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1nhisahiro_kのレビュー・評価・感想

【推しの子】 / Oshi no Ko
8

夢追い人の輝きと苦悩

『推しの子』は、芸能界という夢と現実が交差する舞台上で、自我と向き合いながら輝きを追求する若者たちの物語です。このアニメは、アイドルという華やかな世界に生きる人々の姿を通じて、夢を追い求めるすべての人へ強いメッセージを送ります。

・芸能界の輝きとその影
物語の中心は、2人の主人公。有名な芸能人の両親を持ちながらも、自分の力で名を成そうと奮闘する少女と、彼女のライバルでありながらも秘密を抱えた若手アイドルです。彼らの目指す夢への道のりは決して平易ではなく、業界特有のプレッシャーや競争、そして自己疑念といった障害が彼らを待ち受けます。『推しの子』は、これらの障害を乗り越えていく過程での彼らの成長を、繊細かつ力強く描き出しています。

・夢追い人の成長物語
このアニメは、ただのエンターテイメント業界の物語に留まりません。それは、自己実現への道のりにおける内面的な葛藤や、互いに影響を与え合いながら成長していく人間関係の深さに迫ります。特に印象的なのは、キャラクターたちが直面する困難を乗り越える過程で見せる強さと脆さの両面です。

・視聴者への強いメッセージ
『推しの子』は、夢を追い求める過程で直面する挑戦をリアルに描きながらも、決して夢を諦めない勇気と希望の大切さを教えてくれます。キャラクターたちの旅路は、夢に向かって一歩を踏み出す勇気があれば、どんな障害も乗り越えられることを力強く示しています。

最後に芸能界という華やかで厳しい世界を舞台にした『推しの子』は、夢と現実の間で葛藤する若者たちのリアルな姿を描き、深い共感を呼びます。彼らの物語からは、自分自身の可能性を信じ、自己実現のために前進することの大切さを学ぶことができるでしょう。この作品は、夢を追い求めるすべての人にとって、見逃せない1作です。

屍者の帝国
7

考えさせられるおすすめ映画【屍者の帝国】

今回紹介するのは映画版の【屍者の帝国】です。

レビューを7とさせていただいた理由としましては、R15作品で、グロテスクな表現が含ませており苦手なにはお勧めしかねてします点と、良くも悪くも原作との内容差があることです。

こちらの作品は、屍者を労働者として使う技術が発達した、19世紀ロンドンをテーマに描かれた、河出文庫から出版されている伊藤計劃×円城塔が書いた小説【屍者の帝国】が原作のアニメ映画です。
原作がとても難しく長編な内容を、2時間で落とし込み且つ分かりやすく、興味を惹く為にキャラクターの設定変更や背景情報の割愛が目立っているものとなっております。
その為映画は、しっかり考えさせられる内容ではありますが、とても見やすいものとなっております。
映画から入りもっと詳しく情景が知りたい方には原作もお手に取って頂けましたら二度楽しめる作品です。。

さて、ここからは物語の概要を紹介させて頂きます。

19世紀のロンドン、とある技術が発達した世界線。
それは、屍者を蘇らせ肉体労働や戦場での兵士の代わりを務めさせるという蘇生技術です。
蘇生技術を個人で行うことは、禁止されている中、今回の主人公であるジョン・ワトソンは自らの親友で今は亡きフライデーを蘇らせる為に、用い逮捕させるところから物語は始まります。

かつて、魂の入った完璧な屍者を作りだしたビクター博士の手記をめぐり、アフガニスタンから日本まで様々な場所を旅をし、それぞれの思惑が交差し、魂とはどこにあるものなのか、果たして死んでしまった人は完全に蘇ることが出来るのか、その方法とは…

「求めたのは、21グラムの魂と君の言葉」

人が命を落としたら、体から消失する21g(グラム)
それは本当に魂だとあなたは思いますか?

そのような、命について、魂について考えさせられる作品となっております。
是非、一度ご覧ください。

謎解きはディナーのあとで(実写) / 謎ディ(実写)
7

映画っぽくはなかったけど…

ドラマも見ていたので、あの影山と麗子が映画で観られてよかったです。話的に映画でするほどのものかと思ってしまうところはありましたが、ドラマの雰囲気そのままだったし、影山の毒舌も冴えていてよかったと思います。舞台が豪華客船で、すごく綺麗でした。そういえば富豪警察でもお嬢様が豪華客船を持っていたし、こういう話ではあるあるなのでしょうか。麗子が誘拐されたり、ピンチの時に謎の美女が助けてくれたりと、あるがちな展開でしたが、やはり王道の話はおもしろいです。影山はなんだかんだ言いつつも、いつも麗子を守っていてカッコイイです。櫻井翔さんは優しい雰囲気のある人ですが、頭もいいし、毒舌の役がぴったりです。今回の犯人は最初からなんとなくわかっちゃいましたが、その気持ちがわからなくもないので同情してしまいした。親子愛みたいなのも感じられてよかったです。ポアロにしろ、ホームズにしろ、探偵が認める美女が出てくることがよくあるけど、今回もそういう話でした。こういう謎の美女は犯罪者は犯罪者なんだけど、カッコよくていいですね。謎の美女役の女優さんは雰囲気があるし、いくつになってもきれいなので、影山が一目置くのも納得でした。

ある日、お姫様になってしまった件について / ある姫 / Who Made me a Princess
10

絵のクオリティが高くストーリーも面白い!

『ある日、お姫様になってしまった件について』のレビューをさせていただきます。
なんといっても絵が可愛いです!一目見て目を引きますから、すぐ分かります。
主人公は睡眠薬を飲み眠ったはずが、目覚めるとなんと赤ん坊になってしまっていたのです。彼女は、赤ん坊の体で中身は大人という状況で生活をする中で、「自分がしょぼいロマンス小説の災厄によって身を滅ぼすお姫様として生を受けてしまったのではないか」と考えます。案の定、周りの人間は小説に出てくる人物と同じ名前・配役なので、彼女は先々に起こりうる最悪なことを回避するために逃亡資金を集めだします。
そして、隠し場所に財宝を持っていく最中に、自分の父(自分のことを未来で殺す男)と鉢合わせてしまいます。
小説にはない流れに彼女は動揺します。
ここから彼女の人生は大きく流れを変えていくのでした。

ハラハラドキドキする彼女の毎日は、ある層には共感できるものでしょう。
最初は父に怯えながらも、どうにか生き延びようと父に近付くうちに彼女は父について知り、家族愛を覚えていきます。
次第に彼女は父との信頼関係を築き上げていきますが、新たな障害にぶつかります。

この続きが気になる方は、漫画でご覧ください!お勧めです!!