Notebook16@Notebook16

Notebook16
Notebook16
@Notebook16
3 Articles
4 Reviews
0 Contributions
0 Likes
Notebook16

Notebook16のレビュー・評価・感想

ハリー・ポッターシリーズ / ハリポタシリーズ / Harry Potter series
10

魔法の世界がとてもワクワクします!人間模様も複雑に描かれており、大人にもオススメです!

J.K.ローリングの幻想的な小説世界が見事に映像化され、映画史にその名を刻む壮大なシリーズ。映画が始まるとすぐに、そのユニークで魅力的な世界観に完全に引き込まれ、自分自身がその一部になったかのような感覚に陥ります!ストーリー展開のテンポも非常に良く、一つのエピソードから次のエピソードへとスムーズに移り変わり、視覚的なスリルに溢れています!
公開されてから既に長い間経っているこの作品において、主要キャラクターたち、ハリー、ロン、そしてハーマイオニーの初々しさとその愛らしさは新鮮で、観ていて心が和みます!そして、ハリー・ポッター役であるダニエル・ラドクリフが『スイス・アーミー・マン』で死体を演じるという意外な役どころを果たすとは、その頃の彼自身さえも想像できなかったことでしょう。

全8作に及ぶ壮大なシリーズということもあり、作品が進行するにつれて彼らが少しずつ大人に成長していく様子を楽しむことができるのは、見ていて大きな喜びの一つです。彼らの成長と共に物語も深みを増していきますが、その一方で、ストーリーが次第にダークな色合いに変わっていくのは、初作のファンとしては少々寂しく感じるところもあります…。
ハリー・ポッターは多くの人々に愛され、その魅力は色あせることなく新たな世代にも引き継がれています。その理由は、世界観の独特さやキャラクターたちの魅力、そして全体を通しての壮大なストーリーテリングにあるんだと思います。その魔法は続いており、これからも多くの人々を惹きつけ続けるのだと思います!

囚人リク
10

男女共に楽しめる漫画

題名も作風も男性向けの漫画なので、女性が見る事も少ないと思うのですが、あえて男女共に楽しめるお勧め漫画として紹介します。本作は、絶対に曲げない芯の強さを持った少年が、自分の無実を証明するために脱獄する話です。その中で出会う様々な人との関わり方がとても刺激的で魅力的な漫画です。悪役と思われる相手を倒した後の主人公の対応は、元祖鬼滅の刃かと思うほど人情深く心に染み入るものがあります。そして戦った相手をどんどん自分の仲間にしていく強さは、この漫画の柱となり、自分も物語の中に入り込んでいるような不思議な感覚が楽しめます。暴力はいけないことだが、それをせざるを得ない人生を送ってきた人達の、辛く切ない部分も回想場面で見ることができます。それがドラマや登場人物への愛着につながり、応援する動力にもなっていきます。特に主人公リクのブレない真っ直ぐさはなんといっても強いです。ただ女性が読むにはところどころキツいシーンも出てくるので、そこをいかに読み飛ばすか。最後まで読めば納得の作品なので是非読み進んでいただきたいと思います。主人公の脱出、全員の無事、達成する目的、それらすべてが読者を巻き込んでの壮大なスケールとなり、この物語の魅力な点なので、是非手に取って頂きたいと思います。

