ニンジャバットマン

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ニンジャバットマン
5

アニメ映画感想

2018年6月に公開されたDCコミックスの代表作・バットマンを題材にした日本のアニメ映画で、バットマンとバットマンの宿敵たちがなんと戦国時代の日本にタイムスリップし、そこでヴィラン達が戦国大名になって覇権をかけて争う状況になり、バットマンと仲間達は歴史改変を食い止めるため、宿敵ジョーカーを始めとする大名になったヴィラン達に挑むというかなり奇想天外なストーリーになっていて(笑)、これも脚本を端とした中島かずき氏の持ち味といえます。
この戦国時代にバットマンとヴィラン達がタイムスリップしたという設定だけでもすごいのですが、ストーリーが進行するに従って、ヴィラン達がはびこる居城が巨大ロボットに変形したり(笑)、最終的に戦隊シリーズのように城ロボット同士が合体したり(笑)、猿を操る笛を使って集めた猿達を合体させて巨大にしたり(笑)、さらにそこに無数の蝙蝠たちを合わせて巨大なバットマン(しかも初期のデザイン)にしたりと奇想天外ぶりが段々エスカレートしていく流れが壮絶でした(笑)。
前述の奇想天外ぶりが印象的な本作ですが、戦国時代という未知の世界で従来の戦い方ができずに葛藤するバットマンの姿はらしさが出ていましたし、今回ジョーカー役を担当した高木渉氏もはまり役になっていました。