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drivemycar228のレビュー・評価・感想

King Gnu / キングヌー
10

King Gnu最高!!!

今まで聞いてきた中で、1番衝撃を受けたアーティストでした。
曲の完成度の高さ、声の質、胸の奥にスッと入ってくる歌詞の内容。全てが完璧です!!!そして、ビジュアルも素晴らしい!新曲のリリースが楽しみでしょうがないです。
「白日」のセンセーショナルなデビューから、彼らの音楽を聞いてきましたが、捨てる曲がまったくないのが彼らの素晴らしいところ。
PVの完成度の高さも毎回驚きます。ワクワクを思い出させてくれたバンド、King Gnu。
音楽学校で勉強してきた彼らのレベルの高さも感じられ、ただただ素晴らしいとしか言えません。

2ボーカルでそれぞれの得意とする曲を選んで、曲に合わせてパートを変えるところもKing Gnuの良いところだなと思います。
『呪術廻戦』の音楽を担当していますが、カッコよくて痺れました!
「一途」という曲は、原作の漫画に寄り添ったとても胸を打つ内容の歌詞でした。まるで拳銃で射抜かれたような衝撃!
はたまた「逆夢」はしっとりとした曲調。

もうKing Gnuのトリコになるしかないでしょう!彼らがこれから先もどんな曲を作り続けるのか楽しみです。新しいアルバムが出たら勿論TSUTAYAに予約します。
今はサブスクがあるけど、思わずCDを買いたくなるアーティストです。

キノの旅 / Kino's Journey
6

ほの暗いダークな雰囲気が逆に落ち着く

学生時代に原作のライトノベルが流行り、アニメもレンタルでしたが全て視聴しました。
主人公・キノと言葉を喋る二輪車(モトラド)・エルメスが世界を旅しながら様々な国を巡る、という作品です。
銃が出てきたり、人の死ぬ描写が多かったり等、どこか物騒でほの暗さを感じる作品なのですが、1話完結のタイプで見やすくなっており、気づけば最終話までしっかりと見ていたという感じです。子どもが見るには少し重たい話が多いですが、大人が夜にコーヒーをすすりながら腰を据えてみるのにはぴったりの作品かと思います。
しかし、1話1話の内容がダークで非常に重く、その後もしばらく心にあとを引きます。視聴後に自分の中でいろいろ考えたい人向けの作品になっていると思います。
個人的に忘れられないエピソードは10話の「優しい国」です。
旅人にものすごく評判の悪い国へ興味本位で入国したキノが、どういうわけか温かな歓迎をされ、(キノは基本的に一つの国に3日しか滞在しませんが)3日以上滞在しようかな、と思った矢先に、アニメ史上最強クラスの欝展開が…という一度見たら忘れられないエピソードです。辛いことや悲しいことの多いエピソードが多い作品ですが、だけれども不思議と涙を流せない、悲しすぎて、辛すぎて、悲しい。そんな作品です。

ドリーム(2016年の映画)
7

黒人女性が夢を叶えた実話

どんな理不尽な現実に直面しても仕事への誇りを持ち、乗り越えていった黒人女性の実話が映画化された「ドリーム」は、東西冷戦下のアメリカで、国の威信をかけて行われたプロジェクト「マーキュリー計画」を支えた、“名もなきヒロインたち”に光を当てたストーリーになっている。
人種差別が色濃い60年代は、優秀な頭脳を持っているにもかかわらず、彼女達のように、肌の色のせいで活躍できずにいる人は多かった。
1960年代初頭ヴァーニジア州。NASAラングレー研究所・宇宙特別研究本部で働くキャサリンも、白人男性だけの職場で酷い扱いを受けていた。
一分一秒を惜しんで仕事をしているキャサリンは、白人と同じトイレを使用できないため、書類を抱えながら黒人女性用のトイレへ走らされていた。
席を外していたことを叱責された彼女が、もどかしい思いを泣きながら叫んだことで、ようやく実力主義者の上司に「NASAでは小便の色は同じだ」と、白人と同じトイレを使用する許可を出させることができた。
黒人女性は夢を見られないと時には諦めそうになりながらも、仕事への情熱を武器に明らかに不条理な現実を変えていく。
彼女達には心からのエールと賛辞を送りたい。

