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0fira_51_nのレビュー・評価・感想

ペルソナ4 / Persona 4 / P4 / ペルソナ4 ザ・ゴールデン
9

ストーリー最高!音楽最高!全部最高!

このゲームは、ミステリー風の推理小説を読んでいるようなストーリー展開、飽きさせないように工夫されているダンジョン探索・戦闘、キャラクターの魅力が最大限発揮されるコミュシステムなど、じっくりゲームをすることはあまり得意ではない私でも、一度ゲームを始めると止め時がわからなくなるくらい夢中になってプレイしてしまうゲームです。

中でも特にハマったのは、ダンジョン探索中に敵を倒すと、時々出てくるカードから「ペルソナ」がもらえるシステム。このペルソナ同士を組み合わせると、戦闘後のカードからはもらえなような強いペルソナになって、主人公の戦闘を強力にサポートし、頼もしい相棒のような存在になったりもします。
中には、6体の別々のペルソナを組み合わせないと生まれてこないペルソナもいるので、ペルソナ合体だけでも相当楽しめるようになっているのも魅力の一つだと思います。
苦労して作ったペルソナがボス戦などで活躍しているのを見ると、「あのとき頑張って合体させてよかったなぁ」という気持ちにまでさせられるから不思議です。

もちろん、ストーリーも抜群に面白いし、コミュシステムでは、異性の女性ほぼ全員と恋人同士になれたりと、「こんな学生時代だったらどんなに毎日が輝いていたか…」と、ちょっと遠い目になってしまう、そんな内容になっています。

まだゲームをやったことのない人は、推理小説を読むように犯人捜しをしながらストーリーに、強いペルソナを作るべく奔走し、お気に入りのコミュ相手を探しながら、ぜひゲームを楽しんでいただきたいと思います。

ペルソナ4 ザ・ゴールデンが気に入っていただけたら、ペルソナ5も併せてプレイしていただきたいと思います。前作よりもさらにスタイリッシュに、戦闘もド派手に、仲間やコミュの人々もより個性的にパワーアップしています。おススメです。

塊魂アンコール
7

すべてのものを巻き込む爽快感

目に見えるものすべてを巻き込むことができる爽快アクションゲームです。最初は画鋲、消しゴム、パチンコ玉など小さい物しか巻き込めませんが、大きくなるにつれて、鉛筆、ネズミ、本、ぬいぐるみ、テレビ、人、車、牛、家など多彩なものを巻き込むことができます。最終的には島や竜巻なども塊になってしまいます。
家の中、公園、町の中などステージは色々あり、現実ではありえないほど物があちこちに散らばっています。思わずツッコミを入れたくなるような物も配置されており、それを見ているだけでも楽しめます。
ストーリーは、大コスモの王様が酔った勢いで全宇宙の星を破壊してしまう所から始まります。そんな傍若無人な王様の尻ぬぐいで星を元通りにする役割を課せられてしまうのが、このゲームの主人公である王子です。王様のせいで星を作らされているのに、ステージをクリアできないとすごい剣幕で怒られてしまう不憫な王子です。
このゲームのすごいところは、後ろで流れるBGMがどれも聞き入ってしまうほどいい曲ばかりだということです。そんないいBGMの中で塊を転がすのは何とも言えない爽快感があります。
このゲームはswitch、PS4、Xbox One、Steamで遊ぶことができます。シュールすぎる面もあるため、好き嫌いは分かれると思いますが、気になる方は是非チェックしてみてください。

コタキ兄弟と四苦八苦
9

不器用なレンタルおじさん兄弟物語

脚本はドラマ「アンナチュラル」などを手掛けた野木亜紀子さん、監督は「もらとりあむタマ子」など数々の有名作品を手掛ける山下敦弘さん。
生きるのがへたくそなおじさんのコタキ兄弟を演じているのは古舘寛治さんと滝藤賢一さん。
まじめでちっとも融通の利かない兄を古舘寛治さん、奔放な弟を滝藤賢一さん。
性格も見た目も正反対のコタキ兄弟だが、お二人の作り上げている雰囲気やキャラクターとピッタリ一致していて、面倒なおじさんという感じが、なんとも絶妙に醸し出されているところも良い。
ドラマ全体のこのダメダメなコタキ兄弟は二人ともなんと無職なのだ。
生きるのが二人とも下手くそなのである。
そんなコタキ兄弟はお金もなく、ひょんな事から2人セットのレンタルおじさん兄弟として働くのも面白かった。
懐かしさを感じるような、昭和の純喫茶シャバダバで物語が展開されていくのも作品のノスタルジックな雰囲気と相まっている。
一話完結にも見えたが、一貫してストーリーがあり最後に見事にストンとおさまり、最終話にはこのダメなおじさん兄弟のことが大好きになっているのである。
生きるのが少し苦しくなった時に、切なくも面白い、家族愛を感じられる素敵なドラマをみてほしい。