ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー

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ビーストウォーズメタルス 超生命体トランスフォーマー
10

シリアスとギャグのミックスの素晴らしきお手本

アニメのサブスクでビーストウォーズメタルスを見た第一印象は、「なんだこの気持ち悪い見た目のトランスフォーマーは」と、悪い方に思っていたけれど、豪華声優陣がまじめとおふざけのバランスをうまくとって、動物と自然しかない惑星で命がけのデストロン軍との戦いの真っ最中なのに、ふざけたアドリブで笑わせてくる。でも、場の空気をぶち壊すふざけ方じゃないから、ビーストウォーズだけのシリアスギャグな空気を気が付けば全肯定して楽しんでいて、お気に入りのキャラもできていた(蜂のワスピーターと、ごっつんこが口癖のインフェルノ←お前、そんなかっこいい名前やったんかと、口癖とのギャップに驚愕した)。
キャスト陣が別の作品に出演して、お笑い系のキャラを演じたのを見て聞いてきたから、この人はお笑いの演技が上手くて面白いという信頼感があったのもあるだろう。それに、オープニング、エンディング、次回予告でもテンションマックスでメインキャラが喋っていた。次はだれが何を言うんだろう、どう笑わせてくれるんだろうと、ファンを手放さない作りにしていたから、いくつもテレビシリーズが作られたし、時を超えて新作映画も制作、公開されるほど愛されたのだろう。