RADWIMPS / ラッドウィンプス
10

透き通る歌声

私は、RADWIMPSがまだ売れる前から長い間ファンとして聞き続けてきましたが、RADWIMPSのボーカルである、野田洋次郎ほどきれいで胸に響く歌声を持つ歌手はいないと確信しています。いいことがあったとき、怒っているとき、失恋したとき、様々な場面でRADWIMPSを聞き、心を癒してきました。きれいな歌声で滑らかに撫でるように歌う曲もあれば、激しく、リズムが早い、テンションを爆上げしてくれるような曲もあります。最近では「夢灯篭」のようにやさしい曲が増えてきましたが昔は、「君と羊と青」のようにテンポの速い曲も多く歌っています。最近RADWIMPSを知った人は滑らかな曲しか聞く機会がないと思いますが、RADWIMPSの良さは昔のリズムの速い曲によく表れているので最近の曲だけでなく昔の曲のぜひ聞いてほしいです。RADWIMPSの曲を聴いていればその魅力に皆さんも絶対にはまり聞かないではいられなくなります。RADWIMPSの曲は小説のようで生きるうえで起きる沢山のつらいことを取り払ってくれます。つらいとき、機嫌が悪いとき、ぜひRADWIMPSを聞いてみてください。必ず心が晴れて、先の見晴らしがよくなっていくはずです。

家なき子レミ
9

どんな時も前に進む勇気をくれる作品

世界名作劇場の「家なき子レミ」は子供から大人までに親しまれ、感動的な作品だと思います。物語の始まりはフランスの田舎に住む主人公レミが自分の出生の秘密を知るところから始まります。レミの明るく、やさしく、正直で、芯の強い性格に魅了される人は多いのではないでしょうか。捨て子だという理由から人買いに売られそうになるところを旅芸人のヴィタリスに救われ、一緒にヨーロッパ中を旅することになったレミ。その旅は決して楽しいことばかりではないけれど、持ち前の明るさと前向きさでどんな困難も乗り越えていきます。そして、レミはヴィタリスのやさしさに励まされ、ヴィタリスの家族である動物たちとの信頼関係を築きながら成長していきます。涙なしには見られない悲しい別れもありながら、「前へ進め、明日をみつめて」と、決して希望を捨てないレミの姿に感銘します。そんなレミの姿に影響され、ヴィタリスを始め、出会う仲間たちが変わっていく姿もまた見どころと言えるでしょう。この旅の中でレミは自分の本当の母親に出会えることを渇望します。偶然なのか、必然なのか、すれ違う親子の絆。果たしてレミは自分の本当の母親に出会えるのでしょうか。

トイ・ストーリー / Toy Story
7

子供も一緒に楽しめる定番作品

子供と一緒に笑って楽しめる定番作品です。普段遊んでいるおもちゃたちが言葉を話し意思をもって行動する夢のある作品となっております。物語のなかで主人公のウッディーが新しくやってきたおもちゃのバズに嫉妬し、仲違いをしている間に、ウッディー達の持ち主のアンディーとはぐれ、お隣の家の子供シドに拾われ、連れていかれてしまいます。ケンカしながらも何とかアンディーのもとへ戻ろうと奮闘する2人の友情物語です。おもちゃたちを大切にしないシドは最後におもちゃたちから怖い制裁を受けてしまいます。
この映画を子供と見て以来、子供が片付けをしていなかったりおもちゃを乱暴に扱ってしまったときは、映画の話題を出し、「もしかしたらウッディーやバズたちのように見ていない間に動いてお話してるかもしれないよ。大事にしないと逃げていっちゃうかも知れないよ。」と言うと、素直に片付けをしてくれたり、大事に扱おうとしてくれます。
ラストシーンのウッディーとバズが引っ越しをするのに車に乗ったアンディーを追いかけてカーチェイスを繰り広げるシーンは手に汗握るアクションシーンになっています。シドにくくりつけられたロケットを使ってバズが空を飛ぶ場面はとても感動しました。

