ONE PIECE FILM RED / ワンピース フィルム レッド

ONE PIECE FILM RED / ワンピース フィルム レッド

『ONE PIECE FILM RED(ワンピース フィルム レッド)』とは、『週刊少年ジャンプ』の大人気海賊漫画『ONE PIECE』を原作とした劇場版アニメである。2022年8月に公開された。原作連載25周年記念作品であり、劇場版アニメとしては15作品目に当たる。主人公モンキー・D・ルフィにとって、そして『ONE PIECE』という物語にとっても重要人物である赤髪のシャンクスや、その”娘”ウタという少女が登場することで話題になった。音楽の島エレジアを舞台に、世界の存亡をかけた戦いが描かれる。

ONE PIECE FILM RED / ワンピース フィルム レッドのレビュー・評価・感想

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ONE PIECE FILM RED / ワンピース フィルム レッド
10

あれはまじライブ

映画というより、ライブを観た感じでした。ライブ行ったことは1度も無いですけど、ライブってこんな感じなんだろうなと。
Blu-ray出たら絶対買います。作詞家・作曲家・歌い手、どれもめちゃくちゃ豪華。YouTubeで主題歌や劇中歌が聴けるので、そちらもリピートしてます。

予告の時点で「シャンクスの娘だって!?」ってなりましたけど、映画観てその設定に納得しました。実の子供ではなくとも、赤ん坊の頃から一緒に過ごしていたのならば、ウタは娘、シャンクスは父親、他の赤髪海賊団は家族ですね。あんな可愛いくて歌が上手い子が船に乗っていたならば、凄い癒しになったでしょう。

ルフィやウタ以外に焦点を当てるとするならば、やはりミニキャラ達でしょう。ベポという白熊がミニになった時のキャプテン・ローの反応が最高。「あなたは本当にドライな海賊団のキャプテンなの???」となりますよ。ミニベポは声も普段の低い声から、体格に相応しい高い声になってました。細かいところまで詰められており、最高です。
可愛すぎてミニベポのストラップや缶バッジ、ぬいぐるみも買いました。
あとはサニーにも注目。ウタのウタウタの実によるウタワールドの中ですけど、ミニキャラになりました。
メリー号みたいにみたいに、やっぱりサニー号には心があるんじゃないかと感じさせられました。

最後の方でルフィがサニー号の船首で頭撫でてるのは何とも言えない感慨深さがあり、その直後の言葉も素晴らしく、胸がギュッとさせられました。

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9

家族みんなで楽しめる映画「ONE PIECE FILM RED」!音楽好きにもおすすめ!

世界中で大人気の漫画・アニメであるONE PIECEの劇場版第15作目の作品です。
原作者の尾田栄一郎が制作総指揮及び総合プロデュースしたFILMシリーズでは第4作目の作品となります。

本作品の世界で大流行している歌手の「ウタ」がライブをしている最中という設定なので、今までのONE PIECEの映画では考えられない量の楽曲を楽しめ、小さい子供でも飽きずに視聴できます。

楽曲に関してですが、本作品のためにMrs. GREEN APPLEやVaundy、秦 基博などの有名アーティストが作品をイメージして作詞・作曲したものになので、楽曲としてのクオリティーがとても高いです。
また、「ウタ」や観客がライブを楽しんでいるシーンではアップテンポの楽曲を使用し、逆にシリアスなシーンではおどろおどろしい曲調のものを使用しているので、視覚からも聴覚からも作品を感じられ、まるでミュージカルを見てるような感覚になります。

内容としては、「シャンクス」が娘である「ウタ」を想う気持ちと、「ウソップ」と「ヤソップ」の親子の能力がリンクする描写が上手く表現されており、親子揃って楽しめる作品だと思います。

先述の通り、シリアスな展開もありますが、大部分は戦闘シーンと音楽であるのと、コメディ要素もたくさん盛り込まれているため、何も考えずに面白い映画を見たいという人におすすめです。

最後に、原作を漫画で読んでいたり、アニメを視聴している方は、本作品にて様々な新しい伏線が張り巡らされているので、是非視聴することをおすすめします!

