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chobi36chobio7のレビュー・評価・感想

余命10年(映画)
9

小坂流加・原作「余命10年」

「余命10年」は小坂流加さんの小説を原作にした作品です。
小坂さんは主人公(高林茉莉)と同じ肺動脈性肺高血圧症という病気で37歳の時に亡くなられています。映画の内容としては、原作とは異なるアレンジをしています。それは、監督である藤井道一監督が小坂さんの想いを込めようとした工夫でした。小坂さんの家族から聞いた話を元に作られています。フィクションなのかノンフィクションなのか、どちらも当てはまると言えます。
簡単にあらすじを説明します。
病気を知った茉莉と生きることに悩む和人が20歳の同窓会で再開して惹かれ合っていきます。茉莉は余命宣告をされていることから恋をすることに抵抗がありました。しかし、2人で思い出を増やしていく中、生きることを諦めていた茉莉が死ぬことに恐怖を感じ始めます。病状が悪化する中、小説を書き上げた茉莉。亡くなった後、和人は茉莉が思い出を撮っていたビデオカメラを引き継ぎ、茉莉の分も生きていく作品になっています。
普通に過ごせる毎日がどれだけ幸せかに気づかされます。また、生きるとは何かと観ている最中も見た後も深く考えさせられます。生きることに悩んでる和人のような人もしっかり全力で生きようと思える作品となっています。
是非ご覧ください。

レンタネコ
1

レンタル業界のこと調べもせずに作ったって感じ

猫をレンタルする仕事をしている女性の話ですが、現実味がなく面白くありませんでした。レンタルペットというのが実際にあるのかどうかはよくわかりませんが、癒しとしての犬とか猫はありえそうなのでもっと現実的に描くことも可能だったと思います。猫1匹、何円とかの料金表とか、いつも食べている餌の貸し出しとか、仕事としてきちんとしているように見せることは可能だったのにそんなこと少しもしないでただ猫を貸すという、一見優雅な職業を使いたかっただけでしょと思います。一番の問題点は、監督さんが別に猫を好きじゃないことだと思います。だって、ところどころに流れる猫の映像がかわいくないんですもん。これは猫で人を呼ぼうという映画として致命的です。話も同じような話が続いて面白くありませんでした。レンタルを通じていろんな人にであった話なんでしょうが、一つ一つの話がつまらなすぎます。猫アレルギーの妻がいるのに猫を引き取る夫が出てきますが、別れろと思いますし、「私友達がいない」と言う店員はだからどうしたという感じであまり魅力的な人がいませんでした。猫というみんな大好きな素材を使ってるのにここまで面白くないの珍しいです。もっと、猫のことを研究してほしいものだと思いました。