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Skelfilaj9のレビュー・評価・感想

ヱヴァンゲリヲン新劇場版 / Rebuild of Evangelion / Evangelion: New Theatrical Edition
10

日本一ざっくりとした「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズ回顧録

「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」は、全4部作の超大作アニメーションです。1997年、TVアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の劇場版「Air/まごころを、君に」で人類を絶滅させた総監督の庵野秀明さんが、再びエヴァンゲリオンを作ると聞いたとき、嬉しかったことを覚えています。新劇場版シリーズ第一作の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」は、ほぼほぼTVアニメ版をブラッシュアップした作品でした。本当に描きたかった正体不明の敵「使徒」の美しさに、惚れ惚れとしました。第二作の「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破」では、新キャラとしてアスカとマリが登場します。テレビアニメ版では惣流・アスカ・ラングレーですが、新劇場版では式波・アスカ・ラングレー。ここで「TVアニメ版とループしている説」は無くなりました。さらにTVアニメ版にはいなかった新劇場版からの新キャラであるマリは、エヴァ特有の閉塞感をこじ開けることに成功した功労者でもあります。そして一気に14年後の世界を描く「ヱヴァンゲリオン新劇場版:Q」で、見事に取り残された主人公シンジと観客たち。頭の中はQuestionで埋め尽くされました。そのAnserとして公開された四作目にして最終作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」では、新劇場版の謎が明かされ、人類が救われる終わり方でした。庵野秀明さんは、きっと「Air/まごころを、君に」で人類を絶滅させたことに対する贖罪をしたかったのでしょう。そのためにもう一度エヴァを作り直そうと思ったのでしょう。エヴァンゲリオンのない新しい世界(新世紀)を構築するために。おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。

かもめ食堂 / ruokala lokki
7

フィンランドってすてき

フィンランドで日本の料理を出す食堂をしている日本女性とそこを手伝うことになった日本からの旅行客の女性らのふれあいの話。食堂の値段設定が不明とか、観光ビザで働けないだろうとか、ツッコミどころは満載ですが、小林聡美さん、片桐はいりさん、もたいまさこさんという個性派女優たちの立ち振る舞いがすてきですし、フィンランドの雰囲気もゆったりとしていて、見ているとほんわかした気持ちになります。私が好きな場面は、フィンランドらしいおにぎりの具を探す場面で、小林聡美さんが、おにぎりの具はやはり昔ながらの具でいきたいと決めるところです。ああ、そうだよな、おにぎりは定番がいいよなと思いました。このように、この映画にはおいしそうな日本の家庭料理が出てくるので、見ていて楽しいです。カツとかおにぎりとか、普通の家庭料理ですが、すごくおいしそうに見えます。あと、シナモンロールを作るエピソードがあって、めちゃくちゃおいしそうで、この映画きっかけでシナモンロールにはまりました。シナモンロールは昔、流行ってどこでも見かけましたが、この頃はあまりみかけなくて残念です。話はそれましたが、この映画はたいしたことがおきるわけではありませんが、のんびりとした気分で見れるので、ながら見にオススメです。