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7zmakebelieveのレビュー・評価・感想

ノクターナル・アニマルズ
8

見た後気分が沈む。

エドワードが執筆した小説の内容が怖いです。煽り運転の箇所も、その後の妻子の結末も復讐劇も、はっきりいって見ていられなかったです。それくらい、リアルで鬼気迫るものがありました。小説としてはよくできてると思うし、元妻スーザンがエドワードに会いたいってなった気持ちもわかりました。2人の関係性はちょこちょこしか描かれてなかったけど、スーザンはエドワードにひどいことをしたと思います。でも、そのことを自分に有利に考え直してたっていうか、だって私の意見を聞いてくれず、売れないものばかり書いてるから仕方ないみたいなところがあったと思います。そして、それは間違ってはいないかなと思いました。そりゃあ、一緒に生きていくんですから、糧は必要です。でも、だからって金持ちに離婚前に乗り換えたりして、エドワードがどれだけ傷ついたとかそういうことに思いが至らなかったんだなって感じです。エイミー・アダムスはすごくうまくて、なんかちよっと無神経ぽい女性だなってのが現れてました。最後のエドワードの復習も納得です。エドワード役のジェイクも、若い時の顔が本当に若く見えて、この頃渋い役っていうか、疲れた役をよくするから忘れてたけど、さわやかイケメンだったし、ちょっと子どものような、母性本能くすぐるようなところがあったよなあってなりました。キャストも好きだし、おもしろいのですが、見た後、心が沈むので見る時間を選ぶ映画かなと思います。

推しが武道館いってくれたら死ぬ / 推し武道
8

推しがいる人必見

ある日なにげなく町を歩いていたら、アイドルに呼び止められてコンサートをみた主人公のえりぴよさん。
そのときのステージにかがやくアイドルになりたい舞菜ちゃんをみたときから恋というか想いははじまりました。
この子が推しになってからというもの、舞菜ちゃんを人気投票で上位にするために、握手券を購入するために、CDをめっちゃ購入し、ついにはグループただひとりの舞菜オタクといわれるいわゆるトップオタクになるえりぴよさん。
でも握手会で話ができるのは本当にかぎられた時間で、「ありがとうございました」という無情な声で数十秒が終わってしまいます。
それでもえりぴよさんはあきらめず、舞菜ちゃんが武道館でコンサートしてくれたら死んでもいいという思いで今日もチケットを握りしめ握手会にいくのでした。
オタクというさまざまな生き物の中にも個性があり、ほんとうに嫁にしたい、推しであるブルーの空音ちゃんにごはんを毎日家で作ってほしいもといさんや、前のグループで一位にできなかった推しを今のグループで一位にするために奮闘するくまささんなど周りのオタクたちもかなりキャラが強くておもしろいです。
しかしながら共感するところがかなりありますので、うなずかずにはいられません。