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6fmegasweetsのレビュー・評価・感想

マンダロリアン(テレビドラマ)
10

スター・ウォーズの最高の続編

マンダロリアンとは世界的に人気の映画、スター・ウォーズのエピソード6ジェダイの帰還の後の世界を描く、スターウォーズ史上初のDisney+限定の配信ドラマです。
物語は銀河を旅する一匹狼の賞金稼ぎマンダロリアン(マンドー)が、とある人物を探すという仕事の依頼を請け負います。
この人物を引渡し、依頼は終了のはずでしたが、依頼人による非人道的な実験に巻き込まれるのを見捨てることができず、依頼人から奪い返してしまいます。
この人物こそがザ・チャイルド(通称ベビーヨーダ)でした。このまま2人は依頼人から逃げるように銀河をを旅することになります。
ザ・チャイルドはあのジェダイマスターのヨーダと同じ種族なだけあり、強大なフォースを持っておりそのため依頼人のモフ・ギデオンに執拗に狙われます。
2人は旅の途中で出会う仲間に助けられながら絆を深めていきます。
この作品の魅力はなんと言ってもザ・チャイルドのかわいさです。
主人公マンドーの宇宙船のコントローラーの持ち手を欲しがったり、立ち寄った星でとある生き物を丸呑みしたり、留守番するように言われたのにこっそりついて行ったりと全ての行動がかわいくて癒されます。
また、主人公のマンドーも最初はどう接していいか分からない様子ですが徐々に言いたいことを理解していく様子が微笑ましいです。
スターウォーズにあまり詳しくない人でも2人のやり取り、映画レベルのアクションや特殊効果など十分に楽しめる作品だと思います。

ショーン・コムズ / ショーン・パフィ・コムズ
8

がむしゃらに働いた成功者

ニューヨークを中心としたアメリカ東海岸を代表するHIP HOPのレーベル、Bad Boy Entertainmentを立ち上げ、自身もアーティスト、プロデューサーとして活動しているパフ・ダディは、ディディー、またはP.ディディーなど、違った名義でも作品を送りだしています。

90年代にはHIP HOPのシーンでアメリカの東海岸のアーティスト達と西海岸のアーティスト達が競い合い、それがメディアの煽りもあって抗争までに発展してしまうという、大きな事件がありました。結局、東西双方のトップアーティストが何者かに射殺されたことにより事態は収束していきましたが、このときパフィーはレーベルを代表するラッパーであり、ブレーンでもあったノートリアスB.I.G.を失いました。

ノートリアスB.I.G.を追悼した曲『I'll Be Missing You』は大ヒットを記録。イギリスのロックバンド、ポリスの名曲を誰にでもわかるほど大胆にサンプリングしています。彼のこういったいわゆる大ネタ使いを批判する声があるのも事実。またラップのゴーストライター疑惑があり、実際に本人もそれを認めましたが、2000年代後半ぐらいからは自分で書いているようです。

いろいろと批判も絶えないパフィーですが、米HIP HOP界の長者番付では常に上位に位置しており、本人が「俺ほどがむしゃらにやった奴はいない」と語るように、彼には熱意とパワーがあり、楽曲にもそれが感じられます。