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4ulilyのレビュー・評価・感想

モアナと伝説の海 / Moana
10

最高の歌と話で感動しました。

海に憧れ、海に選ばれた少女のモアナが海に行きたい願望を込めた歌やその他色んなシーンで歌う歌はどれも綺麗で大好きになりました。
この映画自体は劇場では観ておらず、YouTubeで歌を聞いて気に入り、地上波放送で観たのですが、モアナが住む島やそこでの暮らし、海での冒険、マウイと心を失くした女神との戦いなど、映像も背景も本当に綺麗で素晴らしかったです。
マウイが歌う歌も面白いですし、モアナとマウイの掛け合い、マウイとマウイの体に刻まれた刺青の中にいるもう1人の小さいマウイとの掛け合いが本当に面白かったです。
2人が対面後は全然息の合わないコンビだったのに、本音でぶつかり合って喧嘩して、仲直りした後の中の良さは本当に微笑ましかったです。
それに、今までマウイが恐れていた女神も、本当は自分の心を失くしてしまったが故に暴走し、世界を闇へと変えようとしていただけなんだということが分かるシーンは切なかったです。
でも、モアナのおかげで心を取り戻し、島に花を咲かせて眠りにつく女神の姿はとても綺麗でした。
マウイとモアナの友情が、2人が離れ離れになっても続いていて、その絆の強さにも感動した、本当に素晴らしい作品でした。

トランセンデンス / Transcendence
8

ジョニーディップの素顔がみれる映画

ウィル(ジョニー・デップ)が主演の映画。
妻エヴリン(レベッカ・ホール)は夫を愛しすぎるため肉体が滅んでも意識だけは残したかった。
そのため脳の意識を機械化しコンピューターにインストールしてしまうのだが、人工知能だけが独り歩きし、世界を機械が支配する恐怖へと陥れる。
最初から最後まで果たしてインストールされた彼のコンピューターの意識が本当にウィル本人の意識なのか?ということが付いて回る。
エヴリンはコンピューターをだんだんと信頼出来なくなる。
視聴者としては誰か人を殺めるのではないかとハラハラしながら最後までドキドキさせられるが、他のAIが地球を支配する映画と違ってラストは、ウィルのコンピューターは誰一人として人を殺していないという事実と、妻エヴリンと滅ぶところ。
二人で心中するのだから、最初から最後までコンピューターの意識はウィルだったということになる。
だからこそ機械が勝手に地球を支配するだけの世界にはならなかったことに安堵した。
モーガンフリーマンが出演しているので、あの名作マトリックスを思い出す。
あちらは完全にコンピューターが支配している世界なので、それと比べるとまだ平和にラストを迎えたことが救いと感じた。