ライオン・ガード / The Lion Guard

ライオン・ガード / The Lion Guardのレビュー・評価・感想

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ライオン・ガード / The Lion Guard
7

大人も子供も楽しめます

ライオンキング続編の序章です。
ライオンキングを数回観たことがあるのですが、2も3も出ていることを知らず、1しか観ていない私でも楽しめるような内容で、ディズニー映画でもありアニメ映画でもあるので、大人でも子供でも凄く楽しめる映画です。
シンバの子供の話ではあるのですが、まるでシンバを見ているようなデジャブなシーンが何度も出てきて、懐かしさも感じます。
あとは、ハクナマタタという言葉が最初からちょこちょこ出てくるので「ハクナマタタ=大丈夫、問題無し、気楽に」という意味を知っていれば、更に楽しめるのではないかと思います。
ディズニー映画特有のミュージカル映画のような、歌がある映画でもあるので、小さな子でも話の内容が理解できてるかわからなくても楽しめそうです。
とにかく、あのやんちゃなシンバが、こんなに立派になったのかと思うとビックリだけれど、こちらの映画はシンバの子供を中心とした内容ですし、更にこの映画の続きも気になるところですし、ライオンキングの2も3も観てみようと思える内容でもありました。
劇団四季でミュージカルの題材に使用されていますし、実写化映画もあるほど素晴らしい映画なんだな。と、いうことを改めて実感できる映画でした。

ライオン・ガード / The Lion Guard
8

動物だけが登場する作品の魅力

私にとってライオン・ガードやマイリトルポニーといった人間が出てこない作品には、それならではの魅力があるんです。なぜかというと、四足歩行である動物が言葉を話す物語は飽きずに最後まで見ることができますし、道具を使用する人間の作品に対して、動物の作品は道具を使わずにどうやって物事を成し遂げるといったわくわく感もあります。人間が登場する作品は種類が無く、見てもすぐに飽きてしまう可能性があります。それに対して動物の作品はいろいろな種類が登場するため、見ても飽きることがありません。
また、本来は食うか食われるかの関係にある肉食動物と草食動物が仲良くやっているという点も見所の一つです。以上のような理由から私にとって人間が出てこない作品には、それなりの魅力があるんです。また、人間が登場する作品が非常に多く制作されているのに対し、動物だけの作品は制作数が少ないです。特に近年ではほとんど制作されていません。さらに日本のアニメは人間が登場する作品がほとんどであり、日本における動物だけの作品の制作はほぼ無いといってもいいでしょう。それに対してアメリカはディズニーやハズブロといったアニメ制作会社で少なからず動物だけの作品を制作しています。