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d-manw3のレビュー・評価・感想

ALWAYS 三丁目の夕日'64
10

血が繋がっていなくても家族愛は存在する

映画館では絶対に1回しか観ない私がお金を払って2回観ました。
2回観た理由は初回で感動して号泣しすぎて、今度は泣かずに冷静に全部観たいと思ったからです。
ストーリーが全部分かっているので泣くわけがないと思っていたのですが、今度はそのシーンが始まった時からフライング涙してしまい、結局2回とも号泣しました。

茶川先生(吉岡秀隆さん)と淳之介(須賀健太さん)はお互い大好きなんですよね。
本当の親子のようで胸が熱くなりました。

不器用な茶川先生に対しヒロミ(小雪さん)が「血筋だね」と言ったシーンで号泣、別のシーンで茶川先生の「こっちこそありがとうだよ」というセリフでは胸が張り裂けそうになりました。

シリーズの初回から全部観ているので淳之介が大きくなったなぁと親心で観てしまい、だからこそ茶川先生に対して感情移入しすぎたのだと思います。
ALWAYSシリーズをご覧になったことがない方は、ぜひ3シリーズ順番通りに全て観て欲しいです。

六子(堀北真希さん)も最初田舎者だったのにどんどん綺麗になっていって初ロマンスにキュンキュンひやひやしました。
鈴木さんご夫妻(堤真一さんと薬師丸ひろ子さん)の六子への愛も深いですね。

ゼルダの伝説 時のオカリナ / 時オカ / The Legend of Zelda: Ocarina of Time
10

ゲームの基礎であり、人生の基礎

言わずと知れた名作。緑の服のエルフのような見た目の主人公、一見チープにも見えるデザインのキャラ達からは想像もつかない、物語の深さがある。プレイ後の推測もいくらでもできる名作。
初めてリンクがデクの木に会いに行くまでの冒頭プレイでも、すでに全キャラクターに意味がある。コキリ族の一人に話しかけただけでは物事は解決しない。一人ずつに話しかけ、盾を手に入れ、剣を手に入れ、一つずつのイベントをコツコツと進めることで、物語の全容が掴めるようになっている。一回ではあきらめない、同じこと、少し違うことを一つずつ試していく。大人になってから、社会に出てから、生きる上でこの粘り強さはすべての基礎になる。このゲームはその基礎を作ってくれた。この世界の全容を知りたい、物語を知りたいとゲームをプレイしていくうちに、気づけば全てのキャラクターを重要と思えるようになり、全ての人、町や平原について知りたいと思うようになり、徐々に愛着も湧いてくる。プレイ中は目の前の問題解決に夢中で気づかないが、いつの間にか自分はこの人々が、この世界が好きだったのだと、気づかされるのが7年後に目覚めた瞬間である。7年後、目覚めた瞬間「皆はどうなったのか、早く会いに行かなきゃ」と走り出すリンクの姿はまさしく自分の感情そのままである。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

何度も読み返したくなる名作!鬼滅の刃!

2019年1番話題になったアニメ!と断言しても言いくらい、ネット上では大いに盛り上がったアニメです。
鬼になってしまった妹を人間に戻すために、鬼を狩る鬼殺隊員となった兄が、鬼の総元締めを追う、というストーリーです。
冒険要素あり、涙あり、笑いあり、切なさあり、の全ての感情を揺さぶられる名作です。
どこでも軒並み売り切れてしまうくらいの人気を誇っています。
特に、主人公竈門炭治郎が、どんな逆境にも負けずに頑張るシーンに引き込まれます。
スーパーヒーローではなく、普通の少年だった炭治郎が、鬼殺隊員となるまでの過酷な試練、隊員となってからも、様々な難敵との闘いが続きますが、そんな中でも炭治郎は持って生まれた優しさを決して失わず、仲間たちの心もほぐしていくのです。
主人公だけではなく、彼の鬼殺の指導者、鱗滝左近次、鬼殺隊員の柱であり、炭治郎を鬼殺隊員としての才能見出した冨岡義勇の圧倒的な存在感。
鬼殺隊員の同期である、我妻善逸と嘴平伊之助との友情や、彼らのエピソードも見どころの1つです。
まだ、鬼の総元締めである、鬼舞辻無惨との対決には至っていませんが、そこまでには、炭治郎の様々な試練と、鬼殺隊員たちとの絆、成長が描かれることでしょう。

ファイナルファンタジータクティクスアドバンス / FINAL FANTASY TACTICS ADVANCE / FFTA
10

悩みを抱えた子ども達の物語

このゲームに登場する主人公は勇者ではありません。ごく普通の子どもです。弟の療養のため、田舎町に来たマーシュは居心地の悪さを感じていました。「転校生」と呼ばれ馬鹿にされる日々。言い返すことすらできず、ただ我慢するだけ。

ある日、世界は一変します。剣と魔法の世界へと。マーシュは自分の居場所を見つけました。この世界なら必要としてもらえる。自分に自信がもてる。それでもマーシュは元の世界に帰りたいと望みます。あくまでも、ここはゲームの世界だから。

同じようにマーシュの友達であるリッツとミュートも欲しいものを手に入れました。白髪で悩んでいたリッツは美しく色づいた髪を。いじめられていたミュートは王子という権力。そして亡くなった母を。

そして、病気で歩けなかった弟ドネッドは自由に走り回れる足を。喉から手が出るほど欲しくて、でも手に入らなかったもの。それが手に入ってしまった。もし元の世界に戻れば、せっかく手に入れたものも消えてなくなってしまいます。

バトル自体はサクッと終わるものが多く、ストレスなく進められるよう工夫されています。ドット絵が細かく、アイテムひとつひとつの絵柄や、魔法を使う際のエフェクトなど細かく表現されています。キャラクターを育成する楽しみもあり、こつこつ自分好みのキャラを育てたい人に向いているゲームです。

日向文
10

日向文の音楽

シンガーソングライターが数多くデビューしている昨今だが、その中で恋愛を歌っているアーティストはかなり多いだろう。日向文もまた恋愛も歌っているアーティストになるのだが、よくある貴女が恋しいとか振られて悲しい振り向かせてやるというような内容の歌ではないのだ。
日向文は一つの恋愛に寄り添った歌を歌うのだ。失恋したときにはそのときの心情を情景描写を巧みに用いて表すことをする。彼がいなくなったのならばベッドのへこみがつめたくなっただとか、想像しやすいが故に心に響くのだ。どうしようもない男女の恋愛を描いてもやはり言葉選びにセンスが光る。
また、恋愛以外の曲も多々ある。その中でも多いのが人間の負の方向に対しての歌だ。明るく元気な人を歌うことはなく、暗く生きることが辛いと思っている人を歌うのが彼女の強みとなる部分だ。この暗い側面を歌うにしてもやはり、ただそのまま歌うことはなく、美しい言葉を選んで綺麗に歌い上げる。

彼女は札幌在住であるが度々東京でライブを行っている。東京に限らず全国各地でライブを行っているため、どのエリアに住んでいても彼女のライブに参加することはそう難しいことでは内だろうと思われる。グッズも様々あり、かわいい系のものが多いが扱い方次第ではもちろん男女どちらでも使えるだろう。