モアナと伝説の海 / Moana

モアナと伝説の海 / Moanaのレビュー・評価・感想

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モアナと伝説の海 / Moana
10

夏にピッタリ

これを見れば気分はあっという間に南の島へ!あの南国の美しさが、アニメーションとは思えないほど美しい。キャストの歌声に潮の香りを感じ、海をゆく冒険に、日常を忘れます。初めて見ると多感な時期の女の子に向けた作品のように感じましたが、小さな子どもにも理解できる内容です。神話がもとになっているので、神話好きな大人も引き込まれることでしょう。個人的に大好きなのは、随所に見られるジブリ作品へのオマージュ。ディズニー作品でありながら、ジブリを感じずにはいられない不思議な作品に仕上がっています。数あるジブリ作品のいいところを一作品にまとめ、描いたところはさすがのディズニー。圧巻です。ヘイヘイ、マウイ、タラおばあちゃん…といった魅力的なサブキャラクターにも注目です。吹き替えの声優さんは尾上松也さん。あのうまさと歌声は、今まで尾上さんのファンでなかった私も、思わずファンになるほど!おばあちゃん役の夏木マリさんも、役のうまさはもちろん、歌声も最高です!子どもは純粋に楽しみ、一緒に歌い、大人はその映像美に酔いしれ、日常を忘れ、大切なものを思い返す。夏にピッタリの作品です。

モアナと伝説の海 / Moana
9

何度でも観たくなる作品

南国の島を舞台に、呪いにかかり魚も獲れず、植物も枯れてしまった島と、その島の住人を救う為に、村長の娘モアナが半神半人のマウイとともに、テフィティの心を返しに行く冒険を描いた物語です。映像がとにかく綺麗で、海の描写もとてもリアルで美しく引き込まれます。ストーリーも危険な海や島や海底での大冒険、炎の神テカに溶岩の攻撃を受けて道を阻まれテフィティの所までたどり着けないなど、ドキドキハラハラの連続で、最後まで大人から子供まで楽しめます。恋愛要素は全くなく、ヒロインはいるけれど王子様は出てこない珍しいディズニー映画です。マウイは赤ん坊の時に顔が醜いという理由で両親に捨てられたところを、神に拾われ、半分が神の身となって生きながらえたという過去がありました。傷ついたマウイは、人間に好かれたいという想いから、人間のために太陽を捕まえて昼間を長くしたり、島を引き上げたり、船に追い風を吹かせたり、様々なことをしてきます。それほど承認欲求が強いマウイが、モアナと出会い一緒に旅をすることで、自分を見つけていくというストーリーです。
この映画は「自分は何者なのか、自分とは何か、自分の役目は何か、自分は何がしたいのか、心の声を聞け」というメッセージを伝えたいのだと思います。作中に流れる歌は実力派による歌唱なので、とても素敵で楽しめました。何度でも繰り返し観たくなる映画です。

モアナと伝説の海 / Moana
8

コミカル!でも愛情にあふれた作品

ディスニー映画で初めて南国を舞台にした作品です。
特に素晴らしいのは映像表現。波しぶき・登場人物の髪や自然風景が息をのむような美しさです。それを見てるだけで癒されます。
映画の舞台は、大昔に神・テフィーティーの心を盗んだ半神マウイによる伝説が言い伝えられる南国の島。海に強いあこがれをもつ島の王女・モアナは海の意志に選ばれ、伝説であるテフィーティーの心を返しに行くため、船で海に繰り出します。
途中遭難しそうになりながらも、盗人である半神・マウイの島に漂着します。モアナはマウイに心を返すよう説得を試みますが…
美しい自然と陽気で楽しい音楽が見る人全員をハッピーな気持ちにするのは間違いありません。そして何より母なる海の偉大さ、尊さを感じ、大切にしたいと感じる作品です。
私がキャラクターの中で一番好きなのは、マウイです。マウイの吹替を担当した米国の人気俳優であるドウェイン・ジョンソンの声はマウイにピッタリだと感じます。俳優として彼を知っている視聴者にとって、アニメの吹替を担当する彼の声と歌は、かなり面白く感じるのではないでしょうか。
本作はきれいな歌と音楽、魅力的な海と自然を丁寧に描いた美しい作品です。