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8

歌姫ウタのライブ感満載の映画

ウタの歌声や歌唱シーンはAdoさんが担当しており、麦わらの一味やウタのファンと一緒にライブ会場で楽しんでいるかのような臨場感を体験することができます。Adoさんの圧倒的な歌唱力と表現力には脱帽します。それだけでも映画を観る価値があるのではないでしょうか。
序盤から中盤にかけては、あまり麦わらの一味の活躍が観られないのでファンには物足りなく感じてしまうかもしれません。しかし、後半のエレジアの地下に眠るトットムジカなる魔王をルフィとシャンクスたちが共闘して倒そうとするバトルシーンには胸が熱くなります。あの弱気で臆病だったコビーが成長して全体の指揮をとっている姿や、ウソップとヤソップ親子の息のあった協力プレー、最後にルフィとシャンクスが同時に魔王にトドメを指す場面など、長年のファンには堪らない貴重なシーンが最後にギュッと凝縮されています。とにかく赤髪海賊団の強さが別格すぎて、バトルシーンは疾走感満載で心が震えます。
「歌でみんなを幸せにする」というウタの思いには最初から嘘偽りはなく、最後の力を振り絞りながら命を懸けて歌うウタの姿には、切ないながらも生き様を見せ付けられたかのようでした。ウタを想うシャンクスの親心に家族の絆を感じ、ウタからルフィへ新時代を託すかのように麦わら帽子を返すシーンなど、感動する場面も盛り込まれています。
長年の原作やアニメファンはもちろん、あまりONE PIECEに触れてこなかった人でも楽しむことができる映画になっているのではないでしょうか。

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10

ONE PIECE史に残る屈指の大ヒット作品

日本国内の興行収入197億、歴代8位という快挙を達成したONE PIECE FILM RED。
過去のONE PIECEの映画とは違い、伝説の海賊がラスボスではなく、一人の少女との葛藤が描かれているのが印象的でした。
ONE PIECEの迫力ある戦闘描写は過去作から通り受け継がれ、幼馴染の女の子の複雑な心情や対立など従来の映画では描かれることの少なかった視点の融合に新たなONE PIECEを感じることができると思います。
また、この映画では漫画のONE PIECEでも常に謎の男であるシャンクスがピックアップされている作品です。
シャンクスの核心に迫るようなワードであったり、人々の行動などが散りばめられているのが非常に興味をそそられます。
そして、なんといってもこの映画は歌がテーマになっているため、作品中に流れる曲に注目していただきたいです。
歌い手のAdoさんを含め、作詞作曲された豪華有名アーティストたちの曲に引き込まれます。特に歌詞を意識して聞くことで物語の感じ方が変わり、様々な視点で鑑賞することができます。一回見終わった後に曲に注目して聞くことで歌詞の意味だったり、登場人物たちの心情だったりをより深く感じることができると思います。

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9

ワンピースのウタはシャンクスの娘?能力も紹介!

3年ぶりに新作公開である「ワンピース フィルム レッド」に登場するメインキャラクターのウタは、四皇の一角である、赤髪のシャンクスの娘であることが話題になっています。

ウタの声優は、キャラクターボイスを名塚佳織さん、歌唱ボイスをAdoさんが務めることでも注目を浴び、更にシャンクの娘だったとは驚きですよね。

この記事では、シャンクスの娘ということは本当なのか、また能力についてまとめました。

<シャンクスが父親って嘘!?娘ではなかった>
少しネタバレになってしまいますが、結論からいうとシャンクスは実の父親ではありませんでした。
ウタは小さいころに海賊に襲われ両親を失っています。
たまたま海賊に宝を奪われている中に紛れていたのがウタで、シャンクスはその海賊船を通りかかりウタと出会いました。
血は繋がっていませんが、シャンクスはウタを本当の娘のように大切にしました。

<ウタの能力であるウタウタの実は?>
ウタの能力は、ウタウタの実で、歌声を聞いた者をウタワールドと呼ばれる仮想空間に導く能力です。
ウタの能力は取り込んだ強者も無意識に仮想空間に導くため、誰も手も足もでない最強の力です。

<ウタウタの実の能力一覧>
1.歌声が耳に入った者たちの意識を仮想世界「ウタワールド」に招くことができます。
2.仮想世界ではすべて自身の思い通りにできます。
3.音符を変化させて食べ物にしたり音符の戦士を召喚したりできます。
4.五線譜で拘束できます。
5.任意の対象の服装を自由に変更できます。
6.意識を奪った者たちの現実世界での体を自在に操れます。
7.能力を発動したままウタが死んだ場合、永久に仮想世界から出られません。
8.魔王「トットムジカ」を呼び出すことが可能です。

