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go-1112849243267078126367のレビュー・評価・感想

不滅の恋/ベートーヴェン / Immortal Beloved
8

ベートーヴェンという人がどんな人なのか知った

ベートーヴェンが手紙をあてた不滅の恋人を探す話です。この映画を見て、ベートーヴェンがプレイボーイだったことを知りました。あんな素晴らしい曲を作ってて、耳が聞こえなくなっていったなんて、どれだけ辛かっただろうと思うし、その破天荒な生き方がとても興味深かったです。主演のゲイリー・オールドマンさんはさすが、カメレオン俳優って感じで、もうベートーヴェンにしか見えませんでした。女性と関わるときのプレイボーイな感じ、耳が聞こえないことを隠してる感じ、いろんな表情を見せてくれて、かっこよかったです。一番好きな場面は、彼が月光を弾く場面で、ピアノに耳をつけて弾いている姿がなんともせつなくてよかったです。彼が最後まで想ったのは誰だったのか、その謎を追っていく話だったのですが、どの女性ともそれぞれいろいろあっておもしろかったし、誰が相手なのか最後までわからなかったです。ベートーヴェンの意思をかなえようと恋人を探す彼の秘書もすごく頑張ってて、ベートーヴェンみたいな変り者の秘書なんてすごく大変だったろうに、彼のことを愛してたんだなってのが伝わりました。そしてもちろん、お話をかざるベートーヴェンの楽曲の数々がたまりません。こうして聞くと、第9がどれだけすごい曲なのかがよくわかりました。

【推しの子】 / Oshi no Ko
10

「おすすめの漫画ない?」と聞かれたら迷いなくコレを勧めています

タイトルの通り、個人的に今イチオシの漫画です。
原作が「かぐや様は告らせたい?天才たちの恋愛頭脳戦?」などで知られる赤坂アカ先生、作画が「クズの本懐」などで知られる横槍メンゴ先生であることからも既に神作品の気配が伺えますが、おそらく、というか間違いなく「神作品」といって良いように思います。
歌を褒める際、「全部サビ」という表現が使われているのを目にしますが、この作品もそうです。「作品全部がサビ」です。
「コイツ何を言ってるんだ…?」と思わないでください。読めばわかります。
もちろん、物語に緩急がないわけではありません。
しかし、ほのぼのしていたと思ったら急に訪れるシリアスシーン、秀逸なタイトル回収、クセになるテンポ感、原作者へのリスペクトが伺える作画、などなど、「全部サビ」という言葉以上に適切な表現が見つけられないくらいには、この作品は一話一話に魅力が詰まりすぎているのです。要は超絶面白いです。
どれくらいかと言えば、作画担当である横槍メンゴ先生自身が「目覚めから原作者に推しの子のネタバレくらった」「推しの子の二次創作描きてえ、、」などとTwitterで呟き始めるくらいには面白いです。(ちなみに二次創作は実際にしていらっしゃいました)
この作品は現在ヤングジャンプにて連載されており、ヤンジャンやジャンプ+などのアプリで無料で閲覧することもできます。
いきなり単行本を購入する前に、アプリで読んでみても良いかもしれません。
何はともあれ、「全部サビ」のこの作品、個人的にはとてもおすすめなので、ぜひぜひ1人でも多くの方に読んでいただけると嬉しいです。
長文乱文失礼いたしました。ぜひ【推しの子】を手にとって、読んでみてくださいね。

Fairy gone フェアリーゴーン
7

硬派な印象の作品

フェアリーと名前の付くタイトルだからかわいらしい妖精と何かするのかとおもいきや

とんでもない

話の感じは相当硬派な印象
話のキーになる妖精兵は出てくる大半が(あるいは全部?)化け物じみてるし
戦争って言う題材やリアルな軍人が出てくるし
流石深夜帯にやるだけあって絵面はキツイ
主人公を女の子にして多少作品イメージを緩和してる気がします

話の全体像は故郷を壊された主人公の女の子が軍に所属して様々な戦いを経験しながら
故郷が破壊された理由と真相に迫っていくもの

テーマとしては妖精がどんな存在かだったり、その妖精と世界との関わりだったり
妖精と人とが関わるなかで生まれる価値観の相違
と書くとな~んか難しそうな感じですが、セリフに落とし込まれたそれぞれの反応は
至って普通というか、そういう反応もあるよねという感じ

見どころの一つはキャラが全体的に年齢高め(他に放送してるアニメが大体、中高生を主役に据えてると仮定して)
だから、声優の大人な演技が聞けること?

また妖精を(あれは召喚というより)展開するシーン
独特のエフェクト表現が使われています

主人公の女の子と、その幼馴染との友情ってところですか

ただ個人的には声優の寿美菜子の大人な演技が好きでした

チャイルド・プレイ(1988年の映画) / Child's Play (1988 film)
7

トイ・ストーリーと合わせて見たい怖いだけじゃないトイ系作品!

巷ではトイ・ストーリー4が上映され盛り上がっていますね。
その裏で(?)同じトイ系ホラー作品として上映されている「チャイルド・プレイ」。
こちらはトイ・ストーリーよりも先輩の通算8作品目。チャイルド・プレイのチャッキーという名前は、皆さんどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。
私は小さい頃にこの映画を見て、震え上がり、持っていた人形を押し入れにしまった経験があります。
今回はベースのストーリーは変わらず現代版にアレンジされた作品という感じでしょうか。
トイ・ストーリー4を観た翌日に実はあまり期待せずにB級作品を観るような軽い気持ちでこちらの作品を観に行きました。
ただただ人を恐怖に陥れるというわけではなく、ストーリーもしっかりしていて違和感なくスッと気持ちが入っていける構成になっています。
チャッキーはただただ悪い人形ではないのです。
ピュアすぎるが故に、お友達となってくれた持ち主を喜ばせたくて、善悪の判断が付かないために強行に及んでしまうだけの割と人間味あふれる感情を持ち合わせた人形なのです。
今妊娠中なので余計にグッと来てしまうのかもしれませんが、小さい子供の善悪の養い方、ピュアすぎるが故の考えや行動に考えさせられました。
終盤になるといつの間にか愛着がわいてきてしまいます。
ただ怖いだけではない作品。トイ・ストーリーと合わせて見てトイ系作品のギャップを楽しむのも良いと思います。