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0tmilemon3564のレビュー・評価・感想

呪術廻戦 / Jujutsu Kaisen
9

呪術廻戦の魅力

『呪術廻戦』は、とても面白いマンガです。なんといっても個性豊かなキャラクター達が魅力的です。主人公の虎杖悠仁に、同級生の伏黒恵と釘崎野薔薇の3人がどう成長していくのか、関係性がどうなっていくのかも見どころです。また、五条先生や東京校の上級生、京都校のメンバー達などたくさんのキャラクターがでてくるので、自分の推しなどを見つけるのも楽しいです。そして、そのキャラクター達がどんな呪術を使って戦うのかが気になるし、見ていて面白いポイントでもあります。特に女性キャラ達は、よくマンガでありがちな、かわいくて守られる系の性格ではありません。めちゃくちゃ強くて男前、信念があって本当にかっこいいです。ただ、恋愛的要素が少なめなので、そこのところがもう少しあってもいいんじゃないかなと感じました。パッと見、男受けという感じですが、イケメンキャラが多いので女性も楽しめるマンガだと思います。呪霊達が、人間の恐怖や恨みなどの感情からでてくるものだというのが、なんとも今の時代に合っていますよね。考えさせられるポイントかなと思います。若干難しいところもありますが、一度読んでみると止まりません。次が気になってしょうがないです。アニメのほうが分かりやすいのでおすすめです。

チャカ・カーン / Chaka Khan
10

炎のように熱く情熱的なスーパーディーバ

言わずと知れた70年~80年代のR&B/ソウルを代表するディーバ(歌姫)です。
しかし、私がチャカ・カーンの歌に感銘を受け、興味を持つきっかけとなったのは、95年のスパイク・リー監督による映画『Clockers』のサウンドトラック盤に収録されている"Love Me Still"を聴いたときでした。
"The Way It Is"のヒットなどで有名なブルース・ホーンズビーとの共作で、ホーンズビー特有の複雑かつ美しいコード進行のピアノ伴奏に、チャカ・カーンの魂(ソウル)のこもったバラードが熱く響き、感動が胸に沁み渡りました。

往年のヒット曲に触れてみてもやはり思うのが、ものすごく熱い人だということです。
ステージネームのChaka(チャカ)というのは、炎とか赤とかを意味するらしいのですが、それには納得。
どの曲にも、歌唱の中に燃えるような愛が感じられるのです。
その激しさゆえに、喧嘩っ早い面もあったようですが、情熱のままに自分を表現できるところに憧れを感じます。

数ある名曲の中でも、最もドラマチックなのが84年リリースの"Through the Fire"。
出だしのシンセサイザーのシンプルなメロディーが鳴りだし、ドラムのビートがはじまるところから、もうすでに感極まってしまいます。
チャカ・カーンのよく伸びる声が、高らかに、炎を通り抜けてでも愛する情熱を歌い上げ、その強さに胸を打たれます。
熱いだけではなく、優しさや包容力もところどころに感じられ、ラブバラードとして素晴らしい作品に。
コーラスワークやエンディングの締めまで、粋なアレンジが施されたマジックのような曲です。

"Love Me Still"や、"Through the Fire"は、96年にリリースされたベスト盤『Epiphany: The Best of Chaka Khan, Vol. 1』に収録されています。
ほかの名曲もそろっていますので、こちらで堪能するのもオススメです。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL / スマブラSP / Super Smash Bros. Ultimate
9

スマブラ始めませんか

大乱闘スマッシュブラザーズシリーズは今までで5作品がリリースされていますが、今作は今までの作品のキャラクターが全員参戦しているので、きっとあなたのお気に入りのキャラクターが見つかるのではないでしょうか。今作からはスプラトゥーンのキャラクターであるインクリングや、ポケモンシリーズからはガオガエン、どうぶつの森からはしずえが参戦するなど非常に様々なキャラクターが参戦しました。アクションゲームに参戦して、普段とは違う彼らの一面を見ることができます。
良かった点は対戦がより楽しくなった点です。キャラクターの数は非常に多いですが、しっかりキャラクターの特徴を生かした攻撃が取り入れられているだけではなく、特定のキャラクターが強すぎることがないようにしっかりとバランスが調整されています。また、ステージごとにキャラクターの能力を生かした戦い方を考えることも楽しいです。ハンデの設定も可能なので、初心者と上級者が一緒に遊んでもどちらも満足できる内容になっています。
残念だった点は今作は対戦要素に非常に力を入れたためか、一人用モードが少し物足りなく感じました。前作、前々作では対戦以外でも様々な楽しみができましたが、対戦以外のアドベンチャー要素があればなおよかったです。

もののけ姫 / Princess Mononoke
9

アシタカがかっこいい。

もののけ姫はジブリの中では珍しく男のアシタカがかっこいい作品だなと思います。
今まではどっちかっていうと、女の子が主役で男は脇役っぽかったから、新しいなと思いました。
村のために、タタリを受けて、村を追い出され、タタリを解く旅に出たって設定だけでかっこいいし、そんな境遇に立たされたのに、冷静でなんて大人なんだと思いました。
村の娘が彼にお守りを渡したのもよくわかります。私でも同じ村に住んでたらアシタカに惚れてしまいます。
アシタカはとてもいいやつだし、強いし、最高なのですが、その村の娘にもらったお守りを他の女にやっちゃうところがちょっとなあと思いました。
あれは、女心をわかってないですね。
まあ、村にはもう戻れない境遇だそうですから、別に構わないことなのかもしれません。
もののけ姫であるサンは、狼らと比べると全然弱いのにエボシ様に挑んでいって、なんとも勇ましい女性でした。
アシタカが好きになるのもわかる感じがしました。
お話は自然との共存という大きなテーマでいろいろ考えさせられました。
敵であるエボシ様が悪い女性ではなく、世間から捨てられた人々を守っている、いい人なのがとてもよかったです。
自然を壊す奴らが悪いわけではない、そうせざるを得なかったのかもしれないし、すごく難しい問題なのだということがよくわかりました。
イノシシやサルの化け物みたいなのの造形も素晴らしくて、大好きな作品です。