マッドマックス 怒りのデス・ロード / Mad Max: Fury Road
10

ジョージ・ミラー監督は邪神となった

余裕で旧作を超えた!
序盤にマックスの過去や世界が荒廃した経緯が簡単に解説され、後はほとんどカーチェイスアクションといった、まさにブレーキがぶっ壊れたような内容だった。
しかも、ありえないレベルの改造車が続々登場。イガイガ車やキャタピラカーなどもはや改造という次元を遥かに凌駕していた。中には和太鼓やスピーカーを大量に積み込んだ車もあったりと、過積載では済まされない程に化け物じみたものもあった(笑)。
荒野でのチェイスはとにかく暴れまくり。箱乗りでガソリンをエンジンに吹きかけたり、棒にぶら下がってチェーンソー振り回したり、砂嵐に突っ込んだりと、度肝を抜くアクション満載。挙句の果てには人間が画面に向かって吹っ飛んでくる始末。さらに最後には豪快な大爆発。これがCGをほとんど使っていないのだから凄い!
そして、出てくる輩がまた正気の沙汰とは思えない程のファッションセンス。特に敵のボスの格好はまるで世紀末のコスプレ。火吹きギター野郎に関してはもう感謝と敬意を送りたい(笑)。ドスの利いたBGMをありがとう!
何よりも衝撃を受けたのがシャーリーズ・セロンの変貌っぷり。あれだけの美女が頭丸めて顔面真っ黒にして完全に女を捨てていた。役者魂恐ろしや!
劇場での慈悲のない狂気の世界は、俺にとってはむしろ芸術の世界であった!こりゃ北斗の拳の元になっても仕方がないだろう。IMAXでの爆音効果も遺憾無く発揮されており見ごたえも十分にあった。これがあと3作も続くというのだから恐ろしい。
久々に爽快感満載の熱い映画に出会えて、嬉しさのあまり内蔵を全てえぐり取られた気分になった!ヒャッハー!

NOeSIS02-羽化-
10

人生を変えた作品です。

まず最初に、前作「Noesis01」をプレイしていない方はそちらからプレイする事をおすすめします。物語が大きく繋がっている作品になるからです。

まず最初に、このゲームには5人のメインヒロインが登場するのですが、ヒロインたちは基本的にどこか精神が歪んだヤンデレです。
過去になにかがあった、現在進行形で問題を抱えている、ヤンデレとなった要因は様々です。
様々なタイプのヤンデレがこの作品には登場するので、ヤンデレ好きな方にはぜひプレイしてもらいたい作品ですね。

ですが、ヤンデレに今まで興味がなかった方(苦手な方は慎重に)にもおすすめしたい理由があります。その理由は物事に対する見方が大きく変わる、そんな作品だからです。

働くという事や生きる意味、死んだらどうなってしまうのか、好きと愛しているの違いとはなんなのか、そういった人間性の部分について、様々な方向から触れている作品です。
時には厳しく、時には優しく、どこか説得力がある伝え方をしてくれます。
ですので、人生が辛い方、迷っている方、様々な考え方を知りたい、そういう方にとてもオススメしたい作品です。これは前作である「Noesis01」にも同じ事が言えました。

この「Noesis」シリーズは、全作品を通して、非常に多くの伏線が張られています。想像で補わなければならない箇所も多いのですが、その分、自分で物語の考察をするのがとても楽しい作品になっています。登場キャラクターの素性であったり、事象であったり、本当に様々なところに伏線があります。読み返す度に新しい発見があって非常に楽しい作品でした。