ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト / Bloodstained: Ritual of the Night

ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト / Bloodstained: Ritual of the Nightのレビュー・評価・感想

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ブラッドステインド:リチュアル・オブ・ザ・ナイト / Bloodstained: Ritual of the Night
9

探索型横スクロールアクションRPGの魅力を最大限に堪能できる逸品。

Bloodstained: Ritual of the Nightはダンジョン探索型横スクロールアクションRPG(メトロイドヴァニア)。
本作はコナミから発売された「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」や「悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架」をはじめとするシリーズで知られる五十嵐孝司氏が、独立後に制作したゲーム。氏が手掛けるメトロイドヴァニアは2010年に発売された「悪魔城ドラキュラ ハーモニーオブディスペアー」以来の作品だ。
本作の舞台は、18世紀イギリス。主人公の孤児のミリアムは幼少の頃、錬金術師の改造によって悪魔の力を使うことができる「シャドーリンカー」という存在になった少女。同じ境遇で親友だったジーベルは人間に復讐するため、悪魔を召喚し人々に危害を与えていた。ミリアムはそれを止めるため、彼の居城へと乗り込むという話だ。
シャドーリンカーは悪魔や、ボスを倒すと「シャード」を手に入れることでその特殊能力を手に入れることができる。
シャードには炎を出して大砲に着火させたり、今まで行けなかった部屋へも行くことができるようになるのだ。そこがこの作品の一番の醍醐味と言ってもいいだろう。
劇中では、レシピを元に料理を作ったり、悪魔からドロップしにくい確率のシャードやアイテムなどを集めるために何度も倒したりと、収集グセのある人にはかなり時間泥棒な作品だ。
難易度としてはアクションが苦手な人にも易しめに作られている。もっとアクションを楽しみたい!という人にはボスラッシュモードもあるので両者ともに楽しめるだろう。
筆者もそうだが「悪魔城ドラキュラX 月下の夜想曲」が好きなら必ずハマる作品であることは保証しよう。