして、埼玉の郷土愛、やっぱり埼玉県民みんな持ってます。自分が言いたい事が、全て次から次へと出されて嬉しかったです。原作者の郷土愛をしかと受け取れました。こういうのは、それぞれ郷土を愛している人達が和歌山とか、佐賀とか、岩手とか地方の映画でも作っていけそうですよね。そんなことも今後あっても面白いかもと思いました。もう予定では、翔んで埼玉の2を出してくれる予定をききましたが、今現在ガクトの調子が良くならなくてはもしかすると、なくなることもあるんじゃないかと不安に思ってます。またぜひ見たいです。

BLUE ENCOUNT / ブルー・エンカウント / ブルエン
10

どんなときでも味方でいてくれるBLUE ENCOUNT

熊本県出身Vo.Gt.田邊駿一、Gt.江口雄也、Dr.高村佳秀、神奈川県出身Ba.辻村勇太の4人組ロックバンド。
2014年にメジャーデビュー、2016年に武道館ワンマン公演。
アニメ・ドラマ・映画・第94回全国高校サッカー選手権大会の応援歌などタイアップも多く、幅広い世代から愛されているバンドである。
「HEEEY!」「ルーキールーキー」など底抜けに明るいポップでキャッチーな曲、「Just Awake」「Survivor」などアグレッシブなロックナンバー、「声」「さよなら」など切ないスローバラードと、一つの形に固執せず様々な表情の楽曲があるのも彼らの特徴だ。
そしてなんといっても最大の魅力は、彼らの持つ言葉の力。
「HANDS」「もっと光を」「だいじょうぶ」を聞いていただければすぐにその答えがわかると思うが、『どんな過酷な状況でもブルエンだけは全肯定して味方でいてくれる。』そんなメッセージが詰まった曲がとても多い。
それはライブでも同様で、ステージから嘘偽りない真っ直ぐな言葉で話してくれる。
「偽善って言われてもいい。俺はあなたたちが愛おしいです。」
「俺らから絶対離れないから!だからついてこい!!」
「俺らが盾になるから。俺らの音楽であなたを守る。」
たくさんの言葉でたくさんの元気と勇気をくれる。
いつも諦めずにどんな困難にも立ち向かっていく、まるで少年漫画の中のHEROのような存在のBLUE ENCOUNT。
絶対にあなたの大切な一曲が見つかると思います。

SLAM DUNK / スラムダンク / スラダン
10

不良漫画かスポーツ漫画か、どちらに転ぶか分からなかった王道バスケ漫画。

漫画『SLAM DUNK』は、コミックス累計発行部数1億2000万以上を記録し、バスケットボール漫画の金字塔と呼ばれて今でも多くの漫画家達に影響を与えている。
連載当時は「バスケットボール漫画は流行らない」とタブー扱いされていた為、ラブコメ要素が強かったり、ヤンキー漫画にいつでもシフトチェンジが出来るように物語は描かれていた。
分岐点と言われているのは、怪我によりバスケ部を離れていた元部員、三井寿が不良仲間を連れ、練習中のバスケ部に襲撃を掛けに来る物語周辺。作者の井上雄彦さんはこの頃のアンケート結果で漫画の方向性を決めると考えていた。
そして決定的となったのが、三井寿が恩師である安西監督に涙ながらに「バスケがしたいです」と想いを吐露した時のアンケート結果。これを見て、これでバスケット漫画が書けると確信し、完全にスポーツ漫画の方向に進む事となる。
その後、主人公である赤髪の不良少年だった桜木花道がバスケット選手としても、人間としても、仲間と共に成長していく姿が描かれていく。
連載から6年、作品の人気はまだまだ凄まじかったが「テンションが高いところで終わらないと、作品が不幸になっていく」と惜しまれつつ連載を終了した。
その後、続編に関しては「あるかもしれない」と含みを持たせており、今も尚ファンに期待を残している。