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9dhiasusunのレビュー・評価・感想

Dilated Peoples / ダイレイテッド・ピープルズ
8

アンダーグラウンド・ヒップホップにおける衝撃

ダイレイテッド・ピープルズ(Dilated Peoples)の"Pay Attention"が、レコード店のBGMで流れているのを聴いたときの衝撃は忘れられません。
繊細なピアノメロディーがサンプリングでループするヒップホップチューンなのですが、そのセンスの良さに、すごいグループが現れたなぁと思いました。

このピアノのサンプリング元は、ジャズピアニストのアーマッド・ジャマル(Ahmad Jamal)による1976年の作品"Crossfire"。
アーマッド・ジャマルの曲を使用したヒップホップトラックは数多くあれど、"Pay Attention"ほどに感情に訴えかける曲はあまりありません。
元の曲を聴いてもピンとこないぐらい、絶妙な箇所がうまい具合にリピートされています。

"Pay Attention"がリリースされたのが2001年。
それよりも前の1998年のシングル"Work the Angels"で、ヒップホップシーンにおいてすでに話題になっていたようです。
二人のMCによるラップにも、DJによるターンテーブル捌きにも、確かなテクニックと、オリジナリティのある芸術性が見られ、こういうグループの登場が待ち望まれていたのだろうと思いました。
熱い攻めの姿勢にもグッときます。

2000年前後のアンダーグラウンド・ヒップホップを盛り上げた、ロサンゼルスの重要グループです。

これはゾンビですか?
10

笑えるし泣ける作品です。

この作品は、とある事件に巻き込まれて死んでしまった主人公相川歩は、気づくと銀髪の無口少女ネクロマンサーのユーによって、ゾンビにされてしまった。ゾンビの体のまま学校に通うのですが、日に当たるとカラカラになってしまい、影を選んで授業を受けたり、日が落ちてから下校したりと不便な学校生活を送っていました。
そんな主人公が、墓地で休憩していたところ、少女に出会います。その少女は魔装少女ハルナを名乗り、世界の平和のためにメガロという悪霊と戦います。
そんなハルナが主人公に近寄ると魔装少女の返信が解けてしまいます。どうやら魔力の強い主人公に魔装を吸収されたようです。しかたなくハルナの代わりに主人公(男)が魔装少女に変身し、メガロと戦うことになってしまいます。
そんな戦いに明け暮れていた主人公。メガロが主人公の通っている学校でも出現してしまいます。いつものように戦うのですがクラスメイト達に見られてしまい、主人公に女装癖がある変態だと思われてしまい、主人公の学校生活に危機が訪れます。魔装少女が持っている武器ミストルティンの能力で記憶を消そうとするのですが、戦いで消耗していた武器ミストルティンが折れて壊れてしまいます。これによって記憶を消すことができず、クラスメイトから変態扱いをされてしまうと思ったのですが、実際にはヒーロー扱いされてしまい…という内容です。

ギャグシーンは面白くシリアスシーンは感動できる作品となっていますのでお勧めです。

鬼滅の刃 / Demon Slayer: Kimetsu no Yaiba
10

これは日本一悲しい鬼退治「鬼滅の刃」

鬼滅の刃とは、少年ジャンプで連載されていた作品です。
それは人々を食らう鬼が存在する大正時代が舞台のお話。
心優しい炭焼きの少年「竈門炭治郎」は、ある日突然家族を鬼に惨殺され、唯一生き残った妹「竈門禰豆子」は鬼にされてしまった。
しかし禰豆子は強い意志で僅かに自我を保ち、人を食わない鬼として人間を守ります。
炭治郎は妹を人間に戻すため、家族の仇をとるため、鬼を滅する組織「鬼殺隊」に入隊します。
ストーリーは復讐劇ですが、所々にギャグ要素が含まれており、読者が疲れてしまわない様に配慮されています。
まさに笑い有り涙有りの一作と言えます!
鬼滅の刃には、個性的なキャラクターが沢山登場してきます。
炭治郎の同期で、猪に育てられた山育ちにの少年「嘴平伊之助」や、気弱な一撃必勝の剣士「我妻善逸」、鬼殺隊で最も位の高い9名の剣士「柱」等、一人一人が作品に欠かせない人物となっており、推しを決めるのに迷ってしまう事でしょう(^-^)
肝心の戦闘シーンはとても迫力があり息を呑む展開が繰り広げられます!鬼殺隊の戦闘方法は「呼吸」というものを使い、人間より遥かに優れた戦闘能力を持つ鬼に立ち向かっていきます。
炭治郎は家族の仇をとり、無事禰豆子を人間に戻す事が出来るのか。

