SUPER★DRAGON / スーパードラゴン

SUPER★DRAGON / スーパードラゴンのレビュー・評価・感想

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SUPER★DRAGON / スーパードラゴン
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もっと認知されるべきグループ

2015年9月27日にスターダストプロモーションから結成されたミクスチャーユニット。通称スパドラ。メンバーは志村玲於、古川毅、ジャン海渡、飯島颯、伊藤壮吾、田中洸希、池田彪馬、松村和哉、柴崎楽であり、当時高校2年生から小学5年生の9人で結成された。結成当初は古川がボーカル担当、ジャンがラップ担当、残りのメンバーはダンサーであったが、『EBiDANアミーゴ!』といわれる番組の2016年1月30日放送回で伊藤から柴崎の若いメンバーでボーカルオーディションを行った。そこで池田がボーカル担当、田中がボーカル&ラップ担当、松村がラップ担当となる。このボーカルオーディションをきっかけに、SUPER★DRAGON内でチーム内ユニットができ、飯島までの4人がファイヤードラゴン、伊藤からの5人がサンダードラゴンとなる。
主にSUPER★DRAGONはラップやダンスミュージックを融合した『NEWミクスチャースタイル』が魅力である。彼らはスパドラだけの活動だけではなく趣味や特技を生かした活動をしている。最年長の志村はよく舞台に出演している。趣味は筋トレと紅茶、特技はアクロバットで、グループの中では主に振り付けに携わることが多い。古川は俳優として多くの映画やドラマに出演しており、代表作としては3年A組や犬鳴村などがある。グループでは衣装を担当している。ジャンは自身で曲を制作しており、SoundCloudでjjeanとして曲を載せている。グループでは自分自身でリリックを書くことも。飯島は勉学に励んでおり青山学院大学へ。愛猫の『クマくん』を溺愛、またパヤドラ校アイス部を作り大好きなアイスをオススメしている。アクロバットを特技とし、グループ内では志村と同じく振り付けを担当。
伊藤は鉄道オタクでありInstagramも鉄道との自撮りを沢山載せている。スパドラの広告塔として様々な鉄道番組に呼ばれることが多く、タモリ倶楽部やアメトークなどの有名番組にも出演。2023年3月25日パシフィコ横浜で行われたPersonaでは、長年続けていたピアノを披露し会場を沸かせた。田中はヒューマンビートボックスを特技とし、曲の中にもビートボックスが多く入っている。ライブ中ではループステーションを披露することも。ビジュアル担当でスパドラで1,2を争うほどの人気メンバーである。池田は飯島と同じく勉学に励んでおり慶應義塾大学に入学。ボーカル担当として徐々に作詞や作曲携わる機会も増えてきている。賢くクールに見えるがメンバーといる時の笑顔のギャップに惚れる人も多数。松村は最年少ながらも貫禄があり、紡ぐ言葉も文学的。ジャンと共にリリックを担当しているがジャンは『洋』、松村は『和』である。真面目な一方、群を抜いて悪ガキでありメンバーのことをよく弄っている。柴崎は料理と絵を得意としており、Instagramによく自身で作ったものを投稿している。グループ内ではグッズの制作担当。

様々な個性的な人の集まりだが、9人としてのパフォーマンスは一体感がある。YouTubeのコメント欄では多数の外国語のコメントもあり、日本以外にも知名度は広がっている。代表曲としてはUntouchable MAXやMonster!などがあるが、ただかっこいい曲だけではなく、夢を応援し背中を押すようなSOUL FLAG、コロナ禍で制作され一緒に歩んでいくようなDistanceという楽曲などもあり、まさに変幻自在のグループである。
様々な魅力で溢れており、この先の未来も楽しみになるような素敵なグループはもっと認知されるべきである。