THE WITCH/魔女 -増殖-

THE WITCH/魔女 -増殖-のレビュー・評価・感想

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THE WITCH/魔女 -増殖-
9

歴史と覚醒は繰り返す

主人公を演じる俳優はキム・ダミからシン・シアへ変更された。実は彼女はキム・ダミが演じていた少女の妹として登場する。

韓国・済州島の秘密研究所アークが何者かに襲撃され、殺戮の中で生き残ったのがその少女だ。彼女はキム・ダミとは違い表情も少しあり、行動も大胆である。前作とは違いバトルシーンが多く、能力もかなりレベルアップしている。爽快感を求める方には絶対にオススメであり、必ず1も観たくなる作品だ。

前回から学ばなかったのか、敵はまだ能力者を製造していたそうで、今回もフルボッコにされる。1、2のどちらも主人公は血塗れなのにどこか謎の清楚さと可愛さが含まれており、それが余計に戦闘シーンで観客を魅了させる。
個人的に前作よりストーリー的な面白さは無く、謎が追加されてしまった。場面もサクサク進み、考える暇がないのが今回の作品。とにかくバトルをメインにしているようだ。
ただ、無数の組織の派閥争いや能力者にも優秀なのと劣化版が存在している。キム・ダミは最後にしか出てこず、少女から大人へと成長していた。
少女を襲う敵と顔見知りのような雰囲気で、増援として来たかと思えば笑いながら「私の妹よ」と言い放ち、敵にとどめを刺す展開に驚きを隠せない。
一体過去の少女はどんな風に成長してしまったのかが気になり、続編を観たい人も続出するだろう。その後は妹を車に乗せ、2人は何処かに消える。
1と同様ラストシーンで続きがあるようなシーンを入れるので、続編も気になるところだ。