放課後、恋した。

放課後、恋した。のレビュー・評価・感想

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放課後、恋した。
8

キラキラした人に憧れて

なんの特技も取り柄もない主人公の高校生、葉山夏生は教師で兄の勧めもあって男子バレー部のマネージャーをすることになります。
夏生の初めの仕事は男子バレー部に久世渚を入部させること。
一癖も二癖もある渚に振り回されながら夏生は渚にバレー部に入ってもらおうと奮闘します。渚にバレーをしてもらうために奮闘する姿は、なんの取り柄も特技もない主人公の姿ではありませんでした。自分の事は気にもかけずにチームの為に渚のために行動する夏生の行動は素敵で人のために最善を尽くす事が夏生の取り柄なんだと読む人は感じると思います。
その夏生の頑張りを影で支える桐生くん。優しくバレーがうまく渚の中学の同級生です。
桐生くんは夏生に好意を持っていますが本人は全く気が付きません。なぜなら夏生が好意を持っているのは渚だから。
ここで恋愛マンガ王道の三角関係となります。
夏生は、自分を高め厳しくも時に優しいツンデレ渚を選ぶのか。それとも甘く優しく見守ってくれる桐生を選ぶのか、ドキドキキュンキュンする漫画になっています。
渚・桐生は恋のライバルでもあるけれどチームメイトです。バレーではお互いに夏生を喜ばせる為に協力して勝ち進んでいきます。二人共夏生の笑顔が見たいから。
そんな渚・桐生の爽やかさ・男らしさもこのマンガンの見どころです。