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6xhakushi_maoのレビュー・評価・感想

グランド・セフト・オートV / Grand Theft Auto V / GTA5 / グラセフ5
6

みんなでやるなら楽しいゲーム

ゲーム本編としては全体的に良い評価です。
2013年にリリースしてから長い年月が経っていますがいまだにアップデートが来ており、オンラインプレイを楽しむことができます。ただ、オンラインに関しては年を重ねていくごとに民度が悪くなっていき、フレンドと遊んでいるだけなのに強襲にあって他のプレイヤーから妨害されたりなどするので、フレンドと遊ぶ場合は少しやることの制限がかかってしまうフレンド限定セッションに入る必要があるのでそこで少しマイナス評価をさせていただきました。ですが、フレンドを集めて大人数で遊ぶ分にはとてもわちゃわちゃしていて楽しいゲームだと思います。
オフラインについてはアップデートされていないものの元からあるストーリーで十分なボリュームがあり、最後に主人公3人のうち1人を操作不可能にする選択があるなど分岐ルートがあって楽しいです。またセーブデータも1つだけではなく複数作ることができ、いろんなことができるなどとても楽しかったです。しいて言えばオンラインで使える車をオフラインで使えるようにしてほしかったです。
またPS5でもリリースされたことによってまだまだアップデートも来ると思いますので、全然先は長いし期待してもいいのではないのかなと思います。

覆面系ノイズ
9

覆面系ノイズの魅力

きらきらひかる お空の星よ。
誰もが知ってるきらきら星を、子供であるニノとモモが楽しそうに歌うシーンからはじまります。

舞台は数年後、主人公であるニノは 行方不明のモモにいつか届くように、由比ヶ浜の海に向けて歌い続けています。
女子高生になったニノは、子供の頃に出会ったユズと再開し軽音部に入ります。すると驚くことに、軽音部の部員は 人気覆面バンド「イノハリ」のメンバーだったのです。

ニノの猟奇的な程魅了する歌声に、ユズはイノハリへ入れることを決意し、同じ頃に行方不明だったモモが同じ学校に通っていて、イノハリのライバルである「黒猫」と言うバンドの一員だったことがわかります。

覆面系ノイズの魅力としては2つ。
ニノを取り合ってのユズ、モモとの三角関係です。
流石高校生、甘酸っぱく うまくいかないことだらけだけどそれでもそれぞれが折れずに進んでいきます。

もう1つは、各ライブシーンです。学校での軽音部としてのライブシーン、イノハリとしてプロの場でのライブシーン。
毎度ニノの歌声が紙面上から聴こえてくる感覚に陥ります。
漫画という事もあり、音のないライブシーンでは伝わらないのでは?と思うかもしれませんが、音がないからこそ ニノの心からの叫びの歌が聴こえてくるようにおもいます。

映画で実写化もされましたが、漫画でのニノの歌を表現し切れていないなと個人的にはかんじました、、
音楽、バンドをやっている人には特に、是非一度読んで欲しい作品となっています。

search/サーチ
8

ネットだけでこんなにおもしろい

SNSなどネットを駆使して娘の捜索をするお父さんの話です。ずっと、PC画面だけで映画が構成されていて面白いし、斬新ってなりました。この家族がどういう家族なのかってのも、最初に彼らの予定表とかそういうので説明していて、確かに手帳とか見たらいろいろ分かっちゃうものだと、そのアイディアに脱帽でした。
お父さんは娘を探そうと必死で、彼女のSNSとか覗いちゃうんですが、パスワードとかかかっていてもそれをどうにかしていて、それは事件解決のために必要だったけど、プライバシーでもあるから、ちょっと怖いって思いました。
本当に人にはいろんな面があるし、それでいいと思うのですが、子どもに親の知らない面があるというのはちょっと恐ろしいことです。なんで、うちの子が…とかいうのを事件関係では聞くけど、そんなのわかれよとか思ってたけど、その人のことを全部知るのは無理なのかもしれないなって思いました。
サスペンスとしてすごく面白いし、ネット駆使ってのも新しいし、そこも見どころですが、ちゃんと家族の話にもなってるところが良いです。
子どものためになんでもしちゃう親っていうのが切なくて、すごくて、怖かったです。
今のネットの話なので、今見るのがいいかも、もっと時間がたつと、他のツールが主流になるのでしょうか。いや、今のところはこのまんまな気がしますが…。今見ると、自分のSNS関係も整理したくなるかもしれません。

ラ・ヨローナ~彷徨う女~ / La Llorona
7

社会派だった。

ラ・ヨローナって別の映画でも扱われていたし、結構有名な話なんだなと思いました。夫に捨てられ、子供を殺してしまったという幽霊、なんともひどい女の幽霊ですが、どこか悲壮感があって、ホラー映画にはうってつけの伝承だなと思います。しかも、本作はただ、その伝承の話ってだけじゃなくて、グアテマラでの大量殺戮の首謀者が…って話も関わってきて、すごく社会派の面を持ってました。
エンリケはものすごく不快な男に映ってました。まさに独裁、いやこんな裁判があっていいのかって感じです。だから、彼が酷い目にあっても何の罪悪感もないと思ってました。でも、幽霊のせいで酷い目にあうのは彼だとしても、彼の周りの面々が群衆に取り囲まれ、怖い思いをしている場面とかも映ってて、それがかわいそうで怖かったです。ただの勧善懲悪の話ではなく、加害者側の話も入ってて見応えあるなって感じでした。
エンリケに下に見られていた女たちも、ラ・ヨローナに触発されて変わっていくところがすばらしいです。彼女らが悪かったわけではないけど、エンリケを図に乗らせた原因もあったのかもしれません。そうだ、みんな戦わなきゃと思わせてくれる、そんな映画でした。マイナーな映画だけどおもしろかったです。