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4wke-e-ichiのレビュー・評価・感想

優里
10

令和版、尾崎豊。

まさに尾崎豊の再来を感じさせるアーティスト。

唯一無二のしゃがれ声、耳に心地よく残るメロディ、心に刺さる歌詞…。

アルバムを聞いていて、「これはイマイチだから飛ばそう」と思う曲が1曲もなく、全曲心地良く堪能出来てしまう魅力全開のアーティストです。

喜怒哀楽、妬み嫉み、反骨精神…。
日常の中でいくつも生まれては消えていく感情が揺れ動く瞬間を、色鮮やかに生生しく切り取り、聞き手の心に染み渡らせる、まさに天才と言えます。

「優里って、ドライフラワーの人でしょ?」

そう思っている方にこそ、聞いていただきたい曲がたくさんあります。

背中を押してくれるような優しい曲、心を見透かされるような鋭い曲、人間臭い、ドロドロした心情を鋭く表現する曲など、作品はどれも魅力的なものばかり。

聞いたことないアーティストを開拓したいなぁ…とお考えの方は、是非聞いてみてほしいなと思います。

彼の作品は世界観だけでなく、独特なしゃがれ声も一度聞くとクセになる魅力の1つです。

きっと曲を聞いた後は、人生で1度は優里のライブに足を運んで生歌を堪能したい!と思ってしまう程、彼の魅力沼にハマること間違いなしです!

皆さんに自信を持ってオススメしたいアーティストです。

ペット(映画) / The Secret Life of Pets
5

ペットの自由、苦悩を明るく描く

映画『ペット』はさすがアメリカの製作映画らしさがある。日本のようにお涙頂戴でまとめているわけではなく、ポップでハイテンポのそれぞれのペットライフが観られるのだ。飼い主の前では見せない本能的な行動、表情、不良、下品、いい子の悪戯まで。ペット同士の世界にも色々付き合いがあり、好き嫌い、恋、苦労もあり、そうしてワイワイと飼い主のいない時間帯には自由気ままにしているんだ…という映画。
主人公の犬の成長がロングで描かれている。飼い主さんに子供が生まれるが、どうやって接していいのかわからない、自分の居場所がわからない、そこで遊びに向かった先の牧羊犬に教えを請う。成長した主人公はというと、飼い主の子供と共に遊び場所や役割を見出してゆく。そんなペットの成長が愛しい。ペットを飼っている人であれば、この愛しさ共感できることでしょう。
主人公と飼い主が田舎に出かけた先で過ごす様子がわりと長い。その間のペット様子は牧羊犬から見習うことに焦点を当てている。ドタバタあり、挑戦あり、助け合いあり、人との出会いあり。登場する人もあるある、よくあると共感できること間違いなし。とにかく明るくハイテンションに暮らすペットたち。

ぐらんぶる / Grand Blue
8

ぶっ飛んだ青春マンガ

かなりおすすめのマンガです。私も友人から進められ、読み始めたらハマっていました。マンガの内容はダイビングの皮を被った、飲みサーギャグマンガです。登場人物一人一人が、非常に個性的です。モブですら存在感をゴリ押ししてきます。内容は8:2で酒:ダイビングの割合。その為ダイビング経験者が読むより、大学時代に飲みサーや部活経験者の方の方が共感できる場面が多いと思います。少なくとも私はそうでした。基本ギャグで進行し、程よい程度に青春的な雰囲気も感じつつやっぱりギャグです。ダイビング関連の話も出てきますが、初心者にもわかりやすく解説しています。全く知識がなくても、ダイビングの知識や魅力が入ってきます。酒については、度数の高い酒の名前は嫌でも覚えてしまいます。実際の飲みではマネしてはいけません。個人的には各巻の最終話に書かれている、番外編も笑えるので好きです。思いっきり笑いたい人や青春したい人、青春を取り戻したい人におすすめです。あと飲み会前に読むと、勇気をもらえます笑。マンガ意外にもアニメや映画化もされています。どれも面白いですが、やはり原作であるマンガが一番お勧めできます。是非読んでみてください。

ラストレター
5

私はあまり得意ではないが

恋愛ものはやっぱり苦手だなと思いました。福山雅治だからいいけど、普通のおっさんが昔好きだった人に手紙を出し続けるって、気持ち悪いと思います。松たかこも、手紙を出して、ストーカーぽいです。でも、まあ、恋愛に酔ってるときってそんなものかもしれません。旦那が可愛そうな気もします。まあ、娘というものは夢見心地な年齢でもあるし、ロマンティックな文通に協力してしまうのかもしれないです。昔の話で、昔好きな人に言われたことがその後の仕事を決めたというエピソードは、そういうことあるよねと、共感できました。ただ、本が好きだからとかではなく、そのことを褒められたことで、その道に進むなんて、素敵な人生を歩んでるなと思います。あと、亡くなった姉の娘姉妹が、昔の主人公姉妹を演じてますが、きちんと違う人に見えました。とくに、森さんは上手いと思いました。一昔前の青春、私には青春がなかったのであまりわかりませんが、ああいう青春があったらなあと感じる甘酸っぱさはありました。あと、いまどき、手紙かという点は、旦那にメールを見られて、、とか一応理由があって良かったのではないでしょうか。私はあまり得意な部類の映画ではないが、ロマンティックな話が好きな人にはおもしろい作品だとおもいます。

ZONE-00
10

美麗妖怪バトル漫画!愛憎劇もあるよ!

トリニティ・ブラッドの漫画版作画の九条キヨ先生による漫画作品です。

とってもテンポがよくて爽快!絵がとにかく美しい。
世界観やストーリーも美しいです。
舞台は現代日本東京。数百歳から千歳の色んな妖怪が普通に暮らしています。
主人公の九浄三郎と志萬安吾は人間ですが、志萬はエクソシストの家系。かつての志萬家の奥方と鬼の間に生まれた鬼の子孫が九浄三郎です。中学生2人の因縁と友情に目が話せません。

東西南北に1人ずつ存在する魔女やその使い魔の関係も見所の1つです。
使い魔は魔女を護れなかったら目と妖としての武器(天狗なら翼など)を喪うという重い契約なので魔女を心底愛しているから使い魔になるんでしょう。
現魔王の妹である東の魔女・白百合姫の使い魔はヘルハウンドの黒薔薇憐児。以前は白百合家と敵対する黒薔薇家の当主・黒薔薇朧児と恋愛関係にありました。朧児は憐児の双子の兄です。黒薔薇家は白百合家により滅ぼされ、以来憐児は白百合家の…というより姫に付き従っています。姫と双子の兄弟と憐児を好きな幼馴染の絹華との四角関係はとくに見応えがありますよ。
西の魔女・沖野真夜子と彼女の為に妖になった猫又の千両の関係は完全にカップルですが真夜子さんの独占欲も見てて凄いです。

美しすぎる八咫烏三兄弟(全員男)や月狼警部と彼に惚れた部下+?α?達に中学生の父兄の皆さん、それぞれの因縁や願いが交錯して展開していく様は圧巻です。

戦闘や血の描写が多いので苦手な方にはお勧め出来ませんが、大丈夫な方には是非一読願いたい作品です。