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7pmimipi66のレビュー・評価・感想

銀魂 / Gintama
6

劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ

冒頭、劇場の設定でアニメと同じように緩く始まります。
そこで映画泥棒の形をした時空間移動装置によって15年後へと移動してしまいます。
急に緊迫したスピード感あるシーンで思わず、引き込まれてしまい緩急さが凄かったです。
その後、そこで銀さんが見たものはまさかの自分自身のお墓でした。
一緒に居た、時間泥棒は序盤であっさり銀さんが壊してしまいます。
普通なら、映画開始早々、主人公は死んだ事にならないと思いますが、銀魂では例外ではないみたいです。
本来、死んだはずの銀さんが15年後の世界にいてはおかしいので、おでこに鼻くそをつけると、周りからは違う人物に見えます。
おでこに鼻くそつけるってツッコミしか無いです。
久々に会った新八もかぐらもキャラクターの性格も見た目も変わりすぎて、驚きです。
かぶき町は白詛という殺人ウイルスが蔓延してすっかり荒廃してしまいます。
銀さんを最後に見た人はお腹を壊してコンビニトイレから出てこない、その後の事はわからないという、なんともカッコ悪さ満点の展開です。
また過去の亡霊まで現れてしまいます。
アニメだとほんとに終始緩く、どうしようも無くどうでもいいくだらない内容なお話ばかりなのに、
映画になるとこうもかっこよくなってしまう銀さんや万屋、新撰組の戦闘シーンの迫力、ギャップありすぎです。

川嶋あい
8

天使の歌声

私の好きなミュージシャンは、川嶋あいです。彼女は、路上で歌っていた頃に声をかけられ、デビューしました。透き通るような声の持ち主で、「天使の歌声」と言われています。
小さいころは孤児院で過ごし、今の両親に育てられました。心の優しい人で、慈善活動に意欲的だったらしく、昔はボランティア活動も積極的にやっていたそうです。デビューする前に両親は他界し、とても寂しい思いをしながらも、強い意志で歌手活動を行ってきました。色んな辛い人生を若いころから経験してきていた彼女だからこそ、歌う歌詞の数々には重みがあり涙腺が緩みっぱなしになってしまいます。
とにかく、勇気と希望が散りばめられた歌詞で、明るい未来を望む曲たちに、また頑張ろうと思える曲がほとんどです。
人間の葛藤する感情や人生観を、彼女は優しく、時に強く歌います。
全体的には、ポップなバラードが彼女の得意とする曲調です。そして、歌声はさることながら、ピアノの技術もプロです!インディーズ時代から、彼女の腕前には定評がありました。作詞・作曲を自ら手掛けているだけあり、練習量も半端なものではないそうです。一日の疲れを癒したいとき、明日も頑張って生きたいとき、やりたいことや目標に向かって頑張っているとき、そんなときに川嶋あいは、私たちにエールを送ってくれます。

かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜 / Kaguya-sama: Love is War
10

笑えてドキドキできるラブコメディ!

アニメ、実写化ともに好評な『かぐや様は告らせたい』。
漫画のタイトルや表紙などを見てシリアスな漫画だと思っている方も多いのではないでしょうか。
とんでもない、この漫画は笑いあり、涙ありのラブコメディです!
主人公白銀御行とヒロイン四宮かぐやは、自分から告白したら「負け」という謎のルールを自分に課して、相手から告白させようとあれこれ策略を張り巡らせます。
その策略が思っていたとおりにいかなかったり、思っていた以上の成果を上げて、お互いに意識し合うドキドキな展開になって、見ていて思わずニヤニヤしてしまします。
しかし、完全にコメディだけといえば、そうではなく、告白に踏み切れないお互いの心の内や、抱えているトラウマの告白などシリアスな展開もあります。
安心してください。
シリアスな展開はあっても決して悲劇のまま終わりません!
シリアスな展開のあとにはすぐにギャグ展開も来るし、安心して読み進めていける作品となっています。
藤原千花や石上優といったサブキャラクターたちもコミカルで楽しい性格をしていて、読み手を飽きさせません。
漫画の売上800万部を突破しており、いかに多くの読者を魅了してきたかもよくわかりますね。
仕事や学校で疲れた方、かぐや様は告らせたいを読んで、笑ってドキドキしてみませんか?

ジョーカー / Joker
10

ジョーカーは素晴らしく、傑作です

バットマンの宿敵であるヴィラン、悪のカリスマと呼ばれるジョーカーの誕生譚が描かれている映画で本当に素晴らしかったです。
ホアキン・フェニックスさんが演じるアーサーは本当に悲劇としか言いようがないぐらいの人生を送っていました。母の言葉でコメディアンになることを夢にして、毎日ピエロに扮して頑張っているというのに、悪ガキに仕事を邪魔されて暴行を受け、人からはアーサーが持つトゥレット障害による突然笑い出す癖で「気色悪い」と遠ざけられ、好きな人から軽蔑され、憧れの人には笑い者にされ、父親疑惑のあったブルースの父親には冷たく否定されていました。さらには職場でも嫌がらせを受け、電車で会った証券マンには暴行を受け、母親も実は血のつながりがなく、虐待されていたのを助けなかったなんてあまりにも辛すぎます。それは絶望して心が折れて、ジョーカーになってしまうのは仕方がないなと思いました。それと同時にジョーカーが羨ましく感じました。アーサーと自身を重ねて見ていたので、自分を虐げてきた社会を破滅へと追い詰めたジョーカーみたいに自分もやれたら良いのにと思ってしまいました。今までバットマンシリーズで出てきたジョーカーとはまた違って、ジョーカーを身近に感じられたので、凄く感動しました。素晴らしかったです。まさに傑作でした。