と、寝ている人も強者もウタの仮想世界では、ウタのわがままし放題なのでかないません。
ウタはとてもやさしい心を持っていて、歌で幸せの世界つくりたいと常に願っています。

ウタは本当の父親ではないシャンクスのことも思いつづけています。

ONE PIECE FILM RED / ワンピース フィルム レッド
8

歌の力を感じた

観た感想としては、ウタの歌唱シーンが多めでミュージカル感がすごいと思いました。
類似のアニメをあげるとしたら“歌”ד戦闘“という点で、マクロスシリーズに近いと思います。
過去に少しでも、ONE PIECEをアニメや漫画で見たことがある、麦わらの一味やその他主要キャラくらいなら知っているという程度のライト層の方なら普通に楽しめる内容だと思います。
ワンピガチ勢の方からしたら、過去の作品と比べてもONE PIECE感があまりなく、AdoさんのライブやMVを見ているように思う方も少なくないと思います。
前述のとおり、ライト層の方には割とウケる作品だと思うので、冒頭のウタの『新時代』からアガると思います。
また、ウタが劇中で歌う曲はAdoさんのアルバム“ウタの歌 ONE PIECE FILM RED“に全て収録されているので、映画の鑑賞前後に聴くと、鑑賞前と後で一曲一曲違った解釈ができるのも楽しみ方の一つかなと思いました。
個人的にはトットムジカとの戦闘シーンで、赤髪海賊団と麦わらの一味らが共闘するところのウソップとヤソップで泣きました。
初めてウソップがかっこいいと思いました。
ウタとシャンクス、ウソップとヤソップのように親子の絆が描かれた作品だったので、どちらの立場から観ても苦しかったです。

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9

音楽とアニメが生み出した新世界エンターテイメント

国民的アニメONE PIECEの劇場版第15作品目となる“ONE PIECE FILM RED” 物語のヒロインは、シャンクスの娘という衝撃のカミングアウトでファンを驚かせ、とある重大な秘密を抱えている歌姫“ウタ” 。
そのウタの歌は、「うっせえわ」などで一躍有名になった抜群の歌唱力を誇るAdoが歌唱しています。
楽曲提供は、Mrs. GREEN APPLEや中田ヤスタカなど豪華メンバーであることも話題となっている今作。
音楽、アニメといった枠を超えて、全く新しい新世界エンターテイメント作品です。
映画が始まってすぐ繰り出される圧倒的な音楽エンターテイメント。
『新時代』と『わたしは最強』の2曲に、早くも魅了され物語の中に入り込でしまいます。
本当にライブ会場にいるかのような高揚感、そしてキャラクター達の個性が底抜けに明るい曲に合わせて上手く表現されていて、ワンピースを知らない方でも楽しめる演出になっています。
みんなで楽しく盛り上がっていた序盤から一転、ウタの感情に合わせて物語も大きく動いていきます。
『逆光』『ウタカタララバイ』『Tot Musica』はまさにウタの心そのもの。
Adoの力強い声でさらにこちらの感性も揺さぶられていきます。
幸せな人生とは?真に平和な世界とは?海賊とは?
現代社会が抱えるさまざまな課題とリンクし、ただ楽しいだけでなく大人も考えさせられる内容です。
ワンピースファンはもちろん、音楽と映像美を楽しみたい方にも是非オススメします。

