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7tkyusuのレビュー・評価・感想

Vivy -Fluorite Eye's Song-
10

とりあえず2話だけ見てほしい

AIが主人公の作品です。このアニメはまず、いきなりAIに人々が殺されるところから始まります。これは100年後に実際に起こったこととして扱われています。世界観としては近未来(2061年)の設定となっており、冒頭で人間のように複数の作業(プログラムを書くAIに子育てをさせる)をAIにさせていますが、処理が追い付かず全くこなせません。この事例によって決められたのが、AIには生まれたときに使命が原則として1つ与えられるということです。主人公であるvivyには「歌でみんなを幸せにすること」が使命として与えられます。しかし、100年後からマツモトというAIが歴史の修正を行い、100年後のAIと人間の戦争を止めてほしいと協力を求められます。そして100年をかけてAIとの戦争になるきっかけ(シンギュラリティポイント)の修正を繰り返していくというストーリーになります。このアニメは1話見て切ってしまうと非常にもったいないので、最初の2話を見ることをおすすめします。理由は2話で1つのシンギュラリティポイントを修正するという2話完結のようなストーリーになっているからです。実際にアニメが放映された時も2話で一挙公開されており、制作側の意図としても2話同時に見てほしいということがインタビューで語られていました。

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~
10

青春部活の最高峰

響けユーフォニアム誓いのフィナーレは、元々小説、アニメ化されたのを映画化にした作品です。
あすか先輩や先輩たちが前回、全国へと導きましたが、彼女たちが卒業し、新しい体制となった北宇治高校はさらに全国に改めていくために奮闘します。
後輩も入部し、久美子たちも先輩となりました。
後輩の奏と同じ楽器を吹くことになり、彼女も先輩であったあすかと朝食似たような雰囲気をだし、久美子もちょっと困惑していました。
青春、部活、学校を舞台に全国目指す北宇治高校吹奏楽部の物語です。
それぞれの人間関係などもあり、部活の雰囲気ってこんなんだったなと思えるものである。
一貫として全国を目指すという目標は変わらず、全員がそれに向けて練習するというのは、他の映画でも言える。悔しいという気持ちがあり、その悔しさをバネに乗り越えるというところも面白いところである。
「悔しくて死にそう」という麗奈というもうひとりのキャラクターの中学のときの台詞も「響けユーフォニアム」の1話のところからもずっとこの映画につながっている。
コンクールというのには、必ずランキングがあるということも主人公たちは分かっていた上で、その想像を越えていたものでもある。
彼らたちが目指すのは全国、それに向かう高校生たちの青春は熱い。

[リミット] / Buried
6

疲れた

主人公がテロリストに拉致られて、土に埋められるというワン・シチュエーション・スリラーです。すごく怖い話だなと思いました。生き埋めなんて耐えられないし、そこに焦点を当てて映画を撮ろうなんて考えたなという感じです。でもちょっと、オチが気になってしまうし、主人公はずっと棺桶の中だし、なんだか見ていて疲れる映画でした。そもそも、なんで主人公が捕まったのかよくわからないし、無差別のわりにはテロリストが主人公のことをよく調べていて、主人公の恋人とかも出てくるし、えっ、結局なんなのと思ってしまいました。それに映画の宣伝では、ペンやナイフ、携帯電話があるとか言ってたから、それらを駆使してなんか自力脱出かなと思っていたら、自力脱出というより捜査員に見つけてもらおうとするという感じでした。よくよく考えると、気がついたら土の中なんてパニックにならない方がおかしいし、一般人が自力でどうこうなんて無理に決まっているのですが、ちょっと残念です。コナンとか金田一とか、ピンチになっても冷静に頭を使うキャラに慣れすぎてしまったなと反省しました。主人公役のライアン・レイノルズは、動きもない演技なのに、いろんな感情を表現していてすごいなと思いました。まあ、おもしろい映画なのですが、オチも後味が良くないですし、疲れる映画でした。