ハンバーガー・ヒル

ハンバーガー・ヒルのレビュー・評価・感想

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ハンバーガー・ヒル
7

ベトナムの密林山岳地帯での精鋭部隊の凄惨な戦闘を描いた『ハンバーガーヒル』

『ハンバーガーヒル』は1987年の米国の戦争映画で、ベトナム戦争下の1969年に米陸軍第101空挺師団「スクリーミングイーグル」の第187歩兵連隊第3大隊がアプビア山で北ベトナム正規軍の塹壕・地下壕で強化された陣地に攻撃を仕掛けた戦闘を扱っています。
米軍の軍事記録ではこの戦闘は「937高地」の戦闘として記録されており、それは山の高さが937メートルと記されていることに由来しています。
脚本の担当はジェームズ・カラバトソス、監督はジョン・アーヴィン、映画の出演はディラン・マクダーモット、スティーヴン・ウェバー、コートニー・B・ヴァンス、ドン・チードル、マイケル・ボートマン。
ノベライゼーションを行ったのはウィリアム・ペルフライ。映画の製作はRKO映画で、配給はパラマウント映画です。

1969年、ベトナムで1個小隊の戦闘が展開されて1名の兵士が救助ヘリコプターで命を落としました。
小隊の兵士たちは5名の新兵を補充されて、第101空挺師団第187歩兵連隊第3大隊の小隊として再度、戦地に投入されることになります。
5名の補充兵というのは、教えられたことをすべて覚えていないせいで怒られることにいつも不平を言っているベレツキー、自分の名前を周囲がちゃんと発音してくれないことに苛立つラングイリ、補充兵の中で唯一の黒人兵で物静かで保守的なウォッシュバーン、ベトナムでの戦闘任務を志願したビーンストック、冷静で新兵の中では期待されているガルヴァンでした。