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Konta16gf0のレビュー・評価・感想

ラ・ラ・ランド / La La Land
10

何度も繰り返し見てしまう、夢と現実の選択!!!ラブストーリー・ミュージカル映画

主演はライアン・ゴズリング、エマ・ストーン。演技力に定評のある2人が贈るラブストーリー・ミュージカル!!
楽しい音楽と共に夢と現実の選択に悩む。楽しいけど苦しい!何度も繰り返し見て楽しめる作品です。

カフェで働きながら、女優を目指してオーディションを受けては、必要とされない日々を送るミア(エマ・ストーン)。同じくジャズを愛し、大好きだったジャズのお店を自ら復活させることを夢見るセブ(ライアン・ゴズリング)。
二人は何度も偶然に出会う。「ジャズは嫌い」というミアだが、セブの演奏するピアノに感動する。夢を語り合う中で二人は恋に落ち、共に夢を目指し励まし合っていく。

そんな時セブは旧友に会いバンドに誘われる。だがそのバンドはセブの好きな”古き良きジャズ”とは違うものだった。大好きなことをやりたいが、夢であるジャズのお店の資金のためにも、とバンドへ加入したセブ。
バンドは人気になりツアーのため各地をまわる中、セブとミアは段々とすれ違っていく。

自分の夢を追い続け打ちのめされていくミア。自分の夢とは違う道に進み必要とされるセブ。
ミアはセブに勧められた一人芝居に挑戦するが結果は散々で、「もう夢は諦める」とふるさとに帰ってしまう。そこに一人芝居を見たというキャスティング担当者からミアに「オーディションを受けてほしい」と連絡が入る。セブの説得もあり、ミアはもう一度夢に挑戦する。

二人の夢は?二人の関係は?
夢と現実の選択。そしてその後はどうなるのか。夢を追う楽しさと苦しさが、楽しい音楽と切ない音楽で表現され、何度も繰り返し見れる映画です。
ライアン・ゴズリングの代役なしの切ないピアノ演奏にも注目です!!

ONE PIECE / ワンピース
10

20年以上かけた壮大な伏線回収

ワンピースは連載25周年を迎え現在連載中のワノ国編がファンの間で話題となっている。
ワンピースとは主人公麦わらのルフィが大海賊時代に仲間と共にひとつなぎの大秘宝ワンピースを目指し海賊王になる過程を描く少年漫画である。
当時は駆け出しの海賊だったルフィも、今や一挙手一投足を世界が注目する大海賊へと成長しており、仲間も順調に増え、懸賞金も10億を超えるまでになった。さまざまな出会い、別れを繰り返し突き進んできたが今回ついに海の皇帝、4皇カイドウ、ビッグマムと決死の死闘を繰り広げる。4皇の一角を落とすために結成されたルフィ、ローの海賊同盟をはじめ、キッド、ドレイク、アプー、ホーキンスといったルーキーたちもカイドウがのさばるワノ国、鬼ヶ島に終結する。
ワンピースの全物語を通しても一つの大きな山となる今回のワノ国編は役者もさることながら、ワノ国が抱える怨念のかきっぷりも見事で、尾田先生本人も最も描きたかったシリーズと仰っている。
ルフィ率いるサムライたちは、亡き主人おでんの仇を果たすことができ見事開国できるのか、目が離せない。
尾田先生が25年に亘って仕掛けられた怒涛の伏線回収に予想家も頭を悩ます。まだ間に合うので読んでいない方は是非手に取ってください。

ヤバイTシャツ屋さん / ヤバT
9

ライブパフォーマンスが神がかり!

2016年にメジャーデビューを果たしたバンド「ヤバいTシャツ屋さん」、通称「ヤバT」音源の楽しさはもちろんだが、ロックフェスやワンマンツアー、対バンなどライブを数多くこなす現場型のバンドである。
ライブのセトリはドラム「もり もりもと」が毎回作成しており公演後公式ラインでセトリの公開をしている。そんなヤバTのライブの見どころがライブパフォーマンスである。ツアーでは新曲でもなく収録予定もない持ち曲「ダックスフンドにシンパシー」を歌ったり、観客をステージに上げ演奏をさせたり、楽曲「天王寺に住みたいな」では歌詞に喜志駅から天王寺駅までの運賃が使われていることから、増税に伴い歌詞を変更するなどファンへのエンターテインメントの提供を忘れない。また、「喜志駅周辺なんもない」ではサビに瑛人の香水を混ぜたり、打首獄門同好会の「日本の米は世界一」を混ぜるなど高いアレンジ力を披露している。そんなヤバTのライブ後はSNSでも「喜志駅 万能すぎる」「ポテンシャル高すぎ」と好評でファンの中では、ライブの度に今日はどんなアレンジなのか予想がなされている。
一見やる気のない大学生バンドのように思えるが、知れば知るほど彼らのライブに対する熱い思いに魅了されていくのである。ぜひ一度ライブを見に行ってほしいと筆者は思う。