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1tbigbang0617のレビュー・評価・感想

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
10

なぜ五条悟は最強として生まれたのか

作中で自他ともに最強と呼ばれる五条悟。
呪術界のエリートである呪術界御三家の五条家の術師ですが、五条家は実質彼のワンマンチームとなっています。
それどころか御三家の中でも圧倒的な力を持つため、かなりの決定権や権力をもっています。
虎杖の死刑に執行猶予がついたのも五条の力のおかげです。
五条は無下限術式という五条家相伝の術式を持って生まれており、それとは別に六眼という先天性の特殊な眼も持っています。
この2つを持って生まれた人間はうん百年ぶりであり、呪詛師の間では幼いころから億単位の賞金首がかけられていました。
また彼が生まれてから、呪霊が年々力を増しているという話もあり、これはスポーツ界てわよくある、新記録が生まれても、またそれが更新されていくのと似た現象であり、彼の誕生が呪術界のバランスを崩したとも言われています。
うん百年ぶりに生まれた六眼と無下限術式の2つの使い手五条。
無意識に特級過呪怨霊折本里香と縛りを結んだ乙骨憂太。
1000年間現れなかった宿儺の器である虎杖悠仁、この3人が同じ時代を生きているのは何かの因果関係を感じます。
また五条が生まれたことによって呪霊の力が増したという話も逆で、呪霊の力が増したから、それに対抗とできるよう五条という最強が誕生したのではないでしょうか。

結城友奈は勇者である / ゆゆゆ / Yuki Yuna is a Hero
9

結城友奈は間違いなく勇者である

これは「勇者」に選ばれた少女達のバーテックスとの戦闘と、彼女達の日常を描いた作品です。
主人公の結城友奈、親友の東郷美森、部長の犬吠埼風、風の妹の犬吠埼樹の4人は、人々の役に立つためにさまざまな活動を行うことを目的とした「勇者部」に所属しています。
そんなある日、突然アラームが鳴り響き、神樹が作る樹海へ飛ばされます。そこで風から自分がこの世界を統べる大赦から派遣された使者であること、勇者部は勇者適正を持つ者を集めた集団であることを聞かされます。
バーテックスと呼ばれる敵が神樹に到達した時、世界は滅亡すると伝えられ、最初は困惑していた友奈達は神樹、そして人類を守るために戦うことを決意しバーテックスに立ち向かいます。
大赦から派遣された勇者の三好夏凛が加わり、バーテックスを全滅させることに成功するが、その際に「満開」という勇者の力を開放する能力を使用したため、友奈、美森、風、樹は身体の一部の機能を失ってしまいます。
そんな時、友奈と美森の前に元勇者の乃木園子が現れます。そこで「満開」の代償として自らの身体機能は供物として神樹に捧げており、治らないものであると伝えられます。それを聞いた友奈達は…。
ここから物語は佳境を迎えます。少女達の戦いの行方をぜひその目で見届けてほしいです。

変身シーンは美麗で、コスチュームや武器は美しさ、可愛さ、強さを兼ね備えており、キャラクターの個性が輝いています。1話の友奈の特殊変身が彼女の決意を表しておりとてもよかったです。
アクションシーンは迫力もあり、キャラ、武器による戦い方の違いがよく描かれており、少女達が勇敢に立ち向かいバーテックスを倒していきます。
「満開」による身体機能の喪失を知った後のそれぞれの戦いへの想い、向き合い方は共感できるものがあり、彼女達の戦い方を見届けなければいけないという気持ちにさせられます。
彼女達の絆、勇者としての決意、それぞれの想いにとても感動します。
「結城友奈は勇者である」のとおり、結城友奈は強く、優しく、そして間違いなく勇者でした。
この作品に出会えてよかったと思えるような素晴らしい作品でした。
同シリーズの「鷲尾須美の章」の視聴もおすすめします。

魔法少女まどか☆マギカ / まどマギ / Puella Magi Madoka Magica
8

タイトルとキャラデザで外さないで欲しい。

この作品の良さの中の1つにキャラデザとのギャップがあります。
なので、「なんかプリ〇ュアみたいだし子供向けじゃない?」「オタクっぽい」などの偏見を一度取っ払って見て欲しいと思います。
そこでどのようなギャップがあるというとまずイラストからは想像できない「シリアスさ」だと思います。
この作品は願いを何でも叶えてあげるから魔法少女になってほしいという「キュウベエ」というキャラクターの願いを根本に始まります。
この「なんでも願いが叶う」この希望のような言葉から彼女たちは希望をもって過ごしていきます。
しかし、この世の中にそんな甘いことはないと言わんばかりに言葉の裏に隠された、「絶望」が彼女たちを追いこみます。
その「絶望」にあらがう中で魔法少女になった少女たちの「思い」「過去」「願い」このようなものが明らかになっていきます。
その少女たちの「思い」「過去」「願い」がこの作品の「ギャップ」が表れる部分だと思います。
この「ギャップ」を特に感じて楽しんでもらいたいと思います。
また、この作品はディレクターズカット版として映画もあります。
時間がない方も手を出しやすくなっていると思います。
どんな世代の方にも楽しむことができると思いますので是非ご覧ください。