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erikarieのレビュー・評価・感想

Ailiph Doepa / アイリフドーパ
10

私が思う「Ailiph Doepa」の魅力について

どうも、さて今回はタイトルにもあるように「Ailiph Doepa」の魅力について書いていこうと思います。
多分これを読まれている人のほとんどが彼らについて全く知らないと思いますし、何なら名前すら初目的いたという人も大勢いることでしょう。
「Ailiph Doepa」は日本のバンドで、ジャンルとしては言葉にするととても難しいですが、強いて上げるとするならば「ニューメタル」というのが近いかもしれません。
「メタルとは何が違うの?」という人もおられることでしょうが、簡単に上げてしまうとメタルの音にプラスして色んな要素を追加したようなジャンルです。
例えるとするならば、マキシマムザホルモンをもっと狂気的にしたような感じと言えばいいでしょうか。
彼らの目指す先は凡人である私からすれば何も分からず、ただ分かる事があるとすれば、彼らは本当に自由に音楽をしているという事です。
インディーズバンドである最大のメリットである「自由な音楽性」を前面に出したような楽曲が多いです。
メタルバンドだから激しい曲ばかりのイメージもあるかもしれませんが決してそんなことはなく、非常にキャッチ―な曲も多いです。
初心者の方に聞いてほしい曲を上げるとするならば、「Machu Picchu」や「Melt Bitch」、「Traffic Jam」が聞きやすいかもしれません。
コアな人に勧めるとするならば彼らの代表曲である「Tyrant」や「Lemon」は外せません。
好き嫌いは分かれるバンドではありますが、その分ハマる人はどっぷり沼にハマること間違いなしです。
何はともあれ、これをご覧になった人はYouTubeで「 Ailiph Doepa 」で是非検索をかけてみて気になる曲を聞いてみて下さい!
彼らの魅力の一端を理解して頂けると私も嬉しいので、是非一度聞いてみて下さい!
以上、「Ailiph Doepa」の魅力についてでした。

響~小説家になる方法~ / 響 -HIBIKI-
8

圧倒的「才能」の暴力

出版不況に苦しむ文芸業界。そんな編集部にある日、一作の新人賞応募作が届きました。
その作品は応募要項を全く満たしておらず、作者の名前以外は連絡先さえわからないという始末。見かねた編集部は一度はボツにしたが、その作品は紛れもない「傑作」だった――。
これはそんな作品「御伽の庭」と、作者である主人公・鮎喰響を中心に繰り広げられる現代ヒューマンドラマです。
本作品の魅力的だと思う点は、まず何といっても主人公だと思います。
高校生ながら他を寄せ付けない圧倒的な文才と感性という才能を持つ主人公。破天荒で歯に衣着せない物言いや思ったことをすぐに実行する行動力から、周りとの衝突も絶えません。そんな主人公が作品を生み出し、小説家としてどのように成長していくのか、そして主人公が抱いた夢とは――。という内容を主人公の高校三年間に密着するように展開されていきます。
そんな主人公を横で支える編集者・花井ふみもある意味では主人公と言えるかもしれません。「文芸の時代を創る」と志した彼女に注目して読むと、また違った楽しみ方ができると思います。
純文学という大衆にあまり馴染みのないジャンルの業界や編集部というものがどのような存在なのかということがリアルに感じられつつ、主人公の才能によってどんどんと展開されていくストーリーがとても秀逸で面白い作品でした。

MASTERキートン / マスターキートン / MASTER KEATON
8

勉強にもなる漫画

YAWARA!(ヤワラ)等で有名な天才漫画家、浦沢直樹が画を担当し、勝鹿北星(かつしか ほくせい)という漫画原作者が原作の、画と話が別々の人の手による物語。
主人公は、元イギリス特殊空挺部隊(SAS)出身の考古学者。考古学では飯が食えないので、SAS出身という経歴を生かし、保険の調査員というアルバイトをしているが、その保険の調査員の仕事が主な話の内容となっており、ある事件の死亡原因が他殺が事故かを保険会社から依頼されて調査するのだが、大抵他殺で、いつも犯人と戦うことになってしまう、というのが主な内容。
一つのエピソードが一話、或いは二、三話継続で解決する。考古学者ということもあり、考古学に関する考察やエピソードなども出てくるので、歴史が好きな人、主に世界史が好きな人にも楽しめる内容となっている。歴史上に残っている伝説に関する考察があり、科学的な考察等、伝説がなぜ伝説となって残されているのかの仮説を、根拠を立ててキチンと説明してもらえるので、実際にそうかも、と思えてしまうので、とても勉強になる。また、SASは武器を持たずに敵地に乗り込み、あるものをなんでも使用して戦うよう訓練されていることから、そのへんにある物を使用して戦うのだが、それも科学的であったりなど、そういった勉強にもなる。また、敵が、他の国の特殊部隊等の時もあり、アクション的な要素もある。スパイ物のような話が好きな人にも楽しめる作品だと思う。
考古学が好きな人、アクションが好きな人などにおすすめの作品。