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Ken12m5

Ken12m5のレビュー・評価・感想

04 Limited Sazabys / フォー・リミテッド・サザビーズ
8

高音ボイスとPOPなサウンドで元気になる

ボーカルのGEN、ギターのHIROKAZU、RYU-TA、ドラムのKOUHEIの4人組バンド。ボーカルのGENさんのかっこかわいい高音ボイスが特徴のバンド。ファンはフォーリミと呼んでいます。踊り出したくなるようなPOPな曲が多く、音楽フェスやライブの際はとても盛り上がります。特に代表曲の『swim』が流れると盛り上がりが最高潮になります。毎年4月にはボーカルGENさんの地元愛知県で『YON FES(ヨンフェス)』を主催し、多くの観客を動員しています。2017年には武道館ライブを成功させました。
男女ともに愛されるバンドでインデーズの頃から10代や20代を中心に人気。2015年にメジャーデビュー後も人気は衰えることを知らず、アニメ主題歌などを担当したことから新規のファンも多くなりました。
フェスやライブの生で音楽を届けることを大切にしているバンドで、小さなキャパシティのライブハウスから大きなフェス会場までさまざまな場所で音楽を届けています。CDなどの音源から聴く曲も良いですが、生の歌声でしか感じることのできない迫力はぜひ様々な人に感じてほしいです。
グッズはTシャツやタオル、ラバーバンドなどの定番アイテムが充実しています。グッズのイラストやデザインがおしゃれで可愛い物が多いため、特に女性ファンに大人気です。

暁のヨナ / Yona of the Dawn
10

お姫様の成長に目が離せない!!

この物語は、わがままなお姫様がある事件がきっかけで城を追い出されるところから始まります。城を追い出された姫さま“ヨナ“の味方は従者の“ハク“のみ。たったの2人で城からの追手と戦わなければいけません。ですが、今まで武器を持つことを禁止されてきたヨナは戦うことができません。ただ、ハクに守られていました。しかし、ハクが大怪我をした事でヨナはハクを守るために味方を増やし、自分も戦う事を決意。神官のお告げで四龍を探す旅に出ます。そこからのヨナの成長からは目は離せません。ずっとヨナのそばにいたハクも作中でこんなセリフを口にします。「見せてやりてえよ。あんたを城から追い出した馬鹿やろうに…見ろ!これがヨナ姫だ!髪を捨て、剣をとり、この国を誰よりも救おうと強く生きている。ヨナ姫はここにいる。」と。わがままで何も知らない姫がどんどんどんどん強くカッコよく成長していきます。悪しき者を倒すために自ら囮を志願したりもします。剣を向けられても、もう怯えるだけの姫さまではありません。そんなヨナ姫の成長にはハラハラドキドキで目が離せません!!さらに…!!暁のヨナは少女漫画です。もちろん恋愛シーンもあります。シリアスな展開あり!恋愛展開もあり!もちろん笑いもあります(笑)ヨナを取り巻く環境もどんどん変わっていきます。嫌いなキャラが読み進めていくうちに好きになったらもします!アニメ化もされ現在もまだ発売中です。あー、続きが待ちきれない!!

バイオハザード4 / Biohazard 4 / Resident Evil 4
10

絶対おススメ!バイオハザード4!

合衆国のエージェント、レオン・S・ケネディは、さらわれた大統領の娘アシュリーを取り戻すためとある村を訪れる。
決してよそ者を受け入れようとはしない凶暴な性格の村人たちの抵抗や、明らかに衛生観念的に欠如したといえる村の様子に、レオンは苦戦を強いられつつも村を進むと、「この村の出身」を自称する謎の男と出会い戦闘を共にする。
戦闘による混乱で謎の男とはぐれてしまううち、周囲を堀で囲まれた城を見つけそこへ逃げ込む。
広大な城の中は豪華な装飾や、数えきれないほどの部屋で出来ており、何かの宗教に基づいたことを思わせる。
大鎌やフレイルなどの武器を持った兵士達の大歓迎ともいえる攻撃を受けることになり、そんな戦闘の中で一度は村で取り戻したアシュリーを、再び敵にさらわれてしまう。
再び一人で行動することになったレオンは、迷路のように庭木で植えつくされ無数の番犬が放し飼いにされる広大な庭や、城の主の物を思わせる豪華な装飾を施されたベッドに寝室、城の人物全員で宴を催せるのではないかというほどの広さの食堂を抜けつつ、アシュリーとともに激しい戦闘を繰り広げ、レオンは玉座の間に到達する。
玉座には誰がどう見ても幼児というほどの体系でしかない、自称20歳の人物が座っていた。
その男がボタンを押すと…。

シャムキャッツ / Siamese Cats
10

なつかしさと今時さのバランスのよいバンド

シャムキャッツはとにかく最高です。
ここ数年シティーポップといわれる音楽のジャンルがとても流行っていると思いますが、シャムキャッツはずいぶん前から今でいうシティーポップな音楽を貫いているバンドです。
音源はもちろん、魅力はなんといってもライブだと思っています。またボーカルの夏目友幸さんがとても素敵な人柄で、ライブの開催されていない時期は自身のSNSでライブ発信をしたり、ファンを楽しませる努力を怠らない、とにかく素敵な方です。ライブでももちろんファンの気持ちを第一に考え、楽しく心晴れるような表現、また心にぐっと刺さるような言葉を投げかけてくれたりと、とにかくとにかく…ファン思いの方です。
音楽活動だけでなく、自分たちで率先してオリジナルグッズやレコードの作成・販売なども行っていたり、アーティストとして美術面でも活躍されているので、展示会なども定期的に開かれています。
ぜひこれからシティーポップミュージックを聴いてみたいなと思う方がいたら、まずシャムキャッツから始めてみてほしいなと思います。何年経っても、何十年経っても、みんなに愛されていくようなバンドだと思います。海外での活躍も広がっているそうなので、今後も応援しています。

ビッグ・フィッシュ / Big Fish
8

嘘話だけど嘘ではない

作り話ばかりする父親とうまくいかなかった息子が、余命わずかな父と交流し、親子関係を回復していく話です。
父親の嘘のような昔話と今の親からの話を交互に描くかんじで進みます。
お父さんの話はメルヘン、魔法世界のような話で、子どもが喜びそうな話でした。きっと、息子のためもあって、面白い話をしてたんだろうなと思いました。そんな父が大好きだった時期もあったでしょうが、やっぱり、そういう感じの父親なら、はいはい、また作り話ねとうまくいかなくなったりもするだろうなと思いました。それでも、父と向かい合って、話をしたり、婚約者との関係や、父と母の関係を改めて考えて、ちよっと父のことを理解していくところは見ていてキュンとしました。
父のために、父の死の物語を息子が作って聞かせるところなど涙モノです。自分はそういう話は好きじゃないのに、父が喜びそうな、安らかに眠れるような話を作るところとか、結局昔から父の話を聞いてたから、父好みの話がわかってるところとか親子だなと思いました。父の葬式でいろんな友人が集まって、父の話が嘘ではなかったことがわかって、とてもすっきりしました。
現実と作り話が絶妙な割合で混じったすてきな物語でした。