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3apiropiro3775のレビュー・評価・感想

葬送のフリーレン / Frieren: Beyond Journey's End
9

泣ける日常系

かつて勇者と共に魔王を倒したエルフの魔法使いフリーレンが、勇者の死後、勇者との旅の記憶を辿るために再度冒険に出かけるというストーリー。

悠久ともいえる寿命を持つため感受性に乏しいフリーレンが、かつての勇者との旅の記憶を思い出す中で何を感じ、新たな仲間に何を伝えるのか、細かな心理描写で描かれるフリーレンの感情の機微に着目です。

人間の寿命は短く、時間は有限です。
大切な人と共有する一時一時を大事にしなければならなりません。
あたりまえのようですが、人間はどこか自分勝手に生きていて、こういった感情もいつの間にか忘れてしまいます。

そういった誰もが一度は想像する「後悔」が、緩やかな世界観の中で絶妙に表現され、共感できる作品となっています。

まずは、人間とエルフの寿命の違いと時間の感じ方に着目し、このような繊細なテーマを描き出すことに成功した原作が素晴らしいと思います。
これに加えて、アニメは、臨場的な音楽、カメラワーク、感情豊かなキャラクター、そしてどこかエモーショナルでノスタルジックな雰囲気作りによって、この漫画原作の良さを120%引き出しています。

YOASOBIが担当するオープニングテーマも、原作への理解とリスペクトに基づいた素晴らしい楽曲です。

映像も音楽も楽しめる総合作品です。

ノートルダムの鐘 / The Hunchback of Notre Dame
9

ディズニーで唯一建造物が主役の作品

『ノートルダムの鐘』は1996年に公開されたアニメ映画。原作は『レ・ミゼラブル』も書いたヴィクトル・ユーゴーです。パリの判事グロード・フロローに育てられたカジモドの物語ですが、主役はカジモドではなく、彼らが住むノートルダム寺院になります。ここでは映画のあらすじを紹介していきます。

カジモドはノートルダム寺院の鐘を突いたり、パリの人々の木彫りの人形を作って外には一歩も出ずに生活していました。しかし唯一の友達であるガーゴイルたちに促され、フロローに見つからないように道化の祭りを見に行きます。そこで美しい踊り子のエスメラルダに出会ってすっかり彼女のとりこになったものの、兵隊たちに意地悪をされて結局はフロローに見つかってしまいます。その後はエスメラルダやその仲間のジプシーたちのために必死にカジモドであった一方、ジプシーたちを嫌うフロローの怒りを買います。
また護衛隊長だったフィーバスもフロローのやり方に疑問を感じて命令に背いた結果、重傷を負ってしまいます。重傷を負ったところをエスメラルダに連れられてフィーバスはノートルダム寺院にやってくるものの、2人の様子を見たカジモドは複雑な気持ちになります。何とかカジモドとフィーバスはフロローのたくらみをジプシーたちやエスメラルダに知らせるものの、見つかって物語はクライマックスを迎えます。

牧場物語 再会のミネラルタウン
8

面白いけどちょっぴり雑?

待望のリメイク版!
ゲームボーイアドバンスのミネラルタウンの仲間たちの続編(時系列的に)です!
グラフィックはかなり変わっておりかわいくなったキャラもいれば逆にどうしてこうなった…といったキャラも笑特にリリアさんの劣化がひどく感じました笑(ポプリはすごくかわいくなっているのに…)
新要素が追加されているのはうれしいですが、それに関して全く説明がなかったり、前作をプレイしている人が混乱してしまうようなゲームの作りになってしまった点が少しあったように感じました。資材置き場とかの場所が全く分からなかったり、いけすの意味は果たしてあるのかだったり、犬がもらえなかったり…
でもまったりとするゲームや、作業ゲームが好きな方はぴったりのゲームだと思います!時間を忘れて遊んでしまうと思います。
後、一つ気になるのはバグが多い点ですね笑
馬が川に入って出てこれなくなったり、謎のテキストが表示されたり…
まぁ、ゲーム進行に支障はきたさないので問題ないですが…笑

総評致しますと色々問題点もあるように感じますがやっぱり面白い!好きな人はめちゃくちゃはまってしまうゲームだと思いますのでこの評価にいたしました。
もう少しこのゲームが有名になってくれると嬉しいです。

ボヘミアン・ラプソディ / Bohemian Rhapsody
8

時代を越えて なお、心に響くサウンドの数々。。

映画:ボヘミアン・ラプソディーは、イギリスの伝説的 ロックグループ:QUEENの、メイン・ボーカルであった フレディ・マーキュリーの人生を、他のメンバーや周囲の人々との かかわり合いを絡めながら描いた作品です。
全編に流れる フレディ自身の作曲を含む、QUEENのナンバーの数々が、
彼自身の人生の歩みと相まって、観る者の感情移入を増します。
特に、QUEENサウンドをリアルで体験した世代にとっては、懐かしさと共に、当時 こんな背景が有ったのか…と、映像・音の双方に のめり込んで行くことでしょう。
ただ、リアル世代には、病に倒れ 40代初めで早逝してしまった、稀代のカリスマ・アーティスト:フレディ役を演るのが、いったい どういう人なのか 気にかかる所でしたが…
大変よく研究され・指導を受け、フレディが甦ったかの様な錯覚に とらわれる程でした。
特に 終盤のライブエイドの演奏シーンは、ピアノの弾き方まで、きちんと踏襲していて 驚きました!
今回 改めて映画を観て・聴いて思ったのは、シングルレコードの隆盛時代に 生まれた曲とは思えない程の輝きを放ち、
今なお 褪せていない、ということです。
リアル世代に 再び感動を呼び戻し、さらに、QUEENを知らない人々にも、
こんな 素晴らしい曲・すごいグループ があったのか!と、新たな感動を与える映画だと言えるかもしれません。。