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arianのレビュー・評価・感想

薫る花は凛と咲く
10

おすすめしたい恋愛漫画、薫る花は凛と咲く

純粋な恋愛が好きな人にオススメしたい作品です。

不良高校とお嬢様学校のお話。ありがちな話かもしれませんが、取り巻く環境と感情がとても丁寧に描かれていると思います。読み進めていくごとに、主人公が大人になっていく所がとても胸を打つ作品だなと思いました。
主人公の男の子、凛太郎は背が大きく、金髪、ピアスで怖く見えることから、悪いことしていないのに悪い噂が流されています。和栗さんはお嬢様学校に通っており、特待生かつ成績もトップ!そんな2人の恋のお話です。
ストーリーや展開、キャラクターなどには、少女漫画の良いところと少年漫画のいいところが詰め込まれているような感じがしました。心の葛藤などの心理描写も良くて、男女問わずおすすめしたいです。読んでいる自分自身も優しい気持ちになり、この作品に出てくる登場人物みたいに自分以外のだれかや周りの人にも優しくしたいと思えました。

凛太郎の底抜けの優しさや、和栗さんの可愛いけれど中身がすごく強いところを見て、「この2人お似合い!」と思いました。恋愛だけじゃなく、友情や家族の話などもあり色んな楽しさもあります。読んでみて後悔はないと思います。
もちろん物語には2人の友達なども登場します。2つの高校の考え方もどのように変わっていくのか見どころだと思います。

それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫
10

「それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫」は悩みを持ったヒロインが自分で解決する成長過程に注目!

「それいけ!アンパンマン きらめけ!アイスの国のバニラ姫」は、2019年公開の映画で、興行収入は6億円と言われるほど大人気の映画です。声優ゲストは、ヒロインのバニラ姫を榮倉奈々、そのバニラ姫の教育係をお笑いコンビANZEN漫才のみやぞん、敵のロボット役にあらぽんが出演しています。バニラ姫が住む「アイスの国」では、魔法のスプーンでアイスを作らなければなりませんが、「アイスが作れない」ため、特訓をするも失敗する日々が続きます。全然アイスが作れないバニラ姫は嫌になり、ついに城を飛び出してしまいます。そしてコキンちゃんと出会い、「自分にアイスが作れない理由」と「アイスを作るために自分にたりないもの」を見つけます。バニラ姫がアイスの国にいない間、バイキンマンが大暴れしてしまいます。果たして、バニラ姫はアイスを作れることができるのか、アイスの国をバイキンマンから守ることができるのか。笑いあり、涙ありの展開で、子どもだけでなく大人も目が離せない、結末がとても気になる映画です。また、テーマは「笑顔」になっていて、バニラ姫が自分の悩みに対して真剣に向き合ったり、自分の力で解決して笑顔を取り戻す過程も注目の作品です。

野田洋次郎
10

話題の『天気の子』映画の挿入歌にもなった『大丈夫』の歌詞の意味を解釈!

初めて私が野田洋次郎さんの曲を知るきっかけとなったのは、たまたまYouTubeでオススメに出てきた『ふたりごと』という歌。MVがレトロ風に作成されており『今からお前に何 話そうかな』という歌詞から始まるミディアムナンバーなリズム感にすんなり入ってきました。それから野田洋次郎さんの曲を知るようになり、朝から晩まで彼の作る曲を知らべていました。

『天気の子』はまだ観たことがないですが『大丈夫』という曲に胸を打たれ、涙が勝手に流れ出していた自分がいました。何故なら1番私が苦しいときに『大丈夫だよ』と言ってくれる人がいなかったからです。

その『大丈夫』という曲の歌詞の魅力は現代社会にも反映されていると思います。『世界が君のちいさな肩に 乗っているのが 僕にだけは見えて』とありますが、ストレス社会の世界を十二分に表しており『大丈夫ってさぁ 君が気づいてさぁ 聞くから 大丈夫だよって慌てて言うけど』のフレーズも大丈夫だと言っていることが大丈夫ではないと解釈できそうです。次の歌詞『なんで そんなことを言うんだよ 崩れそうなのは君なのに』、ここで崩れそうな彼女に対して、僕は悲しい気持ちになってしまいます。私は思わずこのセリフで泣き崩れてしまい、励まして貰えるような歌だと感じました。

『天気の子』の映画の挿入歌として扱われている『大丈夫』ですが、映画を観なくても映画の内容が浮かんでくるような、そんな曲ですよ。

たいへんおススメなので、是非聴いてみてください。