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dirtyman8

dirtyman8のレビュー・評価・感想

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
9

スタンド・バイ・ミーみたいな

ホラーで、怖いんだけど、怖いだけではなく、少年少女の冒険もののような、「スタンド・バイ・ミー」のような要素のある映画でした。弟が行方不明になった少年が、弟は生きていると信じようとして仲間と衝突したり、ピエロ(ペニーワイズ)に仲間割れさせられたり、女の子といい感じになったり、1人では勝てないと仲間でピエロに挑んだり、青春ぽいところもあって、原作を知らない私には嬉しいサプライズでした。でも、ただの青春ものではなく、ちやんと怖いです。「ピエロが怖いって(笑)」と思っていましたが、ピエロはちゃんと怖かったです。最初、溝の中から子供を誘い、噛み付くところ、映写機に映り込むピエロ。私ならとても戦えません。ルーザークラブのみんなはほんと勇気あるなと思いました。最後のペニーワイズとの戦いは、みんなでよってたかって、武器使いまくりって感じでしたが、敵は強いし得体も知れないしで、卑怯感はありませんでした。もともと、原作は、主人公が子供の頃の話と、大人になってからの話が交錯して進むものらしいですが、この映画は子供時代に限定して作っているのでわかりやすく、うまくまとまってると思いました。大人になってからの話も、作られるそうなので楽しみです。

松本梨香
8

アニメ本編を知らない人にもわかりやすいアニソンを歌う歌手

松本梨香さんはアニメ『ポケットモンスター』シリーズの主人公・サトシの声優として著名であり、サトシの声で多くのアニソンを歌う歌手でもあります。
松本さんの曲と言うと、アニメ本編と非常に関わりのある歌詞をした「アニソンらしいアニソン」であることが専らですが、大抵の場合はアニメ本編について何一つ知らない人であってもある程度は楽しめる曲となっています。特にアニメ『ポケットモンスター』初の主題歌『めざせポケモンマスター』は、1990年代にアニメ本編と関係の無い内容のアニソンがそこら中に跋扈していた中では特筆される「アニソンらしいアニソン」であり、アニソンのプロデューサーの中に「アニメは曲のタイアップの場でしかない」と割り切る人間までもが居た当時としては、一際目立ちます。サトシの生意気さ、勝気さ、前向きさなどが、『めざせポケモンマスター』の歌詞、歌声にはふんだんに詰まっており、ファンであれば松本さんの曲を聞いて損はありません。
松本さんの、“自身が担当した作品についてどこか忘れっぽい”部分が功を奏し、過度にアニメ本編や楽曲、声を演じるキャラクターなどに感情移入することはせずあっさりと歌い切るところが、プラスに働いている感じがあります。