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4nwing342566のレビュー・評価・感想

ドートリー / Daughtry
10

リードボーカルの名前を掲げたアメリカのロックバンド

「Daughtry(ドートリー)」はアメリカのロックバンドで、全米規模で行われたアイドルオーディション番組で鮮烈なデビューを果たした実績があります。2006年のデビューに始まり、2024年までコンスタントに新曲を発表し続けています。

バンド名はリードボーカルとギターを務めるクリス・ドートリーから来ていて、彼の歌声と容姿のギャップがとてもたまらないです。彼はスキンヘッドで筋骨隆々、タンクトップの似合う白人男性ですが、歌声は甘く柔らかです。Instagramでは奥さんとのラブラブな、写真や彼の手掛けたイラストを見ることができます。

Daughtryは常に新しい挑戦を続け、音楽に対して意欲的かつ挑戦的です。活動歴が長く、発表した楽曲も多いのですが、時代の変遷(あるいは彼ら自身の変化)と共に歌詞の方向性も少しずつ変わっていくのが魅力の1つです。
デビュー当時は1人の女性との別れを嘆き、今も心が囚われているといった曲が多かったのですが、途中から「抑圧や困難に見舞われても自分は懸命にあがいて生き続けている。まだ新しい自分を目指すことができる」という力強い歌詞に変化しています。

勿論それらの傾向に縛られない曲も多数あります。Daughtryの曲は各種音楽配信サービスで網羅されているので、ぜひ聞いてみてください。

Official髭男dism / オフィシャルヒゲダンディズム / ヒゲダン
9

バラエティに富んだ独自の音楽性

男性4人組から成り立つバンドでボーカルの藤原聡(愛称:さとっちゃん)が全て作詞・作曲を行い、女声域並みの超高音なハイトーンボイスと圧倒的な歌唱力、ポップ、ロック、ジャズ、ファンクなどジャンルに問われないバラエティに富んだ独自の音楽性が特徴で2018年にメジャーデビュー。「Pretender」や「I LOVE...」「宿命」「Cry Baby」など数多くのヒット曲を生み出している。
また映画やドラマ、アニメ、CMにも多くの曲が使われている。
難しいメロディーラインの曲が多いが、キャッチーなメロディーと印象的な歌詞のフレーズで多くのリスナーを惹きつけ、多くの若者を中心に人気を集めている。様々なミュージシャンもそのボーカル藤原聡の才能溢れる作詞力、作曲力に魅了されている。
武道館ライブにも多くの観客を動員。紅白歌合戦にも出場。藤原のもつセンシティブな音楽性、彼自身が描く独創的な世界観、高音で力強い歌声と4人の個性から放たれる音楽バンドに誰もが惹きつけられる。
藤原がライブで演奏するピアノでの弾き語りも素晴らしい音感と繊細さだ。
令和を駆ける次世代のスーパーバンドとして今後の注目も期待される。

甲鉄城のカバネリ / Kabaneri of the Iron Fortress
10

自分の好きなアニメの一つ

本作品は2016年に放送された深夜アニメの一つです。舞台は日本史上の武士が存在したような時代で、そこには謎の生物カバネが蔓延していました。これはいわゆるゾンビです。そしてその時代には町と町を安全に移動する手段として、甲鉄城が使われていました。自分がこの作品を好きな理由としては、暗い世界観と絶望の中でも立ち向かう姿が自分の好みに合っているからです。主人公は一話からカバネ化してしまうのですが、根性でウイルスの進行を止めて人格をとどめることに成功しさらに身体能力が向上します。これと日々開発していた貫き筒によりカバネリに対抗できるようになりました。そして無名という少女と出会い自分の今の状態をカバネリということを知るわけです。そこからの物語は驚きの連続で、多くの機会で、高揚感を感じることができました。何よりBGMと作画が大変すごいです。どれも革新的で初めて見たときはとても感動しました。そんなアニメが終わって、約二年には劇場版海門決戦も上映されました。生駒と無名の戦いはまだ続いていて、同じカバネリの生き残りとして、共感しあっている中、意識の違いで軋轢も生まれたりし、そんな中でも最終的には二人で強大な敵を倒す姿に、最高のカタルシスを感じました。いつも感情を揺さぶらせてくれるこの作品が自分はいまだ好きです。続編に期待しています。

Fate/Grand Order / Fate/GO / FGO / フェイト グランドオーダー
10

やはりfate

個人的にスマホで遊ぶゲームは嫌いです。スマホの特性上、遊ぶ人間が求めているのは「軽さ」です。である以上ゲームのクオリティは下の下です。
ただの紙芝居であり、ただのトレーディングカードでしかありません。アクションだろうとRPGだろうと、
「継続的に集金」しなければならない以上、どこかでつまらなさが出てきます。
その点、fateシリーズのfate grand order は一線を画します。
まず原作からして紙芝居のアドベンチャーの同人作品です。つまり「ストーリー」以外旨味のない作品であり、その媒体だったにも関わらず今日まで続いている面白さがあります。その系譜に則ったfate grand order は正直、「遊ぶゲーム」としては面白くありません。先述のスマホゲームの軛から逃れられてはいないからです。
ですが、それはfateにおいては関係ないのです。「面白さ」としてある部分はアクション性でもゲーム性でもない、「ストーリー」なのですから。
fate特有のギャクを交えつつも重くどっしりとしてた世界観とストーリー展開は、「軽さ」を売りにしているスマホアプリにはない唯一性です。
それが無料で楽しめます。また「継続的に」が「ストーリーが続いていく」という意味でメリットになります。
fateが好きな方にはおすすめです。

ビッグ・フィッシュ / Big Fish
7

お父さんのお話

作り話ばかりする父親とその父親を疎ましく思う息子の話です。うまくいっていない親子が親子関係の修復を図る話です。父親の話はたしかに奇想天外でうそばかりですが、どこか真実味があって、とても面白いものでした。他人の私なら、自分の半生をそのように話す人を面白い人だなと思うと思いますが、それが自分の父親ならちがうのだろうなと思いました。たしかに、真剣に聞いてるのに妄想みたいなことばかり言われたら腹がたつかもなと思いました。息子は父親とは違い、現実的な人として描かれていましたが、父親の頼みを聞いて、とてもいい物語を聞かせていました。やはり、子どもの頃、父親に物語を聞かされていたから、物語づくりの基礎があったんだろうなと思いました。どんなに離れていても、どこか似てるところがあるなんて、ああ、親子だなと思うし、見ていて微笑ましかったです。父親の葬式に、父親の話に出てきた人々が現れたのもとても素敵でした。父親は事実に着色はしてたけど、嘘はついてなかったのです。そういうふうに人生を物語に変えられるなんて、すごく心の豊かなお父さんだったんだなと思いました。私はたいした人生も歩んでないけど、子どもにおもしろおかしく伝えられたらいいなあと思いました。