ジョジョの奇妙な冒険シリーズ / JoJo's Bizarre Adventure series
10

自分の生活が奇妙な冒険に。

ジョジョを見たことあるという方はお分かりでしょうが、世界観がすごいです。

第1部ではジョナサンというお金持ちの家で育った紳士な男の子が主に出てきます。

初めて見たとき驚いたのが、効果音がアニメなのに出てくるというところでした。

はじめの頃は笑っておかしいなと思っていましたが、だんだんくせになり、いまではジョジョリオンも読んでいます。

ジョジョを見る前は専らワンピース派だったのですが、ジョジョを見始めてからはワンピースは全く見なくなりました。

ジョジョは年齢も変わりますし、年もとります。
そういった変化のあるアニメはあまりないというところも惹かれる部分であります。

ジョジョは、学生時代に養子として一緒に育ったディオが石仮面によって吸血鬼になってしまったので、ディオを倒すためにツェペリに出会い冒険をしながら波紋を習います。

はじめは、波紋という生命エネルギーを理解していなかったジョジョですが、呼吸により扱うことができることがわかり、身につけます。

冒険して、戦う。
そういった単純な物語ではないのがジョジョの面白さです。

恋愛をしたり、色々な仲間との友情もあります。

「ジョジョは絵が無理」とよく耳にしますが、まず見てみて物語を知ってほしい作品です。

Avril Lavigne / アヴリル・ラヴィーン
8

パワフルな曲と覚えやすさ

アヴリル・ラヴィーンの曲は洋楽なのに覚えやすくノリがよく親しみやすいです。
アヴリル・ラヴィーンはロックやポップなどの曲を出していて、今まで11曲が洋楽トップ10に入る程の実力者の有るアーティストでパワフルな性格を持ち幅広い層に人気があり、特にgirlfriendやcomplicatedなどは世界でも人気曲です。
Girlfriendは曲のテンポは速いですが、ノリがよくパワフルな曲でテンションを上げる時にもいい曲で日本のドラマでも使用された曲です。
Complicatedという曲はゆっくりとした曲想で発音もしっかりしていて英語が使用できない日本人にもわかりやすい曲です。
アヴリル・ラヴィーンは日本にも来日経験も豊富で日本のテレビ出演した経験もあります。
アヴリル・ラヴィーンに魅了される理由として、特殊なファッションも魅力の一つだと考えています。
日本ではあまり見ない奇抜さだけでなく可愛らしい清楚なファッションをしたり曲だけでなくファッションも曲によって合わせることも魅力の一つです。
そのため曲をただダウンロードするだけでなくCDなどを買ってみたくなるのも魅力です。
他にも気持ちが落ち込んでいる時にゆっくり聞いても、元気を出したい時に景気づけに聞いてもいい素敵な曲が多いので、とてもオススメです。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
7

やけに評判の良いB級ホラー映画

最近の映画は面白いが、めんどくさい。明日は仕事があるのに、善悪がどうのこうの、人の人生がどうのこうの。
「お酒を飲みつつ頭を空っぽにして見られる映画が見たい…」、そんな人には『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』がお勧めだ。
ガタイの良い男二人が別荘を手に入れ休暇に森に行くが、そこで、見た目だけで二人を「殺人鬼」だと誤解したアホな大学生が次々と自滅していく。スレ違いから起こる悲劇、いや喜劇のようなホラーコメディーである。

少なくとも子供向けではない。ホラー映画にありがちな上半身裸の女の子が湖で遊ぶシーンや、粉砕機でアホな大学生の上半身が消えてしまうシーンがある。ただ、あっさりとした死に方なのでそこまでグロさは感じない。
ただ単に人が死んでいく「B級ホラーコメディ」というだけではなく、しっかりと王道を抑えたストーリーで、ホラーなのに見た後はすっきりして眠れる。そんな映画である。

正しさとは何か、愚かさとは何か。そういう事は作品には求めてない。とにかく飽きの来ないストーリーで、楽しめればそれで良い。そんな人の為の作品で、笑いあり涙あり血もありのハートフルストーリーである。
2012年の作品ではあるが、今でこそ見て欲しい作品だ。