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8051edmtc0のレビュー・評価・感想

僕のヒーローアカデミア / ヒロアカ / My Hero Academia
10

おすすめアニメレビュー

僕のヒーローアカデミアは、今まで何作品ものアニメを見てきたアニメ好きの自分が一番おすすめするアニメ!
5期まであるから新しく見始める人は長いと感じるかもしれないけど、面白いからすぐ見終わる。まさにジャンプ作品って感じの王道アニメで、誰が見ても面白いと感じる人を選ばない作品、という印象。声優も豪華だしキャラ数が多いから、声優好きの人も楽しめると思う。
一見、学園、異能力、ヒーローといった王道を詰め合わせただけのアニメに見えるかも知れないけど、逆にこれほどまでに王道を詰め込んだものは見たことがないからある意味新しい。設定やキャラクター達の心情がしっかり描かれているので、人間らしいリアルな葛藤や悩みが共感できて感動するし、矛盾がないので深く没入して見ることができる。特に冴えない主人公が限界を超えて戦うシーンなんかは、感動する場面じゃないのに感情移入してつい涙がでてしまうほどだった。
キャラクター達が自分だけの「個性」で夢に向かって頑張る姿は、夢を忘れた大人にとって響くものがあると思う。子供と大人で感じ方がかなり変わってくる作品。
普段自分は同じアニメを繰り返して見ることはないけど、ヒロアカは何度も見返している。キャラの努力して成長していく姿を見て自分も頑張るぞ、と思えるし、シリアスなシーンはあるけど重すぎなくて基本明るいからバランスがちょうど良い。バトルも学園もシリアスもコメディも全て内包しているアニメなので、アニメ好きの人も普段アニメを見ない人も、是非一度見てみてほしい!

バトル・ロワイアル(映画)
10

バトロワ映画の金字塔!これぞ日本映画!

邦画「神さまの言うとおり」(主演:福士蒼汰)や「悪の教典」(主演:伊藤英明)などの邦画のバトルロイヤルの原点にして頂点といえる「バトル・ロワイアル」。
殺戮ゲームの開始が早すぎるか遅いかだったり、説明なし、もしくは説明が長ったらしい映画があるが本映画は軽快な導入と説明のわかりやすさで飽きさせないとこにも注目してほしいです。
シリアルキラー俳優として知られる藤原竜也はもちろんのこと、柴咲コウ、ビートたけしといった2010年代も第一線で活躍する俳優たちが繰り広げるドラマに注目してしまう、一瞬も目が離せない映画です。
ビートたけしが本映画で本人の名前と同じ北野武役で出演しているので、フィクションと分かっていながらも妙にリアリティがあるように見えるのも本映画のおもしろい点です。
主演の藤原竜也は窮地に立たされる役が本映画公開の2001年から既に板に付いていたのかと感心させられました。
2010年代のバトロワジャンルの映画はCGを使いがちですが、本作はれっきとしたアクションシーンが満載で飽きないところがこれまた良いです。
ゲーム内容は無人島で最後の一人になるまでクラスメイトと殺し合いをするといった内容です。
ゲーム開始時に配られるそれぞれの武器が違う!
これが最初の人生のカードが平等じゃないことのメタファーなのかと納得したりしました。
山本太郎は裏があるのかと思いましたが本当にいいやつです...。
ちなみに続編の映画「バトル・ロワイアルII 鎮魂歌」もありますが、これについてはバトル・ロワイアル名物の首輪システムが早々に解決して外されたり、最初からクラスメイトに同じ装備が配られたり、ゲームの目的が違かったりとおすすめはしない作品なので、本映画「バトル・ロワイアル」まででとどめておくのが正解ですよ。

陰陽座
10

日本語の繊細さを音楽という形で教えてくれる唯一無二

陰陽座は黒猫(くろねこ・ボーカル)、瞬火(またたび・ボーカル・ベース)、招鬼(まねき・ギター・コーラス)、狩姦(かるかん・ギター・コーラス)の4人組のヘヴィメタルバンドです。ヘヴィメタルというと苦手な人はとっつきにくい印象も受けるかと思いますが、タイアップ曲や、アルバムに1曲は収録されているバラード曲などは初見の方でも聞きやすいと思います。もちろんヘヴィメタルやデスメタル好きな方達も気持ちよく聞けるような楽曲が豊富にあります。
また、タイトルにもあるように、古典日本語を駆使した作詞作りに終始しており、また、『妖怪』をモチーフとした楽曲が多いため、言い回しや漢字の読みなども、妖怪の存在が今よりも信じられていた平安・鎌倉・江戸の時代のような雰囲気になっています。メンバーたちも、MVやライブでは世界観を大事にしており、常に狩衣や袴などの和装でプレイしています。
ボーカルの黒猫はヘヴィメタル界隈ではめずらしい女性ボーカルで、ファンの間では『ゆりかごから墓場まで』と称される幅広い表現手法を用いており、ゴリゴリのメタルでも、しっとりとした切ないバラードでも歌いこなす実力者です。
また、ベース兼ボーカルの瞬火も、色気のある男の歌声を聴かせてくれるかと思いきや、シャウトや、男三人でのデスボイスのコーラスでも迫力を感じさせてくれます。
もちろんバンドそのものもレベルが高く、唸るような歪みが特徴的な招鬼のギター、対照的に、速弾きを得意とするテクニカルな狩姦のギター。2人の追い詰めてくるようなギターラッシュはヘヴィメタル好きには堪らないものがあります。
そんな迫力のある演奏を奏でる4人ですが、ライブではお茶目な面を見せる瞬火や、『歌のおねえさん』と称される黒猫のトークも魅力の一つです。
youtubeに彼らのチャンネルがあるので、ぜひ聴いてみてください。MVも豊富にあるので、その独特な世界観を堪能できるかと思います。