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7wf19551016のレビュー・評価・感想

シャークトパス
7

凶暴ザメに足が生えたなら、、、

このシャークトパスという映画では、海の暴君サメが地上で大暴れします。

正確にはサメとタコのキメラ、シャークトパスという人造ザメです。とある研究施設で兵器として開発されていましたが、ある日脱走。そして、地上を舞台にシャークトパスと人間が死闘を繰り広げます。

サメに地上で活動するための足が生えたので、人々にはもう逃げ場はありません。まさに絶望するしかない状況の中で、人間が健気に、だけど強かに知恵を使って抗うところが、この作品の見所の一つとなっております。

ただ、奇をてらいすぎた作品なだけに、正直ストーリーはところどころ粗く、シャークトパスのCGもチープ感が漂うものになっています。The・B級映画といった感じです。ですが、逆に期待せずに肩の力を抜いて楽しめる作品とも言えると思います。(B級映画の醍醐味ですね。)

サメ映画では、スティーブンスピルバーグ監督作のジョーズが有名ですが、他にもサメ映画は沢山あり、枚挙にいとまがありません。ジョーズの大ヒットにより、サメ映画が市民権を獲得。その後さまざまなサメ映画がつくられ、サメ映画業界(仮称)が大変盛り上がりました。しかし、徐々にアイデアが出尽くし、マンネリ化してきた中で、大分ぶっ飛んだ設定のサメ映画が作られるようになりました。これはそんな作品の一つです。

ぜひご堪能ください。

深夜食堂 / Midnight Diner
7

切ない話も多い

深夜だけ営業していて、何でも好きなものを作ってくれる食堂が舞台の漫画です。深夜に開いてるからストリッパーとか、いろんな職業の人が来ます。大体は、飲んべえみたいな感じですが、たくさん飲むのは禁止で飯を食べる場所って感じです。人情話ですが、毎回ハッピーエンドというわけではなく、切ない話も多いです。人生うまくいかないことも多いので、リアルで味わい深いなと思いました。よく出る常連さんは、よく食べるますみちゃんとか、お茶漬けシスターズといわれる三十路過ぎの独身友達軍団等です。お茶漬けシスターズは、それぞれ好きなお茶漬けがあってそれを食べに来るのですが、自分らの恋はうまくいかなくて人の恋を妬んだりするけど、仲良しで羨ましいなと思う3人組です。私が好きな話はいろいろありますが、美味しそうだなと思ったのは卵とトマトの炒め物です。私はその料理を知りませんでした。でも、作ってみると美味しかったです。あと、甘い卵焼きの話は、おばあさん(元男)の昔の恋の話が絡んでて、切なかったです。ドラマ版は店のマスターが小林薫さんでした。小林さんは渋いし似合ってたと思います。1話完結だし、読みやすいので好きな作品です。

死印
8

懐かしくも新しい恐怖

2017年にVita版で発売され、PS4、Switch、Xboxに移植された、90年代の東京が舞台のホラーアドベンチャーゲームです。「シルシ」と呼ばれる死を予告する不気味な痣を刻まれた主人公が、同じくシルシを持つ者たち「印人」と協力して、街に現れる怪異の謎を追うというストーリーです。
システムは一枚絵の中から気になる個所をスポットして探索し、アイテムを収拾、利用しながら進んでいくというものです。集めたアイテムは各章の怪異を倒す際にも用いられ、怪異を成仏させる「救済」か怪異を退治する「破壊」かによってストーリーが変化します。
また、探索には各章で出会う印人のうち一人を同行させることができます。怪異や探索場所によって相棒を入れ替えながら先へ進む必要がありますが、入れ替えるたびに時間が経過し、主人公たちに刻まれた死のカウントダウンが進行します。
探索にも危険が伴い、時には怪異に襲われることも。デッドリーチョイスと呼ばれる生命の危機と対峙するイベントが発生した場合、プレイヤーは制限時間内に正解の選択肢を選ばないと最悪の場合ゲームオーバーになります。
全体の印象としては、謎解き要素のある退廃的なホラーゲームです。印人はみな生き延びるため怪異に立ち向かいますが、記憶喪失の主人公は危険と向き合うかたわら自身の謎についても追っていく必要があります。その手助けをしてくれるのは動く人形のヒロインで、献身的ながらも謎めいた言動の多い彼女の存在が、このゲームの仄暗くも美しい雰囲気をいっそう際立たせてくれます。