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-asagi-1のレビュー・評価・感想

ファイアーエムブレム 聖戦の系譜 / Fire Emblem: Genealogy of the Holy War
8

親子二代ストーリー

ファイアーエンブレムシリーズの4作品目になるゲーム。
1番の特徴は、結婚による親子二代ストーリーと広大なマップだと思います。今までは主人公が一緒に戦いを増やしながら、戦闘に参加する味方を選び、ボスを倒したり、主人公が敵の城を制圧してステージクリアでしたが、今作は一つのマップが広すぎるため、味方のキャラクターを全員操作できたり、ボスが複数いたり、制圧する敵の城が3〜5くらいあったりするなど、過去作とはだいぶ違うので、ファイアーエンブレムシリーズをやったことがないと言う人もやりやすいかと思います。
物語も前半部分は、主人公が指揮官となり進めていき、後半部分は主人公の子供が指揮官になり前半部分の仲間達の子供達を仲間にして進めるので、このキャラクターはあのキャラクターの子供かと思いながら遊べるので楽しめると思います。
子供キャラクターは母親から2人ずつ生まれて、能力や武器のレベル、親の所有品、個人スキルなどは父親と母親から引き継ぐので一度ゲームをすべてクリアしてから強い子供キャラクターを生み出すにはどうゆう結婚の組み合わせがいいのか考えたり、親が結婚しなかった場合は、代理キャラクターが代わりに登場するのであえて、子供キャラクターを登場させず代理キャラクターでクリアを目指すなど、一度クリアしても何度でも遊べると思います。
ちなみに登場キャラクターやアイテムは、各地の神話や伝承に由来するのがいるため、興味があれば調べてみるのも面白いと思います。

THE DISASTER POINTS
9

良い別れを

ロックンロールしに来たよーー!!!で始まるライヴは圧巻。とにかく「楽しい」の一言に尽きるんですが、それだけでなく、自称SNSモンスターのボーカルの人の発言が力があり過ぎる。バズることもお構い無しだし、とにかく言いたいことは言う。しかも、それについての周りからの反応も全て受け止めてやろうという潔さ。男が漢で、今は古いと言われるのかもしれないけれど、それがたまらなく魅力に思える人にはたまらないです。
ステージはとにかく熱い。ライヴ数も多いのに、そのライヴ一つ一つに魂をこめてる。見てるこちらがその危うさにハラハラしてしまうけれども、それだけ熱いライヴをして完全燃焼されてるかんじだけれども、完全燃焼させられてるこちらよりもずっとタフ。いろんなことを経験して消化してきたからこその度量の広さもステキです。
いろいろな価値観を入り口から否定せず、きちんと自分なりに消化したうえで良し悪しの判断をくだすし、その否定する価値観もきちんと受け入れるという柔軟さ。出来るようで難しいことをやってのけてくれています。
オレ様的な感じではなく、オレ様を通せる器用さもありつつ、不器用さもしっかりもってる、素晴らしいです。

ストレイヤーズ・クロニクル
9

特殊能力が出てくる日本映画

日本映画の『ストレイヤーズ・クロニクル』についてレビューしたいと思います。
極秘機関による人体実験の末に誕生した特殊能力者の物語です。特殊能力者達は“チーム・スバル”と“チーム・アゲハ”に分けられました。
チーム・スバルが「人々の為のチーム」とするなら、チーム・アゲハは「人々を破滅に追いやるチーム」という事になります。
特殊能力を持つ彼らは破綻と呼ばれる恐怖にさらされています。これは廃人となる現象です。
20歳までしか生きられないという特徴もあります。

チーム・スバルとチーム・アゲハの特殊能力での戦闘シーンは見どころだと思います。
彼等には少しの余命しかありません。彼等が「一人の人間として幸せをつかみたい」と思う反面、死は迫ってきているのです。
チーム・アゲハは人々を殺しつくそうとします。リーダーである学の体には、人類が滅びるくらいのウイルスが潜んでいます。それは学が死ぬ事で発動するという、恐ろしいものでした。チーム・スバルのリーダーである昴達は学の死を防ごうとします。
そんな中、自衛隊らしき特殊部隊が動き、チーム・アゲハのメンバーを殺害していきます。
その時の彼らの生き様を見せられ、心にグッとくるものを感じました。

この作品は、「力を求めて少年少女達に人体実験をし、挙句の果てには特殊能力を身につけさせ、自分達のために利用して反抗したら殺害する」という、身勝手な大人の思いを感じました。
しかし、「人類が進化するにはこういう事も必要だ」という暗黙の了承も感じます。

小説版も出ています。映画と小説を見て何を感じるかは人それぞれだと思います。