ゴーストバスターズ

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ゴーストバスターズ
8

SFコメディ洋画感想

1984年に公開されたアメリカのSFコメディ映画で、映画自体大ヒットを記録し、当時社会現象を巻き起こしたほどの影響を与えた作品です。
主なあらすじは霊体の研究をしていた3人の科学者が大学から費用を打ち切られ端を機に幽霊退治の会社「ゴーストバスターズ」を立ち上げて各地で起こる怪奇現象に挑むという流れとなっています。
幽霊を扱っている作品ですがホラー要素は皆無で(登場するゴーストもユニークなデザインのものが多いですし)、主人公4人の軽妙な掛け合いといい、本作を語る上で実にお有名なテーマ曲といい、終始コメディタッチな作風として仕上がっていて、クライマックスでは邪神との闘いになってもそのノリは変わらないので最初から最後まで肩の力を抜いて楽しめる作品なのも本作がとっつきやすい印象をうけるのかもしれません。
また、劇中登場するゴースト捕獲機から発せられるロープのようなビームのインパクトも本作では有名なシーンの一つといえます。
本作を象徴するゴースト達も恐ろしい風貌のものもいますが、ゴーストバスターズが最初に捕獲するスライマーなど前述のようにコメディ的なデザインで、クライマックスでは邪神ゴーザが変身したマシュマロマンがそのシュールな容姿と裏腹な怪獣映画的な演出で現れるのも今見てもインパクトが絶大で(笑)、それらの要素が見事にマッチして当時大ヒットを記録したんだなと思いました。