黒子のバスケ / 黒バス / Kuroko's Basketball
7

勇気のある人気作

最初は私もスラムダンクファンでしたので、あまり興味はありませんでした。
ですが、バスケ漫画といえばスラムダンク!な世界で、しかも同じ出版社から連載されていたことを知ると非常にプレシャーのある漫画であり、アニメだったのではないかと思います。スラムダンクが憧れの主人公なら黒子のバスケは自己投影しやすい主人公かな、と思います。
最初から才能のあったスラムダンクの主人公より、自らの闘志を潜め、影として、自分の持つ才能を己で開花させ、奇天烈なパスの数々、消えるシュートなど。
バトル漫画を連想させるような技名や厨二心を擽るフレーズの数々もスラムダンクと比べ新鮮さを感じました。
アニメはやはり、新しい作品ですから作画はもちろん声優さんもとても豪華で、それだけでも見るきっかけにはなるんじゃないかと思います。
スポーツ漫画は読むと、自分もやってみたいという気持ちにさせられる方も多いと思います。正直常識外れなシュートや能力もありました。
スポーツとして、勝利が絶対とされていた中学時代の黒子のバスケを辞めたくなる気持ちすごく共感を持てました。
この作品の最大の魅力は、ひとりで勝つのではなく、皆で力を合わせ自分たちよりも何倍も強いチームと戦い、追い込まれ、もうダメだ、と思うとき。
諦めない強い信念、観客の応援などとても心暖かな作品です。私と同じようにスラムダンクが好きだから見ない、って方きっといると思います。ですが、こちらはより、読者の気持ちに近いスラムダンクとはまた違ったバスケット漫画として楽しめると思います!バスケシーンの他にも日常のギャグやキャラへの扱いなども楽しめる。笑いあり、感動あり、正しく友情、努力、勝利がそのまま描かれています。
読むのを戸惑う方、アニメを見るのを躊躇している方、流し見でも見てみてください。いつの間にか作品の虜になります。天才たちの中にいる凡人がどうやったら勝てるのか、バトル漫画がお好きな男性は特に楽しめる作品かと思います。

新幹線変形ロボ シンカリオン / 新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION / Shinkansen Henkei Robo Shinkalion The Animation
9

親子でハマれる大人気ロボアニメ、シンカリオンの魅力

あの子供から大人まで幅広い世代に人気を誇る新幹線がロボットに変形して地の底より這いあがりし種族、キトラルザスと戦うアニメ。
キッズアニメと侮るなかれ、各所に織り込まれた鉄道ネタやあの「新世紀エヴァンゲリオン」や「初音ミク」とのコラボなどで話題を呼びました。

戦闘シーンのCGも評価が高く、ド迫力のバトルシーンは必見。
シンカリオンの元になっている新幹線もE5はやぶさ、E6こまち、E7かがやきなどの車両だけでなく、500こだまや700のぞみ、ひかりレールスターなどの懐かしい車両もあり、子供だけでなく大人もついDX玩具を買いたくなるような「親子でハマれる作品」となっています。

そして、新幹線をテーマにしているだけあってJR各社全面協力の元で制作されており、シンカリオンの秘密基地である超進化研究所はあの大宮の鉄道博物館をはじめとした様々な鉄道施設の地下にある、という設定や東京駅が変形して強大な敵を迎え撃つ「東京駅・中央迎撃システム」など、JRの協力あってこその設定や展開もあります。

また、シリーズ通して「人と人とのつながり」を大切にしており、例えばシンカリオン同士の合体である「リンク合体」にはそれぞれのシンカリオン運転士の呼吸を合わせる必要があったり、強大な敵に立ち向かうためにシンカリオン同士で力を合わせることが勝利へのカギになるなど、まさに王道ホビアニ!といった熱い展開も多いです。
特に、キッズアニメということもありシンカリオンには小学生から中学生の子供が乗って戦うのですが、「子供の方が鉄分(栄養素の方ではない)が高く、シンカリオンとの適合率が高いのでその力を最大限発揮できる」などのしっかりした理由付けがされた上で、「子供たちの安全を最優先に対応(場合によっては緊急撤退など)し、本人の意思を尊重する大人たち」という描写にも評価が高いです。

前述したようにホビアニというだけあり、DXSシリーズとして劇中に登場するシンカリオンの変形ギミックを再現したおもちゃがタカラトミーのプラレールブランドから発売されています。
各種リンク合体や、いわゆるスーパー合体にあたるクロス合体を再現できるほか、様々な箇所にあるジョイントを駆使して自分だけのオリジナルの武装形態を作ることもでき、アニメの人気もあって一部の機体はプレミア価格になっているものもあるほどの人気です。
玩具だけでなく、運転士たちのアクリルキーホルダーや缶バッヂ、ぬいなどの大人向け商品も多く発売されており、TBSショップなどで販売されており、数多くのアニメ好きに人気を誇る名作です。