七つの会議

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七つの会議
5

池井戸作品の共通点

池井戸潤作品での共通点は、主人公の正義のような信念ではないかと私は感じているのですが、ぐーたら会社員の八角が売上、利益追求ばかりを追い求め、軍隊みたいな会社での会議でも臆することなく、居眠りを繰り返したり、やる気のない態度を見せても特別扱いされたり、何故そんなことが許されるのかを解き明かしていったところ、重大な真実にたどり着いていくというストーリー展開でした。
始めは見ていくうち、八角のキャラ設定が奇才な一会社員だったのですが、ストーリーを展開していくうち、そんなキャラがどこかへいってしまい、このキャラってどんな性格してたっけ?どんなタイプの人なの?といまいちキャラが確立されてないふらふら人間のように感じました。見ていてなんかよくわからない人格を感じ落ち着かなかったです。
ストーリー的には普段テレビでやっているような池井戸作品とあまり変わりない感じでしたので、映画館の大スクリーンで見るほどのものなのか、DVDで見た方がよかった気がしましたが、エンディング中に流れていた八角の意見は、会社や、日本社会の的をついていて、きれいごとではない社会の本音をとても良くわかりやすく語っていたと思います。