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4

映画見るまえに!知っておきたい「ONE PIECE FILM RED」

ワンピース好きなら気になる”赤髪のシャンク”。そんな彼の過去を知りたい人はいませんか?
大人気アニメ『ワンピース』の映画『FILM RED』をみてきました。ワンピースファンなら待望の作品なのではないでしょうか?しかも今回は、今まで作中でもなかなかお目にかかれない赤髪海賊団が登場します。四皇としてワンピースの世界でトップに君臨する彼ら、そしてルフィ率いる麦わら海賊団がシャンクスの娘のウタの作り上げる新時代のライブコンサート場から映画がスタートします。
ウタはシャンクスの"娘"と情報がたくさん流れていますが、血はつながってはいません。そして、ルフィとは幼馴染み。なんとウタはシャンクスが戦った後に奪った財宝に残されていた赤子だったのです。どうしようと悩むシャンクス、しかしウタとは共通点が。それは彼自身も海賊王ゴールドロジャーに拾われ、船で育てられた存在だったのです。自分自身の経験を思い出し、ウタを赤髪海賊団の船で育てることを決めます。そんなウタは歌が大好きで、物心がつく頃にはその才能は発揮され、そして彼女の歌う歌にはある能力が備わっていたのです。世界政府が追いかけるほどの力でした。
彼女のその能力はよく使えば人を豊かにし、一方で最悪の事態を起こす可能性もあります。そんなウタをたすけるのが赤髪海賊団、そして麦わら海賊団。ロー率いるハート海賊団もいますが、あくまでもメインはシャンクス、そしてウタ、ルフィの三人です。
結末まではお話はしませんが、私が評価を低くした理由は、この映画は音楽要素がつよく、そしてAdoさんが好きな人限定のような映画だと感じたからです。実際に歌はAdoさんが歌っていますが、アクションや、感動、戦闘シーンなどを期待した自分が甘かった。
なので、戦闘を期待して見に行く方がいたら、映画館ではなくショップや、有料動画サイトなどに掲載されるのを待つべきかと思います。
音楽、そして、内容が気になる!たのしみ!そういった目的で行くのであればかなり楽しめるのではないでしょうか?
以上、ありがとうございました。

ONE PIECE FILM RED / ワンピース フィルム レッド
9

音楽×バトルの新感覚ストーリー

映画が始まると同時にAdoの「新世界」が流れ始めます。今作品のメインキャラクターである”ウタ”には2人の声優がいます。会話などのメインの声優パートを務めるのは、名塚佳織さん。歌唱パートを務めるのは、アーティストのAdoさん。声優が分けられているからこそ会話パート、歌唱パートそれぞれの世界観を楽しめます。映画のストーリーを楽しめるのはもちろんのこと、今作品ではライブさながらのAdoさんの音楽を楽しむことができるのも醍醐味のひとつです。歴代のワンピースが麦わらの一味のバトルシーンが多いのに比べ、今作品は歌がメインの映画ということもあり、バトルシーンは少なめです。その分、シーンごとに喜怒哀楽が表現された音楽を楽しむことができたり、メインキャラクター”ウタ”の細かいストーリーを楽しむことができます。”ウタ”というメインキャラクターがシャンクスの娘という重要なポジションにいるにもかかわらず、なぜ今まで正体が明かされることがなかったのか?その問いが映画を鑑賞していくことで明らかになります。今作は楽しみ方が多岐にわたります。かつて登場したアニメのキャラクターが再登場。作り込まれたストーリー、音楽。ワンピースに詳しい方はかつて登場してきたキャラクターを懐かしむことができ、ワンピースを知らない方でも映画のストーリーやAdoさんの圧巻の歌唱力を楽しむことができる。ワンピース通、ワンピース初心者どちらにもオススメできる作品です。

ONE PIECE FILM RED / ワンピース フィルム レッド
10

圧巻の歌声と映像

今作は「ウタ」という少女が歌で世界の人々を幸せにする、ということが大きな作品のテーマのひとつです。その為、まだ映画を観ていない方の中にも、すでに楽曲をTVやYouTubeなどで聴いたことがあるのではないでしょうか。歌は好きだけど、わざわざ映画館で聴くほどのものじゃないのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、これは自信をもって映画館で観るべき作品であると勧めます。あのAdoの歌声に、最高の映像と音響が合わさり、まるでコンサートに参加しているような雰囲気を味わうことができます。それぞれの曲が歌われる背景が存在するため、映画を観る前後ではその歌の重さや意味のとらえ方に変化が生まれ、より強く重く胸に残るでしょう。
話の流れに合わせて、これまで麦わらの一味が旅してきたゆかりの場所が描かれています。さらに、登場するキャラクターも普段の漫画やアニメではありえないような組み合わせで、長くこの作品を愛している方には熱いストーリーであること間違いなしです。
先ほど述べた通り、この映画の主なストーリーは「少女が歌で世界の人々を幸せにする」こと。テーマ自体はどんな人でも比較的容易に飲み込めるのではないでしょうか。その為、ONE PIECEに詳しくない方もつい心動かされてしまうことでしょう。