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1mkonagiko05のレビュー・評価・感想

アビエイター
9

ディカプリオが伝説の航空界の巨人の謎の生涯を演じた『アビエイター』

『アヴィエイター』は2004年に公開された叙事的な伝記劇映画で、監督はマーティン・スコセッシ、脚本はジョン・ローガン。出演はレオナルド・ディカプリオがハワード・ヒューズ役、 ケイト・ブランシェットがキャサリーン・ヘプバーン役、ケイト・ベッキンセイルはエヴァ・ガードナー役を演じました。助演はイアン・ホルム、ジョン・C・ライリー、アレック・ボールドウィン、ジュード・ロウ、グウェン・ステファ二ー、ケリイ・ガーナー、マット・ロス、 ウィレム・デフォー、アラン・アルダ、 エドワード・ハーマン。
1993年に発表されたチャールズ・ハイアムによるノンフィクション『Howard Hughes: The Secret Life』を原作として、映画は航空界のパイオニアで映画『地獄の天使』の監督のハワード・ヒューズの障害を描いています。この作品は1927年から47年までの彼の障害を描いていて、その時代にヒューズは映画製作者として成功して、航空王となりながら、同時に強迫神経症のために精神的に不安定になっていきました。
『アビエイター』は米国で2004年12月25日に公開され、批評家たちから好意的な評に迎えられました。ディカプリオの演技とスコセッシの監督手腕が賞賛を買いました。製作予算1億1000万ドルで、2億1400万ドルの収益をあげてアカデミー賞を含む多くの賞を受賞しています。

仮面病棟
10

1つの病院を舞台に社会問題を描いている作品です

ただの病院を舞台にしたホラー作品だと思っていましたが、実際に形は違えど私たちの身にも起こりうるかもしれないことでもあり、とても考えさせられる作品でした。

命とは??平等とは??をはじめとして資本主義社会だからこそお金や権力があるものの前で力なきものは泣き寝入りするようなことも起こりうることである。
反対に自分がもしも権力やお金を持った立場になったとき本当にこれをしないと言い切れるだろうか…。
と様々な視点から考えさせられました。
感じ方は様々だと思いますが、ぜひ見ていただき考える時間を持っていただければと思います。

以下ネタバレあり

恋人をなくしたばかりの主人公の医師(速水)は、小堺(死んだ恋人の兄)に頼まれて自分が勤めているわけではない精神病院で急遽夜勤を担当することに。
主に入院患者がメインのかなり古い病院。
同じく夜勤担当の婦長から一通り説明を聞く最中、名前がない患者が何名かいることに違和感を抱くも何もないと何度も強調され、ただ部屋にいるだけでいいということだったので部屋に戻りテレビをつける。
(テレビでは近所のコンビニにピエロの仮面の強盗犯が来たとニュースが流れている)
このまま時間を過ごし夜勤を終えて、帰るはずだった…。
しかし、緊急を伝える合図が鳴り1階に降りてみるとそこにはテレビで見た仮面をかぶった男が。
ピエロに発砲されてけがを負っている人質の女子大生(瞳)を連れて立っていた。
仮面の男は、瞳の手術を要求。しかし同じく夜勤である婦長、ナースは手術室は頑丈なカギがかかっているうえ使われていないから手術は不可能だというが無理やり手術室に入るとそこは古い病院とは思えないほど最新の設備がそろっていた。
こんな古い病院に、しかも使っていないはずなのになぜ?
とまたしても違和感を抱くもひとまず手術を負える速水。
そしてピエロは速水、ナース、婦長、瞳、入院患者たち、そして後から出てきた院長も併せて人質に取り病院にこもる。
院長がお金か?とお金を渡すも興味を示さないピエロ。
果たしてピエロの目的は?
そして進んでいくエピソードの中で明らかになる結末…。

BLACK LAGOON / ブラック・ラグーン
8

独特の言い回しとキャラの個性と生き方が複雑に交差する

この漫画はまったく違う人種・職業の人間がロアナプラという国を舞台に登場人物それぞれの生き方が随所でぶつかっていきます。殺傷シーンなどがありますが、登場する人物の独特な言い回しが読んでいて面白く、今後のストーリーに含みを持たせています。主人公の岡島緑朗は日本人の商社マンで大手企業旭重工の海外資材調達部に配属されており、会社が極秘に取引していた核開発のプロジェクトが納められたCDを海賊(ラグーン商会)に奪われたところから始まります。岡島は人質として捕らえられロックと呼ばれてラグーン商会についていくことになります。朝日重工がプロジェクトの露呈を恐れてCDごと岡島緑朗を処理しようと裏仕事を専門とする傭兵会社に依頼、重役は岡島を切り捨てます。ラグーン商会と戦闘になりますが岡島は社長のダッチ・情報収集担当のベニー、そして今作のヒロインであるラグーン商会所属のガンマン、レベッカ(通称レヴィ)と協力して傭兵部隊に勝つことができます。その後、会社の重役が何事もなかったかのように会社へ戻るように岡島へ伝えると、岡島は"俺はもう死んでいるんですよ、あんたがそういった。俺はロックだ"と拒否し、ラグーン商会の見習い水夫・ロックとして生きていくことを決意していきます。大手企業に勤め日本人として生きていくことをやめ、背徳の町ロアナプラでいろんな人物との出会いや衝突によって本来持っていた価値観に疑問を持ち、岡島緑朗がロックという人間に変わっていく様子やレヴィとの関係が非常に面白く楽しみになる作品です。